古河と足利の歴史団体が渡良瀬川の古地図を初公開

明治末期、関東平野幾千万の生活を守る為に着工した渡良瀬川改修工事。関東地方整備局利根川上流河川事務所で発見されたその古地図が、このたび初公開となります。

栃木県全体の3%に満たない面積の足利市は、県全体の29%の国宝と21%の国指定重要文化財が集中している歴史都市です。古くは渡良瀬川の周辺に栄えた豪族や渡来人の技術が集まる先進都市として1300基を超える古墳を作り、鎌倉時代には武士の町として天下を治める足利氏を輩出、学術では日本最古の大学足利学校を構え、近代では織物の町として多くの富と技術を集めてきました。2013年8月には鑁阿寺本堂が国宝に指定、今年4月には足利学校が日本遺産に認定され、足利の歴史や文化財に改めて注目が集まりだしています。

 

そんな足利市で、古河市の歴史団体「古河史楽会」と足利市の歴史団体「あどもい」が共催で渡良瀬川の古地図展を開催いたします。

明治末期1910年、関東平野幾千万の生活を守る為に着工した渡良瀬川改修工事。その改修計画図面が関東地方整備局利根川上流河川事務所に眠っていました。

1902年日英同盟で手に入れた英国式の最新測量技術を武器に、日露戦争二〇三高地を勝利に導き、生き抜いた帝国陸軍陸地測量部によって測量された渡良瀬川流域の姿。それは飛行機の無い時代に作成されたとは思えない、現在の都市計画図にも匹敵する精緻な大縮尺測量図面でした。

芸術的な色合いと当時の最先端技術を駆使した日本人の匠の技を、図面を通してご覧頂きたいと思います。

国土地理院でも把握していなかったこの図面、今回その複写品を特別に公開できる運びとなりました。今回限りのイベントです。是非ご覧ください。

 

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詳細

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■日時/2015年9月1日~9月21日 平日9:00~19:00 土日9:00~17:00

■会場/栃木県立足利図書館 展示室(栃木県足利市有楽町832)

■駐車場/あり

■入場料/無料

■主催/古河史楽会、あどもい
■後援/古河市、古河市教育委員会、足利市教育委員会

■解説/9月6日=福島二朗准教授(足利工業大学)、9月6・13・21日=古河史楽会会員

 

古河史楽会のホームページ↓コチラ

http://koga-shigakukai.com/

 

あどもいのホームページ↓コチラ

http://adomoi.separate.jp/

 

 



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企業情報

企業名 あどもい
代表者名 スエヨシ
業種 旅行・観光・地域情報

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