【夏に向けたダイエットに関する意識調査】「ダイエット商材」のリピート率は5割を超える結果に

EC業界特化型メディア「ECのミカタ」を運営する株式会社Ryo-MA（所在地：東京都渋谷区　代表取締役社長：小林亮介）は「ECのミカタ総研」において消費者の市場動向調査を行ないレポートをリリースし、事業者にとって経営戦略を練る上で欠かせないデータを広く発信しています。
今回、2015年4月15日(水)～4月17日(金)の3日間、全国の20歳～59歳で、今年の夏に向けたダイエットをする予定があり、そのダイエットにお金をかける予定のある男女400人を対象に「夏に向けたダイエットについて」をテーマにしたインターネットリサーチを実施いたしました。

〈調査背景〉
5月も終盤となり暖かさが増し、目の前まで夏が来ているかのような日々に突入しました。
薄着になる夏までに、ダイエットを行いスリムなシルエットを手に入れたい人も多くいる事でしょう。
夏を目前に、ダイエットに関心の高い消費者はどのような思いを持っているのでしょうか。
そこで今回は、今年の夏に向けたダイエットをする予定があり、そのダイエットにお金をかける予定のある男女400人に、「夏に向けたダイエット」をテーマにした意識調査を行いました。報道の一資料として、ぜひご活用下さい。

【調査概要】
１.調査の方法：インターネット調査
２.調査の対象：夏に向けたダイエットをする予定があり、そのダイエットにお金をかける予定のある全国の男女20歳～59歳（各年代男女50名ずつ）を対象に実施
３.有効回答数：400人
４.調査実施日：2015年4月15日（水）～2015年4月17日（金）

◆「夏に向けたダイエットに関する調査」主な質問と回答
・夏に向けてどのようなダイエットを行う予定？
　　　第1位「食事制限をする」61.8%
　　　第2位「ランニングや筋トレなどの運動」45.5%
　　　第3位「カロリー管理をする」44.3%
・ダイエット商品の購入経験は？
　　　第1位「インターネットで購入した経験」44.5%
　　　第2位「どちらでも購入した経験がある」21.0%
　　　第3位「実店舗で購入した経験がある」19.0%
・やってみたいダイエット方法は？
　　　第1位「食事制限ダイエット」49.0%
　　　第2位「ジムのトレーニングマシンを使う」38.0%
　　　第3位「話題のサプリメントを使う」33.3%


Q1.あなたは今年の夏に向けたダイエットをどのくらいの期間行う予定ですか。
（お答えは1つ）【N=400】

今年の夏に向けたダイエットの予定期間について聞いたところ、「1ヶ月以上」と答えた方が半数を超える55.0%という結果となりました。
夏に向けてダイエットをする2人に1人が1ヶ月以上継続してダイエットを行う予定である事が分かります。
ダイエット商品を取り扱う企業様は、「1ヶ月分お得パック」や「1ヶ月スケジュール企画」など、1ヶ月を単位とした企画もポイントとなるのではないでしょうか。


Q2.あなたは今年の夏に向け、どのような方法のダイエットを行う予定ですか。
（お答えはいくつでも）【N=400】

今年の夏に向けたダイエットの方法について聞いたところ、第1位「食事制限をする」61.8%、第2位「ランニングや筋トレなど運動を行う」45.5%、第3位「カロリー管理をする」44.3%という結果となりました。
ランニングや筋トレなどを行い自発的に身体を動かす事より、食事制限をする事で成功したいと思う方が多いようです。
特徴として、ジムや器具などを使用したダイエットより、自分のカラダひとつでも可能なダイエットに人気が集まっている点も見受けられます。
その他自由回答では「そばダイエット」や「お茶を飲む」など、低カロリーなもので空腹を満たす方法をあげている方もいらっしゃいました。


Q3.あなたの、今年の夏に向けたダイエットの予算をお答え下さい。
（お答えは１つ）【N=400】

今年の夏に向けたダイエットの予算について聞いたところ、第1位「5,000円以上10,000円未満」32.3%、第2位「5,000円未満」29.8%、第3位「10,000円以上30,000円未満」24.3%という結果となりました。
ダイエット商品を取り扱う企業様は、「5,000円以上10,000円未満」という価格帯を目安にして、ダイエット商品を販売する事が1つのポイントとなるのではないでしょうか。


Q4.あなたのダイエット経験についてお答え下さい。
（お答えは1つ）【N=400】

ダイエット経験についての質問では、6割以上の方が「ダイエットの経験があり、リバウンドをした経験がある」と答えている事が分かりました。
一度ダイエットに成功しても、気がつかないうちに気が緩み、ダイエット前のスタイルに戻ってしまったという方が多いのでしょうか。
一方、一度のダイエットで成功したままリバウンドをしていない方も23.3%います。


