[リリース] 「お金が使えない、自由と自己責任の参加型実験都市イベント」バーニングジャパン2015開催のお知らせ
バーニングジャパン運営事務局は、2015 年9 月19 日(土)~22 日(火・祝)、栃木県栃木市岩舟町畳岡「岩船山中腹採石場跡地 」にて、「バーニングジャパン」を開催します。本イベントは、アメリカ・ネバタ州で毎年開催されるアメリカ最大規模の野外イベント、アートの祝祭「Burning Man」(バーニングマン)の公式リージョナルイベントであり、Burning Manの基本コンセプトである『どんな者をも受け入れる共同体である』『お金もうけのことは忘れる』『あとを残さない』『積極的に参加する』等を踏襲したイベントです。今年で四度目となり、会場を新たに「岩船山中腹採石場跡地 」に移して開催されます。去年までは3日間でしたが今年は一日増えて4日間、キャンプ場ではなくインフラがほとんどない採石場跡地での開催となります。
バーニングジャパン運営事務局は、2015 年9 月19 日(土)~22 日(火・祝)、栃木県栃木市岩舟町畳岡「岩船山中腹採石場跡地 」にて、「バーニングジャパン」を開催します。本イベントは、アメリカ・ネバタ州で毎年開催されるアメリカ最大規模の野外イベント、アートの祝祭「Burning
Man」(バーニングマン)の公式リージョナルイベントであり、Burning Manの基本コンセプトである『どんな者をも受け入れる共同体である』『お金もうけのことは忘れる』『あとを残さない』『積極的に参加する』等を踏襲したイベントです。
今年で四度目となり、会場を新たに「岩船山中腹採石場跡地 」に移して開催されます。去年までは3日間でしたが今年は一日増えて4日間、キャンプ場ではなくインフラがほとんどない採石場跡地での開催となります。飲水や食料を持参し、かつ『あとを残さない』を実践するためにゴミを減らし持って帰るための工夫をする必要があり、参加のハードルは去年に比べ高くなります。参加者一人ひとりの準備はもちろんのこと、当日イベント会場内での相互扶助を期待しています。また、大規模なアートを展示したいアーティストのために、Grant (グラント)制度を開始します。チケットの売上から、制作費の一部を支援するもので、バーニングジャパンウェブサイト上で募集する予定です。
チケット発売 8/19(水) 21:00 ウェブサイト http://burning-japan.com にて
バーニングジャパンの特長~10の原則
バーニングジャパンが一般的な野外イベントとは異なる点は、出演者や飲食ブースなどはなく、参加者一人ひとりが自由な表現を楽しみ、お金ではなくギフティングでつながるコミュニティを作り上げることです。
アート作品やユニークな衣装、料理を振る舞ったり、(当然無料の)バーを開いたりするほか、去年はハンモックを並べて誰でも休憩できる場所を作ったり、スケートボードを楽しむための設備を作り上げた参加者もいました。一方で、大小様々なトラブルを参加者同士で解決するために進んで手を貸したり、進んでゴミ拾いを呼びかける参加者も多く、参加者は独特の人間関係を体験します。
そうしたコミュニティを実現するために、バーニングジャパンでは「10の原則」を公開しています。主催・運営からの命令・規則という位置づけではなく、バーニングジャパンのコミュニティがどんなものか、どうなっていくべきかを表したものです。
1『どんな者をも受け入れる共同体である』
バーニングジャパンには誰でも参加できます。新しい人を常に歓迎し、リスペクトします。私達のコミュニティーに参加するのに入会条件などありません。
2『与えることを喜びとする』
冷たいビール、小さなアクセサリー、テントを張るのを手伝ったり、楽器を貸してあげたり。誰かに何かを与えるのは楽しいもの。物々交換でなく、与えることを楽しみましょう。
3『お金もうけのことは忘れる』
バーニングジャパンで買えるものは何もありません。ここは「商業」から離れたコミュニティ。スポンサーも広告もありません。お金より大切なモノに気付くためです。
4『他人の力をあてにしない』
食べ物や水は元より、移動手段やゴミの始末まで、あなたはバーニングジャパンの「快適ではない環境」で自分自身の面倒をみなければいけません
5『本来のあなたを表現する』
本当にやりたいことをしたり、なりたい自分になってください。バーニングジャパンは、どんな表現でも尊重し認めるコミュニティです。同時に、あなたにも他人の表現を尊重することを求めます。
6『隣人と協力する』
共同作業からちょっとしたコミュニケーションまで、「協力」はバーニングジャパンの中心にあります。一人ではできないことをする。これもバーニングジャパンの魅力のひとつです。
7『法に従い、市民としての責任を果たす』
バーニングジャパンは社会のルールを尊重します。法律を順守するのは当然のこと、参加者ひとりひとりが社会人としての責任を全うし、自治体・地域コミュニティ・土地をリスペクトし、良好な関係を築くことができるよう努めます。
8『あとを残さない』
飛ぶ鳥跡を濁さず。環境を守るために、活動の痕跡を一切残さないように気を付けます。最後にきちんと片付けをし、もとより綺麗な場所にしてから帰ります。
9『積極的に参加する』
素晴らしい体験は、積極的な参加によって得られます。自分が何かを表現したり、誰かのキャンプに参加したり、手伝ったりすれば、あなたはバーニングジャパンの一員です。
10『「いま」を全力で生きる』
同じ体験は二度と訪れません。あれこれと考えることはいったん止めて、参加して、表現して、体験して... 今この瞬間に全力で集中しましょう。
