「離島の子供たちを元気にする本を出版し、172の離島の小・中学校にこの本を贈る」プロジェクト

上記のプロジェクトをCROWDFUNDING READYFORにて立ち上げました。プロジェクト名 https://readyfor.jp/project/ritouwogennkini世界の多くの海を回ってきましたが、ヨットによる西日本の航海は瀬戸内こそ、嘗てトーマス・クックが賞賛していた様に「世界の宝石」であることを発見しました。日本の厳しさ、素晴らしさをテーマとした「北緯35度」という本の出版と、今京都が世界から注目されていますが、瀬戸内や離島、限界集落の棚田にこそ世界に誇る美しさがあることを離島の子供達にぜひ伝えたいとの強い思いから、上記のプロジェクトを立ち上げ、離島の172の学校にこの本を贈りたい。

 CROWDFUNDING READYFOR 

https://readyfor.jp/project/ritouwogennkini

 

 世界の多くの海を回ってきましたが、最近与那     

 国島や屋久島、平郡島など多くの離島をヨットで

 回り、素朴な島民の人たちと素晴らしい出会いが

 ありました。 

 平郡島では全校でただ一人である洵子ちゃんの家                     

 族に出会い与那国では久部良中学の生徒と感動的

 な交流の機会を持つことができました。

 生徒達は明るく元気であったが、卒業すると100km以上離れた石垣や500km以上離れた那覇へ就職や進学のため親元を離れて暮らさなければならない。離島によっては本土までの距離が遠く、漁業が成り立たない島があり、田畑も狭く現金収入が非常に少ない島も多い。下宿による高校や大学進学は非常に厳しい。

石垣への飛行機の中で、歯医者に行く与那国の人にも出合った。

佐多岬を超えヨットで寄港した宇和海に浮かぶ美しい火振島には悲しい歴史が残っていた。

1949年6月20日九州中央を縦走したデラ台風は宇和海地方に出漁していた漁船団に壊滅的な打撃を与えた。

その被害は230名の漁民の命を奪う大事故であった。中でも日振島のイワシ巾着網船団では106名にも及ぶ犠牲者を出した。この島の人口は平成7年度で527名であり、この小さな島での100名以上の犠牲は、この島に壊滅的な打撃を与えた。当時の台風情報は米軍機から観測された情報であったが、紀伊半島に向かうと予想された台風は屋久島を過ぎるころから突然進路を真北に変えた。台風が鹿児島を通過した23時頃、日振島の船団は漁場に到着し漁獲の準備をしていて、台風の接近に気づいていなかった。夜半急に暴風雨が襲った。この時間佐多岬では38.5m/sの最大瞬間風速を記録している。

当時台風が本土に近づいてから各地の気象台が観測し、ラジオによって気象特報として流されていた。

当時日振島では電気がなく、ランプ生活であったためラジオを聴くことができなかった。

この台風の大災害を境として、宇和海の漁業は栽培漁業に大きく転換を始める。

 

アメリカの雑誌に2年連続で京都が世界一の観光地と紹介されていましたが、離島の子供たちと話していると都はキラキラ華やかに見え自分たちの島には何もないとの意識が強い。

ヨットによる海から見る西日本の航海は瀬戸内や離島、限界集落の棚田にこそ世界に誇る美しさがあることを新たに発見できました。トーマス・クックは「私はイングランド、スコットランド、スイス、イタリアの湖という湖はすべて訪れているが、瀬戸内海はそれらのどれよりも素晴らしく、それら全部の最もよいところだけ取って集めて一つにしたほど美しい」と述べ、新渡戸稲造は「瀬戸内海は世界の宝石なり」と称賛している。

瀬戸内に住む子供たちに、離島に住む子供たちに、日本の本当の美しさは都にではなく瀬戸内や、自分たちが住む離島にこそあるのだということを、自分たちは「世界の宝石」に住んでいるのだと言うことをメッセージとして贈りたい。

 

「北緯35度」の内容

 1、ヨットから眺める西日本

 2、Japanese Youth Goodwill Cruise・・・第一回青年の船

 3、阪神淡路大震災に出会う

 4、日本列島の誕生

 5、”技術大国”日本

 6、いま日本に必要なこと

     根拠なき悲観論から根拠に基づく楽観論へ

 7、祇園と坊さん

 岬をまわり、海の色や海の表情が大きく変化することを「シーチェンジ」と呼ばれるが、最近では生き方を変えるという意味や都会の生活に終止符を打ち、海辺などに移住して、いささか素朴な生き方に転換するといった意味合いも持っている。日本全体で生き方を含め「シーチェンジ」を考える時かもしれない。

 山が崩れ、大地が揺れ、洪水や豪雪、津波や噴火 この国つぎつぎに襲う災害

これらの災害は見方を変えれば、日本の成り立ちや、おいしい米・果物の生育に大きなかかわりがある。

 地震や火山噴火の原因であるプレートの動きは、美しい日本列島の成り立ちそのものであり、豪雪や豪雨はおいしい水や米の生育に必要欠くべからずのものである。ひょっとすると、安全で美しい自然に取り囲まれ、海の幸・山の幸に恵まれた世界にも稀な環境に住む人たちが、自分たちのたつ位置をしっかり認識していないのかもしれない。

 日本はヤシの木陰でのんびりし、羊の背中で昼寝をしていて食べていける国ではない。裸足で歩くには寒すぎる、服がなければ凍え死ぬ。ぼんやりしていると台風で飛ばされ、油断をしていると大地が揺れる大変厳しい国である。

 この厳しさこそ、世界一のトンネル技術を完成させ、耐震性のある建築や橋を作る技術を大きく前進させ、

勤勉でどんな大きな災害に出会っても、前に向かって立ち上がっていく勇気ある国民を作り出したのではないだろうか。・・・・厳しい寒さに育つ北国の樹木は良質の木材になる・・・

 

夢の車と考えられていた燃料電池車が世界で初めて日本での販売が開始され、量産の電気自動車もPHVも世界最初である。炭素繊維で作られた飛行機、夢のリニアモーターカー、iPS細胞、青色LED、ニュートリノの研究・・・日本の科学技術が今、世界を大きく変えつつある。

    ”未来の夢、人類の夢”がこの国にはいっぱいつまっている。

 

日本の厳しさ素晴らしさ、瀬戸内や離島の美しさを書いた「北緯35度」を出版し、島民が1000人以下の西日本の離島の小・中学校172校にこの本を贈りたい!

一口2000円から支援を受け付けており、リターンとしてこの本をし支援者に送ることや離島の学校へこの本を贈ります。ご協力よろしくお願いします。

提供開始日は10月14日で1月14日が締め切りです。支援が60万円に達した場合のみプロジェクトが成立いたします。

 

今後の展望

支援金額が目標より大きく超えた場合、全国の離島の小・中学校に離島の素晴らしさのメッセージを添えて、この本を贈りたいと思っています。

 

元 大阪府立東住吉高等学校校長 元 箕面自由学園中・高等学校校長

     〒666-0129       兵庫県川西市緑台1-6-31      久保貞夫

TEL 072-793-8413 ksadao@iris.eonet.ne.jp

 



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企業情報

企業名 久保貞夫
代表者名 久保貞夫
業種 その他サービス

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