ウォルフソン、「高品質のサウンド」、「テレビへの接続性」をデジタル・カメラに搭載

Wolfson Microelectronics plc 「ウォルフソン」 は本日、「高性能」、「低消費電力」を同時に実現するデジタル・カメラ用CODEC、「WM8941」を発表。WM8941は、デジタル・スチル／ビデオカメラの性能向上を実現するビデオ・バッファとスピーカ・ドライバを搭載しています。WM8941モノラルCODECは、4つのプログラマブルなノッチ・フィルタを使用して、優れた音質での録音を実現。また、本CODECは、ビデオ・バッファを搭載し、デジタル・カメラのテレビへの直接接続を可能にする。

WM8941の特徴：
-超小型のチップ（4×4 mm）内に新型CODEC、ビデオ・バッファ、スピーカ・ドライバを統合、超小型のデジタル・カメラへの搭載が可能
-ADCパス内にウィンド・フィルタと4つのプログラマブルなノッチ・フィルタを搭載、ナローバンドのノイズ（モーターや機械などのノイズを含む）を抑制し、高品質の録音性能及び優れたユーザー体験を提供
-内蔵されたカレント・モードのビデオ・バッファは、ビデオDAC出力からテレビ入力へのシームレスな移行を実現し、0または6 dBのプログラマブル・ゲインを提供。
-サード・オーダー・ローパス・フィルタは、ビデオ・バッファの品質を保証し、フィルタリングされていないビデオDAC出力からの不要な画像の除去が可能
-デジタル・カメラ用の低消費電力のソリューション向けに設計され、2.5〜3.6 Vで動作(デジタルの場合は1.71 V)。チップの各部をソフトウェア制御で個別に停止させることが可能　

ウォフルソンは、オンチップのスピーカおよびヘッドフォン・ドライバを提供し、必要な外部コンポーネントのさらなる削減を実現。ヘッドフォン・ドライバは、16 Ωで40 mWの出力をサポートし、3つの柔軟なアナログ入力が提供される。このうち1つは補助入力で、他の2つはマイクロフォンに使用。これにより、シングル・エンドと差分入力の各種の構成がサポートされる。

ウォルフソン社、製品マーケティング責任者、デビット・ブルック（David Brook）は、「本CODECは、ウォルフソンの製品ラインナップを拡充する重要な製品です。カメラ製品は、高品質の音声を記録するための高度な環境を提供するものです。当社は、本CODECを搭載し【高品質の録音性能】、【追加機能】を実現するであろうデジタル・カメラ製品を、消費者に提供できることを嬉しく思います」と語った。

入手性
WM8941は、4×4×0.75 mmの28ピンQFNパッケージで、現在サンプル出荷中。

本件に関する問い合せ先
　　　　　　
Wolfson Microelectronics plc
営業部 滝田 寛
TEL : 03-5733-8677
E-mail : hiroshi.takita@wolfsonmicro.com








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