アートテーマ
バーニングジャパンでは、毎年「アートテーマ」を設けています。イベントに統一感をもたらし、バーニングジャパンでの体験をより印象的なものにすることがアートテーマの目的です。
参加者は必ずテーマを踏襲する必要はありませんが、アートテーマは作品や表現方法のきかっけとなり、当日のコミュニケーションを楽しくすることから、様々な工夫でテーマを踏襲します。
今年のアートテーマは「2115」です。これは、「お金を使わない」「一人ひとりが好きなことし、自分を表現する」というバーニングジャパンの体験を、「100年後の世界は本当にそうなっているかもしれない」と想像してもらうことで、イベント後に「今の時代」でも活かせる何かを参加者に見つけて欲しいという願いが込められています。
イベント開催の経緯:アメリカ「BURNING MAN」、各地のコミュニティとの関係について
1986 年アメリカのサンフランシスコで始まった「BURNING MAN」(詳細はリリース末尾に記載)は、1990 年会場をネバダ州のブラックロック砂漠に移し、2014 年は7万人を超える参加者の集う巨大イベントとなりました。BURNING MANのコミュニティが拡大するとともに、1997 年頃から、BURNING MAN の参加者を中心に、BURNING MAN のコンセプトを踏襲した地域版のイベントが開催されるようになります。BURNING MAN の主催団体は各地のイベントを「Regional Burn」(「リージョナルバーン」=地域版のイベント)として認定し、イベント開催のための知見の提供や主催者同士のネットワーキングなどを支援を始め、アメリカ各地や、オーストラリア、南アフリカ、韓国など世界中に「Regional Burn」のコミュニティが広がっています。
日本では、2012 年に有志3 名を中心に運営されたバーニングジャパンが山梨県で初めて開催、「日本版Regional Burn」として認定されました。(2015年度は申請中)
2013年、今年2015年と、各地のRegional Burn主催者やコミュニティリーダーが集まる BURNING MAN グローバルリーダーシップカンファレンスにも参加、また、台湾で開催されたアジア版のカンファレンスにも参加するなど、グローバル・リージョナルな交流も進んでいます。
イベント概要
日時:2015/9/19(土) 12:00 ~ 2015/9/22 (火祝) 12:00
場所:岩船山中腹採石場跡地 (栃木県栃木市岩舟町畳岡)
入場券:
・先行チケット ¥6,800 販売期間:~8/25 ※枚数限定
・前売りチケット ¥7,800 販売期間:8/26~9/18 ※売れ切れ次第終了
・当日チケット ¥8,800 販売期間:9/19~9/21 ※前売り売り切れの場合当日券はありません
・駐車券 ¥2,000
・チケット+寄付 ¥50,000 販売期間:~9/21 ※¥42,200分寄付
・チケット+寄付 ¥13,000 販売期間:~9/21 ※¥2,200分寄付
About Burning Man / バーニングマンとは
バーニングマン(Burning Man)は、アメリカ合衆国ネバダ州ブラックロック砂漠で毎年9月最初の月曜日(Labor Dayという祝日)までの10日間に渡って開催される、参加者主導型のアートフェスティバルです。
バーニングマンは1986年にサンフランシスコのベイカー・ビーチで、ラリー・ハーヴィーとその友人たちが2.4mの木製の人形を作って燃やしたことから始まりました。毎年開催するうちにベイエリアを中心としたアンダーグラウンド・カルチャーシーンでの注目を集め、人形(The Man)のサイズも10mを超えるにつれ、数百人規模の群衆が集まるイベントに成長しました。1990年にはネバダ州のブラックロックデザート(Black Rock Desert)へ会場を移し、以来バーニングマンはこの北米最大級の砂漠で参加者数を増やしながら拡大し、会期中はさながら砂漠の中に街ができるようだとブラックロックシティ(Black Rock City)と呼ばれるほどになりました。
ファミリーピクニックのように始まって、1990年代にはまだ「知る人ぞ知る」アンダーグラウンドなイベントだったバーニングマンも、数多くのWEBサイトやテレビ番組等で紹介されるようになりました。2010年には参加者数が5万人を超え、2011年には初めてチケットが売切れ、2015年には7万1000人の参加を見込んでいます。
また近年、バーニングマンに参加した経験を元に、全米各地そして世界各地のコミュニティでバーニングマンのようにユニークな参加者主導型のアートイベントを開催する動きが活発になってきました。バーニングマンの影響はブラックロック砂漠の会場から国境を超えて、参加者それぞれの地元コミュニティー(Regional)へも還元され、新たに実を結ぶバーニングマンネットワークの時代に突入しています。
*アメリカで開催のバーニングマンに関する質問・取材・出版等に関するお問合せは別途、バーニングマンの日本窓口代表(Makibee)までお願いします。
MAIL: japan@burningman.org
※バーニングマン開催期間中(8月26日~9月7日)は返信ができません、ご了承ください。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | バーニングジャパン |
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代表者名 | 峯岸 貴啓 |
業種 | その他サービス |