車愛好者向けの追加メーターアプリ、「OBD Driver Free」無料配布開始

コンピューター・システム開発の有限会社イシダＲ＆Ｄ（埼玉県さいたま市：代表取締役　石田和久）は、自動車の追加メーターアプリ「 OBD Driver Free 」( http://www.tabinomado.jp/n/ )を開発し、7月24日より無料で配布を開始しました。

１．概要

OBD Driver Free ( http://play.google.com/store/apps/details?id=com.obddriver.free&hl=ja) は、車の追加メーターアプリです。Androidスマートホンやタブレット端末などが自動車の追加メーターになります。OBD Driver Free は車の故障診断コネクタに装着したOBD Bluetooth アダプターを通じて、車から各種情報を取得・計算し、スマートホンやタブレット端末に最大56種類の情報を表示します。

２．開発の経緯

イシダＲ＆Ｄは2013年8月より、車のリアルタイム燃費計測アプリ「 燃費博士 for Android 」を販売しておりました。今回開発した OBD Driver Free は、燃費博士の後継アプリです。燃費博士は有料アプリでしたが、OBD Driver Free は広告収入モデルを採用し、完全無料のアプリとなりました。アプリが無料でお使い頂けるようになり、より多くのお客様にエコドライブを実践して頂けるようになりました。

３．特徴

●　Android を使用した本格的な追加メーターアプリ

OBD Driver Free は、Androidスマートホンやタブレット端末向けの追加メーターアプリです。お手持ちのAndroid端末を車の後付けメーターとして活用できます。AndroidのOSバージョン2.3以上に対応しておりますので、市販されている多種多様なAndroid端末でご使用頂けます。

●　簡単取付け

OBD Driver Free を使用するには、Android端末にアプリをインストールし、別途ご用意頂くBluetooth無線通信対応のOBD機器を車の故障診断コネクタ（OBD2コネクタ）に差し込むだけです。車に配線するなどの面倒な作業は一切必要ありません。

●　地図に自車位置と情報マーカーを表示

地図表示には定評のある Google Map V2 を採用しました。地図上に自車が走行した軌跡を色付きのマーカーで表示し、マーカーの一つひとつに瞬間燃費などの情報が付与されます。マーカーは付与された情報の値と共に刻一刻と色が変化して地図上に並べられます。地図に並んだマーカー列を俯瞰することで、どの場所で燃費が悪かったのか等をリアルタイムで確認できます。

マーカーに付与する情報は自由に選べますので、速度やエンジン回転数などお好みの情報を選んでマーカーを表示できます。

地図表示には Google Map V2 を採用していますので、平面地図のみならず立体地図の表示にも対応し、地図を斜め上から俯瞰して表示できます。これにより自車の軌跡（マーカー）を幅広く視認でき、自分の運転操作の結果を広範囲で見やすく確認できるようになりました。

また Google が提供する交通情報も表示可能で、地図に渋滞路をリアルタイムに表示することで、ドライバーのエコ運転を強力にサポートします。

●　燃費博士キャラクターがエコ運転を診断

アプリに登場する燃費博士キャラクターが、ドライバーのエコ運転を診断します。燃費に良い運転操作をすると燃費博士が褒めてエコ運転スコアが上がります。逆に、燃費に悪い運転操作をすると燃費博士が怒りエコ運転スコアが下がります。博士のメッセージやスコアを意識しながら運転することで燃費向上の運転操作が自然と身に付きます。その結果、車の燃費が向上します。

●　豊富な情報を見易く表示

OBD Driver Free は最大56種類の豊富な情報を、文字やグラフ、アナログメーターなどで自由自在に表示できます。また、これらの表示を統括するマルチウィンドウシステムを採用し、情報の切り替えや表示サイズの拡大・縮小などが直感で操作できます。

・アナログメーター表示

視認性の良いアナログメーターを採用しました。速度やエンジン回転数などのセンサー情報をはじめ、瞬間燃費や平均速度など、最大35種類の情報をアナログメーターで表示できます。設定ファイルを記述することで、メーターの色やゼロ指針角度などを自由にカスタマイズできます。

