熊本県南阿蘇村湯の谷における地熱資源量調査についてのJOGMEC助成金採択のお知らせ

　熊本県南阿蘇村湯の谷において地熱開発を計画する、株式会社レノバ（本社：東京都千代田区大手町、代表取締役：木南 陽介）を含む３社共同事業者グループ（：株式会社フォーカスキャピタルマネジメント（本社：東京都港区虎ノ門、代表取締役：江村 真人）、デナジー株式会社（本社：東京都品川区上大崎、代表取締役：中野 大吾））は、当地での地熱資源の資源量調査実施に当り、平成27年11月12日、JOGMEC（独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構）より助成金の採択を受けましたのでお知らせ致します。

（ご参考）JOGMEC発表資料：http://www.jogmec.go.jp/news/bid/content/300267275.pdf

■調査エリア■

地熱資源量調査は、当共同事業者グループの一社である株式会社フォーカスキャピタルマネジメントが、その100%子会社を通じて、南阿蘇村湯の谷に所有する土地（約50万㎡）およびその周辺にて実施する予定です

■調査内容とスケジュール■

＜地表調査（平成27年度）＞

・地質構造調査：地表面の地質、断層、熱水で変質した岩石の分布などを調べます

・流体地化学調査：地表に噴出している蒸気・熱水の温度・成分などを調べ、地下の状況を推定します

・電磁探査：地中の電気・磁気の流れ方を測定し、断層や地熱貯留層の状況を推定します

なお、温泉モニタリングについては、私どもの調査エリアの外周部にて、同じく地熱資源の資源量調査を行う他事業者様グループと協働で実施致します

＜開発の考え方と進め方＞

私どもは、地域の温泉・自然環境と調和する、長期にわたって持続可能な地熱開発の実現を志しています

地熱資源量調査は、地域関係者の皆様・南阿蘇村・熊本県などと継続的な連携を図りつつ、ご理解を得ながら進めて参ります

また、本年度の調査結果から、次段階の調査（掘削調査）を実施する場合には、改めて地域関係者の皆様などと協議を行い、ご理解を得ながら進めて参ります

【株式会社レノバについて】

レノバは、地熱発電、風力発電、バイオマス発電、太陽光発電などの再生可能エネルギー事業やリサイクル事業など、「心地よい環境」を創造する事業の開発・運営を推進しております（RENOVA：ラテン語で会社の理念であるReNewを意味する）。

既に、全国各地において、大規模太陽光発電所（出力合計140ＭＷ）やバイオマス発電所（出力20ＭＷ）などの再生可能エネルギーを活用した発電所の事業開発または運営の実績を持っております。また、発電所の立地する地域との連携・貢献を行いながら、更なる事業の開発を推進しております。

ＵＲＬ：http://www.renovainc.jp/business/renewables.html

今後も、再生可能エネルギー事業の開発を通じて、地域との共生・発展をめざしつつ、安心、安全、そして低環境負荷のエネルギー供給体制の実現に貢献してまいります。