映像コンテンツのバリアフリー化、マルチリンガル化の支援サービス『UDCast』 7月20日(月)開催の「ABC2015」に出展、Android版アプリも提供開始
映画や放送の字幕や音声ガイド制作を手掛けるPalabra株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:石原由之、以下 Palabra)は、スマートフォンやタブレットPC、ウェアラブル端末などのセカンドスクリーン上に、音声透かし技術を用いて多言語での字幕(文字情報)や音声ガイド、手話映像などを配信する仕組みを活用した映像コンテンツのバリアフリー化、マルチリンガル化のための情報保障の支援サービス「UDCast」(UDキャスト)を、2015年7月20日(月)に開催される「ABC 2015 Summer」(主催:日本Androidの会)に出展するとともにAndroid版アプリも提供開始。「UDCast」: http://udcast.net/「Android Bazaar and Conference (略称「ABC」): http://abc.android-group.jp/2015s/
セカンドスクリーンによる映像コンテンツのバリアフリー化、マルチリンガル化の支援サービス『UDCast』を7月20日開催の「ABC 2015 Summer」に出展、Android版も提供開始。
音声に完全同期する、字幕・音声ガイド・手話・点字等をスマートフォンアプリで実現します。
UDCastはすでに映画業界においては 2014年の東京国際映画祭での実証実験など含めて着実に実績を積んでおり、博物館や水族館などの展示施設でのバリアフリー、多言語対応の導入も進みつつあります。加えて、最近では能や狂言といった古典芸能などの生の上演のサポートシステム、イベント会場や各種施設での緊急災害時の防災情報配信プラットフォームとしても期待を寄せられています。
■「UDCast」: http://udcast.net/
7月20日(月)海の日に川崎市産業振興会館で開催の「ABC 2015 Summer」(ABC)では、UDCastのAndroid版アプリの正式リリースに伴い、これまでiOS端末と一部のAndroid端末(EPSONのウェラブル端末「MOVERIO」)でしかご利用いただけなかったUDCastがAndroidのスマホやタブレット端末でも利用可能となります。
これを機に、利用者の裾野が広がり、さらなる増加が見込まれる外国人来訪者への対応もよりスムーズになると考えております。
■イベント概要
イベント名称:Android Bazaar and Conference 2015 Summer(略称:ABC 2015 Summer)
公式サイト: http://abc.android-group.jp/2015s/
日時:2015年7月20日(月・祝) 海の日 10:00 〜 18:00
会場:川崎市産業振興会館
参加費用:無料
イベント内容:カンファレンス、バザール
主催:日本Androidの会 特定非営利活動法人日本Androidの会
共催:川崎市産業振興会館
運営組織:— Android Bazaar and Conference 2015 Summer 実行委員会 —
日本Androidの会が主催するAndroid Bazaar and Conference(ABC)は、最新技術を一緒に聞いてワクワク感を共有するConferenceと、体験するBazaarによって仲間を見つけるた めのイベントとしてこれまで開催してきました。今回のABC2015Sでは、これまで以上に参加者同士がその場で技術を「共感」し、次の瞬間には「共創」してしまうようなイベントを目指しています。当社はバザール会場でUDCastとEPSONのMOVERIO(貸出)による映画のバリアフリー字幕体験、Androidスマホによる音声ガイド体験のデモを実施予定です。ご来場の際には、お手持ちのAndroid端末にUDCastをインストールしてぜひ体験デモにご参加ください。
Android版: https://play.google.com/store/search?q=UDCast
iOS版 : https://itunes.apple.com/jp/app/udcast/id899342269
MOVERIO版:MOVERIOのAppMarketにて「UDCast」で検索
また本イベントに先駆けて、7月18日(土)より、映画「アラヤシキの住人たち」のUDCastによるバリアフリー版の上映をポレポレ東中野にて開始予定です。お手持ちのiOS、Androidのスマホやタブレットで日本語字幕、音声ガイドがお楽しみいただけます。
「アラヤシキの住人たち」
■「UDCast」展開の市場背景
市場背景として、2014年1月には国際連合の「障害者の権利に関する条約」が国内でも批准され(世界で141番目)、2016年4月には国内法の「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が施行予定であることから、今後、公共施設などを中心にバリアフリー化が加速していくと見られています。ま た、2020年に向けて今後ますます外国人の来訪者の増加が見込まれることから、多言語対応も課題となってきます。そうした課題をスマホやタブレットPCなどのセカンドスクリーンを使って、手軽かつスマートに解決できるのが「UDCast」(UDキャスト)です。
■「UDCast」サービスの特徴と強み
(1) 映像コンテンツやメディアのバリアフリー化を手軽に実現
聴覚・視覚の障害者や高齢難聴者向けに映像コンテンツのバリアフリー化が手軽にできます。字幕や音声ガイドをセカンドスクリーン上にリアルタイムで配信することで、多くの人々がさまざまなコンテンツを楽しんでいただけるようにサポートします。障害者のみならず、1,000万人以上とも言われる高齢難聴者への対応は避けては通れない課題です。
(2) 外国人向けのマルチリンガル対応もスマートかつ手軽に実現
いまや世界共通のプラットフォームであるスマホやタブレット端末は、世界中の人々が各国の言語で手軽に利用できます。複数言語への対応も手軽かつスマートにできるため、博物館、水族館、美術館、ショールームなどの展示や各種イベント、公共の場、街角のデジタルサイネージなどさまざまな映像を使う場面での情報保障が可能。応用範囲は非常に広いものとなっています。
(3) 緊急災害時の防災情報配信システムとして
携帯やWi-Fiなどの電波がつながりにくい緊急災害時でも、音声透かしによる「UDCast」なら不特定多数の方々に多言語で防災関連の緊急情報を配 信可能。多くの人々が集まるイベント会場や公共の場、観光施設などでの活用が期待されており、最大6万人規模の大規模イベントでの実証実験の実績もあります。
(4) スマートかつエコでローコストなシステムを提供
音声透かしを使うことで、Wi-Fiのような電波の混信のリスクが無く、高価な設備投資も不要。電波を使わないため、スマートかつエコで、管理の手間やコストも最小限に抑えることができます。
(5) 聴覚障害者用の日本語字幕や視覚障害者用の音声ガイドで培った制作のノウハウ
映像のバリアフリー化に長らく取り組んで来たNPO法人メディア・アクセス・サポートセンター(MASC)の協力を得て、障害者の方々を活用したモニター検討会などの仕組みを導入し、質の高い字幕、音声ガイドの制作を目指しています。各言語でのマルチリンガル対応を含めて、バリアフリー化、マルチリンガル化をトータルでサポートします。
【Palabra株式会社】
「UDCast」のシステム開発、サービス全体の企画・コンサルティング、多言語での字幕・音声ガイド・手話映像などの制作を担当。ポールトゥウィン・ ピットクルーホールディングス株式会社(東証:3657)のグループ企業として、聴覚障害者向けの日本語字幕、視覚障害者向けの音声ガイドの制作を中心に映像コンテンツのバリアフリー化、マルチリンガル対応支援のサービスに取り組んでいます。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | Palabra株式会社 |
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代表者名 | 石原 由之 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |