「メイド・イン・ジャパン」×「エコロジー」が織り成すファッション雑貨ブランド、Kimono Tango がボレロを新発売
着物や帯をクッションカバーやバッグなどの生活雑貨に作り替え伝統的な日本文化を現在進行形によみがえらせるブランド Kimono Tangoが、この秋新たにボレロを新発売いたします。正絹の着物をリメイクした豪華で美しいボレロが9月16日から29日までの2週間、日本橋の三越本店、本館4階和雑貨サロン「NIPPON ARTISAN 」にて展示販売されます。
2015年9月16日(水)~29日(「メイド・イン・ジャパン」×「エコロジー」が織り成すファッション雑貨
~着物をリメイクしたボレロを新発売~
火)
日本橋三越本店4階 和雑貨サロンNIPPON ARTISANにて販売開始
Kimono Tango 代表:高橋千鶴子
住所:〒164-0011東京都中野区中央2-11-13
URL: http://www.c-style-jp.com
Kimono Tangoは、2011年に高橋千鶴子が創業し、着物や帯をバッグ、クッションカバー、テーブルセンター、タブレット端末カバー等の商品にリメイクし販売しています。
Kimono Tangoの基本理念は、「日本の地で長い間はぐくまれてきた伝統文化である着物を、最上級の敬意を払いながら、現在進行形文化へと刷新していく」ことです。この理念に基づき、Kimono Tangoは、着物の本来のデザインや風合いを壊すことなく日常に取り入れることを念頭に置いてリメイクしています。
今回、Kimono Tangoは、正絹の留袖や訪問着お洒落着、さらに大島紬などの紬を素材としたボレロ(20,000円・税別)を、2015年9月16日(水)より29日(火)まで、日本橋三越本店4階 和雑貨サロン「NIPPON ARTISAN 」にて販売開始いたします。
この度新たに発売されるボレロは、着物本来の美しさ損なわないように裾や袖に施された見事な染柄をそのまま活かして制作されております。サイズは約33cmx135cm、4つ折りにすればとてもコンパクトにしまえます。
大島紬のボレロは張りのあるシャッキとした感触で薄いジャケットのような風合いです。シックな味わいのある大人の雰囲気で、ワビサビの感じがとてもおしゃれです。地味なようですが草花や幾何学模様など伝統的な美しい織りは大島紬を代表的な織物の一つにしています。
留袖や訪問着などの縮緬や塩瀬で作ったボレロは、しんなりと体にまといつきカシミヤのカーディガンをまとったような趣です。一点一点染め上げられた息をのむように美しい着物から作られたボレロは、羽織っただけでパーティでも見劣りしない華やかで豪華かつ和の雰囲気を演出してくれます。深まる秋に向け、30代から50代の女性で、日本人にも外国人にもお召しいただけるファッション雑貨です。
着物のデザインは、世界でも最高水準の芸術であり、尾形光琳(1658年~1716年)等のかつての巨匠たちが手がけた柄も受け継がれています。織りや染めのハンドクラフト技術も、多種多様で粋を極めています。
しかしながら、この素晴らしい先祖からの遺産が現代の日常生活に十分に活かされておらず、高価であるがために箪笥の中に大切にしまわれ忘れ去られていることも残念な現実です。他の民族衣装がそうであるように、動きづらく着るのさえ大仕事だということも着物離れの一因でしょう。それでもその圧倒的な美しさは、全く捨て去ることをとどまらせ、成人式や結婚式など人生の大切な時だけ、シンボルのように身につけるようになりました。
それら数回しか使われなかった着物は、年数を経て価値がなくなったかのようにリサイクル市場に放り出されます。これを「地下資源」ならぬ「箪笥資源」ととらえ活用法を考えた品がkimono tangoです。
主な顧客は30代から50代の女性で、国内外にかかわらず好評をいただいております。特に北米やヨーロッパ(フランス、ドイツ、イギリスなど)の中間層以上の女性や、インテリアや身の回りのものにこだわりのある美意識の高い方、リサイクルの着物を使用しているためエコ意識の高い方から支持を受けております。また、メイド・イン・ジャパン、クールジャパンを好む外国人に、京都西陣をはじめ沖縄や新潟など、すべての商品が日本国内で織られている着物素材に満足いただいております。
以上のKimono Tangoのコンセプトが評価され、2016年度の高校英語の教科書に日本伝統文化の現在活用例として紹介される予定です。
以上
企業情報
企業名 | Kimono Tango |
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代表者名 | 高橋 千鶴子 |
業種 | ファッション・ビューティー |