【NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証担当による】 電子書籍『明治維新はなぜ薩摩からはじまったのか』発行のお知らせ
NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当者した歴史研究家・原口泉氏が、なぜ薩摩藩が幕末に力を持てたのか、薩摩藩を復興させた家老たちを再検証
電子書籍・オンデマンド書籍出版事業を手掛ける、株式会社パンダ・パブリッシング(所在地:東京都台東区)は、2015年6月15日に、新刊『明治維新はなぜ薩摩からはじまったのか』を発刊しました。
NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当者した歴史研究家・原口泉氏が、なぜ薩摩藩が幕末に力を持てたのか、薩摩藩を復興させた家老たちを再検証します。
■どうやって歳入の40倍以上の借金を解消させたのか!?
薩摩藩と聞くと、そもそも大きく経済的に余裕があったのではないかと思う人も多いかもしれません。
しかし江戸時代中期には、薩摩藩も他の多くの藩同様に経済的には困窮してしまっていました。
そもそも薩摩藩の石高は数字上72万石ですが、痩せた国土のため、実質的には32万石程度に過ぎず、借金は歳入の40倍以上に膨れ上がっていました。
もはや金を貸してくれる商人はおらず、家臣たちへの給料は1年以上も滞り、薩摩屋敷は雑草が生え放題だったほどでした。
幕府からつぎつぎと命じられる無理難題、多額の借金。
これらの問題に、自らの命と名誉を投げ打って立ち向かった3人の家老たちに焦点を当てます。
■目次
第1章 藩の命運は「家老」にあり
第2章 体を張って組織に尽くす―「宝暦治水」の指揮官・平田靭負
第3章 私情を捨て、憎まれ役に徹す―倒産した財政の大改革・調所広郷
第4章 組織を動かし時代を動かす―薩長同盟・大政奉還を主導・小松帯刀
■著者略歴
原口泉(はらぐち・いずみ)
東京大学文学部国史学科、同大大学院修士課程修了(文学修士)。同博士課程二年を終えて(単位取得)、1979年鹿児島大学法文学部に赴任。1998年より教授。琉球大学非常勤講師、放送大学客員教授を歴任。2005年、鹿児島大学生涯学習教育教育センター・センター長に就任。
専門は日本近世・近代史。特に、沖縄・北海道・韓国・中国等、東アジア諸地域とのつながりの中で、薩摩藩の歴史研究に取り組む、日本各地から東南アジア、欧米で講演。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」(1990年)「琉球の風」(1993年)、「篤姫」(2008年)の時代考証を担当。
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企業情報
企業名 | 株式会社パンダ・パブリッシング |
---|---|
代表者名 | 松本善裕 |
業種 | 新聞・出版・放送 |
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