・ウィンドウ表示

旧燃費博士で定評のありました、文字とグラフによる情報表示がウィンドウ表示になりました。旧燃費博士では表示位置が固定でしたが、ウィンドウ表示を採用したことにより表示を任意の場所に移動できるようになりました。ウィンドウを複数表示すれば、１画面で多数の情報を確認・比較できます。

・タグ情報表示

情報を画面の好きな場所にタグのように貼り付けて表示できます。アナログメーター上に瞬間燃費を重ね合わせる等、表示の自由度が向上しました。

・マルチウィンドウシステム

画面に最大10個のウィンドウ、アナログメーター、タグ情報を混在表示できます。個々のウィンドウやメーター、タグ情報はダブルタップやピンチイン・アウトのような直感操作ができます。

●　ハイブリッド車特有の情報を表示

ハイブリッド車の特徴である、モーターだけで走行した距離（エンジン停止走行距離）や、全体の走行距離に対する比率（エンジン停止走行距離率）などをリアルタイムに表示します。

●　アイドリング・ストップ回数をカウント

アイドリング・ストップした回数、エンジンの停止時間などをリアルタイムに表示します。今回の運転でアイドリング・ストップを何回実施したか、一目で確認できます。

●　車の各種センサー情報を表示

速度やエンジン回転数はもちろん、冷却水温やアクセルの踏み具合（スロットル開度）などをリアルタイムに表示します。

●　Gセンサー情報を表示

Android端末に搭載されたGセンサーの情報をリアルタイムに表示します。瞬間燃費やスロットル開度などのグラフと重ね合わせて表示することで、最適な発進加速の習得をお手伝いします。

●　画面表示を簡単に変更

画面に表示する情報はメニュー操作で簡単に切り替えできます。表示する文字やグラフの並び方、グラフの種類（縦棒グラフ、横棒グラフ、折れ線グラフ）などもメニュー操作で簡単に変更できます。

●　アラーム機能を搭載

速度やエンジン回転数などの特定の情報でアラーム（警告）します。アラーム時は表示文字の色が変化すると同時に、端末のスピーカーから警告音を発声して知らせます。

●　設定ファイルでアプリを自由にカスタマイズ

設定ファイルを作成して、画面の表示やアラームの動作を詳細にカスタマイズできます。文字色や背景色などを指定したり、背景画像やグラフの描画に使う画像ファイルを指定したり、アナログメーターの指針位置を調整したり、折れ線グラフの色や頂点の大きさを指定したりするなどの細かい指定が可能です。また、アラーム時の文字色やスピーカーから発声する警告音を音楽ファイル（mp3ファイルなど）で指定することもできます。

●　走行ログデータを保存

走行中の瞬間燃費などの各種情報を、リアルタイムにログファイルとして保存できます。保存する情報は全情報（56種類）から自由に選択できます（同時出力最大20種類まで）。ログファイルはカンマ区切りのファイル形式（.csv）で保存されるので、表計算ソフトなどを使ってパソコンで簡単に閲覧・グラフ作成などができます。

●　運転記録簿を自動で作成

運転日時や運転距離、消費した燃料量や燃料代などの運転記録を自動で記録します。記録したい情報は自由に選択可能です。

●　言語や燃費の単位などが自由に選べる

日本語はもちろん、英語やフランス語等にも対応しております。また燃費の単位は、日本(km/L)、米国(mpg)、欧州(CO2g/km や L/100km)、等々、様々な表示に対応しております。

●　多くの車種で動作

国産車はもちろん、多くの輸入車でも動作いたします。また、故障診断コネクタが国際標準規格通信に対応していない、旧国産車にも幅広く対応しております。

４．アプリのダウンロードURL

Google Play　 http://play.google.com/store/apps/details?id=com.obddriver.free

５．有限会社イシダＲ＆Ｄについて

コンピューター・システム、ソフトウェア、WEBサービスを制作・運営する。平成16年7月設立。

OBD Driver Free アプリにて、加減速の少ない一定の速度で走行し、燃費博士に褒められる様子