「日本の住宅の約8割が欠陥住宅の可能性を示唆」欠陥住宅にもつながる、建築現場でのミスや失敗の実態調査(住宅建設に携わる562人へアンケート)
株式会社福岡工務店(代表取締役:阿久津岳生)が全国地方工務店の施工技術向上を掲げ2014年4月に設立した一般社団法人全日本工務店協会は住宅建設で現場作業に関わる職人(大工、電工、配管工など14職種、計562人にアンケート)の実態調査を行いました。アンケートの質問内容は下記5つです。福岡工務店は2015年施工技術日本1位(国交省住宅履歴情報登録機関ホームリサーチ)として認定されております。
株式会社福岡工務店(代表取締役:阿久津岳生)が全国地方工務店の施工技術向上を掲げ2014年4月に設立した一般社団法人全日本工務店協会は住宅建設で現場作業に関わる職人(大工、電工、配管工など14職種、計562人にアンケート)の実態調査を行いました。アンケートの質問内容は下記5つです。福岡工務店は2015年施工技術日本1位(国交省住宅履歴情報登録機関ホームリサーチ)として認定されております。
Q、住宅建設業界の将来に不安を感じますか?
Q、今の賃金・待遇・職場環境など、どの程度満足していますか?
Q、なんのために仕事をしていますか?
Q、建築現場で、ミスや失敗をしてしまったことはありますか?
Q、これまで建築に携わった住宅で、自分でも住みたいと思える家は何割くらいありますか?
◆欠陥住宅に繋がるミスや失敗、約8割が有ると思うと回答
アンケートの結果、欠陥住宅に繋がるミスや失敗の経験が有るかという質問に対し、よくミスや失敗をすると答えた人は7.3%、たまにあるやあると思う割合を含めると79%に上りました。
◆将来に不安を抱えて生活している職人は72%に上る
また、住宅建設業界の将来に不安を感じますか?という問いに対して、約4分の3となる72%が不安を感じていることが判明しました。逆に、全く感じていない人は、3.4%しかおらず、住宅建設業界の先行きに対する不安が大きいことがわかりました。住宅建設業界の将来に対して職人さん達が不安を抱く事は、施工技術の向上の妨げにも関係すると予想されます。
その他アンケート結果はこちらからご覧頂けます → http://www.alljapan.or.jp
◆アンケート結果をうけ工務店の技術向上47プロジェクト発足
当協会は今回のアンケートの結果を受け全国の工務店・職人の方々の施工精度・技術を高め改善することが急務と考え日本から欠陥住宅を無くす47プロジェクトを発足しました。47プロジェクトとは同協会が技術力を認定した各都道府県の工務店様と共に日本全国の住環境の向上を目指すものです。その第1弾の取り組みとして長崎の池下建設有限会社とは【長崎工務店】を、鹿児島の株式会社ベルハウジングと【鹿児島工務店】を立ち上げました。今後、さらに賛同企業様を募集し全国47都道府県の工務店様と協力し技術力向上を図っていきたいと考えております。
鹿児島県【鹿児島工務店】
鹿児島で鹿児島のために鹿児島の「美しい家」を建築することを掲げ住宅から鹿児島の繁栄を目指します。
長崎県【長崎工務店】
設計も施工も下請け業者に丸投げせず62年間長崎に密着して家造りを行う長崎の老舗工務店。住宅から長崎繁栄を目指します。
◆地方創世を住宅から考える
また、47プロジェクトのもう1つの目的が地方創世にあります。昨年、内閣官房に「まち・ひと・しごと創生本部」が設置されて以来、地方創世が注目されています。全国の工務店の技術力向上は私達が生活していく上での基板となる住環境の向上に繋がります。その為、同協会は地方創世を住宅という目線から取り組んでいきたいと考えております。
◆報道関係者の皆様
取組に関する取材は随時受け付けております。可能な限り取材ご要望にご対応させていただきます。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | 一般社団法人 全日本工務店協会 |
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代表者名 | 阿久津 岳生 |
業種 | 不動産 |