Q5.あなたの、ダイエット商品（サプリメントやダイエット器具など）の購入経験をお答え下さい。
（お答えは1つ）【N=400】

ダイエット商品の購入経験について聞いたところ、第1位「インターネットで購入した経験がある」44.5%、第2位「どちらでも購入した経験がある」21.0%、と続き、ダイエット商品の購入はインターネットで行う方が多くいらっしゃる事が分かりました。
目的が明確であるため、店頭で店員と顔を合わせ購入する事をためらう方もいらっしゃるのでしょうか。
また、ダイエット商品を購入した事がない方も15.5%いますので、潜在顧客へのアプローチとして自社商品を利用し、ダイエットを喚起させるプロモーションを行えば、新たな商機をつかむチャンスを得られるかもしれません。


Q6.あなたは継続的にインターネットで購入しているダイエット商品はありますか。
（お答えは1つ）【N=262】

インターネットでダイエット商品を購入した経験がある方に対し、継続的にインターネットで購入しているダイエット商品について聞いたところ、約半数の方が「ある」と答えています。
つまり、インターネットでのダイエット商品販売では、半分の方がリピーターとなる傾向があるという事なので、新規顧客の獲得はやはり重要であるといえるでしょう。
同業他社の中で、自社にしかできない際立つ訴求方法の有無が大きなポイントになるのではないのでしょうか。


Q7.あなたが継続的に購入しているダイエット商品を、同じジャンルの別商品に買い換えるとしたら基準は何ですか。
（お答えはいくつでも）【N=137】

インターネットでダイエット商品を購入した経験があり、継続的にインターネットでダイエット商品を購入している方に対し、ダイエット商品を買い換える基準について聞いたところ、第1位「同程度の商品で安価である」67.9%、第2位「新商品でより効果がありそうな商品を見つけた」49.6%、第3位「TVCMなどで試してみたい商品を」23.4%という結果となりました。
「値段」と「新製品」かつ「より効果がありそうか」が買い替えを決心するポイントのようです。


Q8.あなたはインターネットでダイエット商品を購入する際、抵抗感はありますか。
（お答えは1つ）【N=76】

【Q5】で「実店舗で購入した経験がある」と答えた方に、インターネットでダイエット関連商品を購入する際に抵抗感があるかについて聞いたところ、55.3%の方が「ない」と答えました。
店舗とインターネットの両方でダイエット商品を購入した事がある方は、概ねインターネット購入に抵抗感がないようです。


Q9.あなたがインターネットでダイエット関連商品を購入する際に、抵抗感を感じる理由は何ですか。
（お答えはいくつでも）【N=25】

【Q8】で、インターネットでダイエット商品を購入する際に抵抗感が「ある」と答えた方にその理由をお聞きしたところ、第1位「品質に不安を感じる」64.0%、第2位「実物を見る事ができず不安に感じる」40.0%、第3位「原産国が分からない」24.0%という結果となりました。
実物を見られないためか、品質の不安が抵抗感の大きな要因である事が分かります。
対策として、掲載画像の工夫や品質表示の徹底等、品質の保障を訴求する事も重要なのではないでしょうか。


Q10.あなたが機会があればやってみたいと思うダイエット方法をお答え下さい。
（お答えはいくつでも）【N=400】

機会があればやってみたいと思うダイエット方法について聞いたところ、第1位「食事制限ダイエット」49.0%、第2位「ジムにあるトレーニングマシンを使う」38.0%、第3位「話題のサプリメントを使う」33.3%という結果となりました。
【Q2】での、行う予定のダイエットの第1位「食事制限をする」61.8%とトップが同様である事から、食事制限は人気が集まりやすいダイエット方法である事が分かります。


以上の結果より、今年の夏に向けたダイエットを行う予定があり、そのダイエットにお金をかける予定もある消費者には

・1ヶ月以上ダイエットを行う予定である
・食事制限が一番やってみたくもあり実際に行う予定でもある
・ダイエットの予算は10,000円未満が6割以上
・6割以上のダイエット経験者がリバウンドを経験している
・継続的にインターネットでダイエット商品を購入する方が半数以上
・継続的に購入してきたダイエット商品を買い換えるポイントは「値段」と「新製品」かつ「より効果がありそうか」である

という傾向がある事が分かります。
ダイエットに関心が高い消費者にとって、薄着になり身体のラインが分かりやすい時期はより敏感にダイエットを意識するのではないでしょうか。
夏本番に向け、ダイエット商戦も盛り上がっていく中、今回の調査結果より「食事制限」「5,000円以上10,000円未満の予算感」などがダイエット商戦を制するキーワードとなるのではないでしょうか。
「1ヶ月以上」という期間にも注目したいものです。
また、リバウンド経験者への訴求も忘れてはならないでしょう。
ダイエット成功後のリバウンド防止グッズを企画するなど、幅広いアプローチが想定されます。

ダイエットは、関心がある消費者にとって一生の課題であるともいえます。
また、リピーターも非常に多い市場です。
特に意識が高まる夏に向けてのこの時期に、しっかりとした顧客囲い込みを行う事が大切になってくるのではないでしょうか。


【ECのミカタWEB　概要】
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また、「ECのミカタ総研」では、消費者の市場動向調査を行ないレポートをリリースし、事業者にとって経営戦略を練る上で欠かせないデータを広く発信している。
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