「ファッションのために動物の犠牲はいらない」すべての世代の男女が声を上げ続けて10年目2015/10/17毛皮反対デモ行進

毛皮のために犠牲になる動物たちを救うために、400人がファッションの発信地で声を上げる。毛皮は、動物虐待だけでなく、生産地の環境汚染、現地の人々の健康被害(ガンの村の原因)という問題をはらんでいる。エシカルな消費を求められはじめた社会で、企業の社会的な責任を問う。■毛皮反対デモ行進2015時 間 : 2015年10月17日(土曜日) 14:30集合 15:00出発集 合 : 代々木公園ケヤキ並木通り 渋谷側入口(NHK横)コース : 代々木公園→渋谷スクランブル交差点→宮益坂→青山通り→表参道→明治通り

毛皮のために犠牲になる動物たちを救うために、400人がファッションの発信地で声を上げる。

毛皮は、動物虐待だけでなく、生産地の環境汚染、現地の人々の健康被害(ガンの村の原因)という問題をはらんでいる。エシカルな消費を求められはじめた社会で、企業の社会的な責任を問う。

■毛皮反対デモ行進2015

時 間 : 2015年10月17日(土曜日) 14:30集合 15:00出発

集 合 : 代々木公園ケヤキ並木通り 渋谷側入口(NHK横)

コース : 代々木公園→渋谷スクランブル交差点→宮益坂→青山通り→表参道→明治通り

 

2005年、世界中に衝撃を与えた中国の毛皮(リアルファー)産業の実態が暴露されてから、アニマルライツセンターでは毛皮の消費を減らすためのキャンペーンを展開してきた。2006年から毛皮反対デモ行進を毎年行い、今年で10年目になる。

日本人の意識は10年で大きく変化

その成果はとても顕著だ。毛皮の輸入量は大幅に減少し、毛皮原皮は69%減、毛皮付の衣料品は2006年の輸入量から66%減少した。毛皮の原皮は1988年と比較すると実に92%減少しいる。(※財務省輸入統計による)

それは単なる流行ではない。多くの人が、倫理的に毛皮は不要だと感じている。一般調査会社を使った私たちの調査では、積極的に毛皮(リアルファー)が欲しいと回答する日本人はたったの8%にすぎないのだ。さらに、すでにユニクロやH&Mやアシックスなど多くの企業が毛皮を扱いをやめており、さらに今年はラグジュアリーブランドであるHUGO BOSSが毛皮の廃止を宣言した。

今年、10回目の毛皮反対デモ行進を再び行う。私たちはより多くの人に、エシカルで、思いやりのある消費行動を求めている。なにげなく購入した洋服についた毛皮は、動物と、環境と、人の健康を犯していると気がついたからだ。

毛皮の害は人の健康にまで

今や世界の毛皮の50%は中国で生産されているが、その中国では生きたまま毛皮を剥がすという無残な状況だ。動物だけではない、毛皮なめしなどの加工地(河北省,浙江省,広東省,山東省等)での環境汚染と人間の健康被害も取り返しがつかないものになっている。中国の耕地面積の10%以上が重金属ですでに汚染されているという。毛皮加工産業が集まる地域の水道水からは真っ黒や黄色の水が出続ける。地下水はもちろん飲むことは出来ない。毛皮加工時に使われる、ホルムアルデヒドやクロミウムなどの化学薬品が混ざっているのだ。中国のガンの村(ガンの村の人々は45歳まで生きられいない人が多数いる)の主要原因の一つが毛皮だ。

 

動物たちのために、環境をこれ以上破壊しないために、人々の健康被害がこれ以上ひどくならないために、すべての年代の人々が声を上げている。

詳しくはhttp://www.no-fur.org

イベントページはhttp://www.no-fur.com

 



企業情報

企業名 NPO法人アニマルライツセンター
代表者名 岡田千尋
業種 その他サービス

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