日本バスケットボール界史上初!「リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグDREAM GAMES」で、NPS調査を実施いたしました。
2016年秋より、男子プロバスケットボールの新リーグ・B.LEAGUEがスタートする。従来のNBLとターキッシュ エアラインズ bjリーグ(TKbjリーグ)のクラブが1つのリーグで競い合うことになるという大移動であり、これに先立つイベントとして、両リーグの優勝・準優勝チームが対戦する「リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグDREAM GAMES」が開催された。株式会社 wizpraは、シナジーマーケティング株式会社、ワイズ・スポーツ株式会社と共同でバスケットボールファンのロイヤルティ向上とファンの拡大を目的とした戦略を提案するため、来場者を対象としたNPS調査を実施した。
報道関係者各位
2015年11月24日
株式会社wizpra
日本バスケットボール界史上初!NBLとTKbjリーグのトップ争い「リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグDREAM GAMES」で、NPS調査を実施いたしました。
■ファン層の拡大とロイヤルティ向上のためにNPS調査を実施
2016年秋より、男子プロバスケットボールの新リーグ・B.LEAGUEがスタートする。従来のNBLとターキッシュ エアラインズ bjリーグ(TKbjリーグ)のクラブが1つのリーグで競い合うことになるという大移動であり、これに先立つイベントとして、両リーグの優勝・準優勝チームが対戦する「リサイクルショップ ベクトルpresents NBL×TKbjリーグDREAM GAMES」が開催された。
この史上初の試みに立ち合うかたちで、株式会社 wizpra(本社:東京都中央区、 代表取締役社長:今西 良光、以下「wizpra」)は、シナジーマーケティング株式会社(本社:大阪府大阪市、 代表取締役:谷井 等)、ワイズ・スポーツ株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:杉本 渉)と共同でバスケットボールファンのロイヤルティ向上とファンの拡大を目的とした戦略を提案するため、来場者を対象としたNPS調査を実施した。
【NPS(ネットプロモータースコア)とは?】
NPS(Net Promoter Score)とは、「正味顧客推奨度」や「正味推奨者比率」と訳され、顧客のロイヤルティを数値化した指標である。顧客スコアやその他の指標よりも企業収益性との相関が強いことから、アップルやグーグル、ベライゾンなど欧米を中心に導入が進んでいる。
■NPSと現状のファンからの評価
まず、DREAM GAMES のNPSを計測した結果、34%となった。
NPS自体に絶対的な目安というものは存在しないが、リピート観戦や新規ファンの紹介につながりやすい「推奨者」が過半数を占めており、国内のNPS調査事例としては非常に高い正のNPS値となった。自由コメント欄を見ても、「bjのチームとの試合は新鮮でした!」、「普段見られない対戦で興奮する」といったポジティブな感想が多かった。一方で目線を変えると、「批判者」からのコメントも注目に値する。
例えば、「試みは良いと思うが、ルール等を両リーグ統一してから行った方がよかったと感じた」。あるいは、「bjリーグでは立って応援することが多いので今回のNBL式の着座での応援に物足りなさを感じました」など、一部の観戦者からあがった声は、2リーグが併存した従来体制のデメリットを浮かび上がらせる。
また、今回の調査では「DREAM GAMES」だけでなく、NBL、TKbjリーグに対する質問もおこなった(調査対象は、各リーグを過去観戦した経験のある来場者)。NPS値については後述するが、まずは各リーグにおける「批判者」コメントの一部を抜粋する。
NBLに対しては、「応援団、企業関係者が第一優先され、ファンサービスが弱すぎる」、
「試合は面白いがファンの盛り上がりやグッズの充実がbj(リーグ)に比べるとイマイチ」など。一方、TKbjリーグに対しては、「NBLに比べてレベルが低く感じる」、「試合が都内であまりやってない」等の声が目立った。
元来、異なる経緯で発足したことを踏まえればそれぞれに特徴があるのは当然ではあるものの、リーグ一本化という節目を迎えるにあたり、両リーグのファン融合における課題が今回のNPS調査によって浮き彫りになったといえる。
■ファンから期待されていることは「バスケットボールの人気向上」
話を戻しNPSを整理すると、NBLは34%、TKbjリーグは23%。これらをより詳細に考察する中で、(A)リーグの単独ファン、(B)バスケットボールのロイヤルファン、に回答者をそれぞれ限定したうえで再度NPSを算出した。
結果は、NBLが(A)49%:(B)17%、TKbjリーグが(A)60%:(B)8%。両リーグともに(B)のバスケットロイヤルファンのNPSが低く、「スポーツとしてバスケットボールを好み観戦している層からのスコアは低い」という結果となった。
改めて批判者のコメントを見ても、「プレーの質がまだまだ」や「バスケファンを育てる気がない」といった厳しい回答も目につく。
「B.LEAGUEに期待する事」という質問項目では、いずれの回答者層においても「バスケットボール人気のアップ」、「選手のレベルアップ」が圧倒的な割合を占める。
2リーグの融合という目先の課題に目がいきがちだが、こうした根本的な問題とも真摯に向き合うことで、新生B.LEAGUEの持続的な降盛に繋がると考えられる。
NPS調査は、コメント分析や回答者のセグメント化なども組み合わせることにより、いくつもの示唆を与えてくれる可能性を秘めている。
「どの程度おすすめしたいですか?」という問いかけを入り口に、今回の調査はスポーツ界の一角が抱える課題を、改めて整理でき、日本バスケットボール界の発展に向け、新たな一歩を踏み出す一助となった。
【本リリースの詳細は以下よりご確認ください。】
DREAM GAMESのNPS調査について
https://www.wizpra.com/news/2015/bleague-report/
■株式会社wizpra(https://www.wizpra.com)
株式会社wizpra顧客体験をマネジメントするクラウドサービス「wizpra NPS」を開発。豊富なデータやノウハウをもとに、NPSの最適な活用方法から、日々のサービス向上につながるアクション提案まで、wizpra は収益向上に貢献するビジネスパートナーとして、顧客体験を最大化いたします。
NPS® はBain&Company、Fred Reichheld、SatmetrixSystems の登録商標です。
添付画像・資料
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企業情報
企業名 | 株式会社wizpra |
---|---|
代表者名 | 今西 良光 |
業種 | ネットサービス |
コラム
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