高血圧、動脈硬化の方は必見!『ヒートショック対策』は、ミネラル入りむぎ茶が効果的さらにミネラルの健康効果にも注目!冬の「ウイルス対策」
急激な血圧の変化が原因で心筋梗塞などを引き起こす「ヒートショック」は冬に多発する傾向があります。赤穂化成株式会社(本社:兵庫県赤穂市)では、ヒートショックに効果的な対策のひとつとしてミネラル入りむぎ茶の働きについて、学会での研究結果を基にご紹介します。
■冬に多発する健康トラブル「ヒートショック」
気温の低い冬の死亡事故の1つに、入浴中の突然死(心肺機能停止)事故があげられます。その原因として、脱衣所の寒さとお風呂の熱さの温度差などが大きいことが考えられています。急激な温度変化により血圧が上下することで、心臓などの血管に大きな影響を及ぼし、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血を引き起こします。その現象は「ヒートショック」と呼ばれており、東京都健康長寿医療センターによると入浴中の死亡者総数は全国で約17,000人と推計しています。11月から3月までの気温の低い時期に多く、特に12月、1月は多く発生しています。夏場の熱中症と同様に高齢者が過半数を占めているため注意が必要です。
野崎 豊先生(ノザキクリニック院長)コメント
■高血圧、動脈硬化の方は要注意!冬の健康トラブル「ヒートショック」
「ヒートショック対策」に効果的なミネラル入りむぎ茶の「血圧低下作用」、「血液さらさら効果」
冬は夏と異なり、寒さのために血管が収縮して末梢の血行が悪くなることで、血圧が高くなりやすくなります。
ヒートショックは特に高血圧の方が起こしやすく注意が必要です。
株式会社伊藤園、赤穂化成株式会社及びノザキクリニックが実施した共同研究では、ミネラル入りむぎ茶を飲むと血圧が低くなる傾向が認められました。この研究結果では「収縮期血圧」(最高血圧)、「拡張期血圧」(最低血圧)ともに低下しましたが、注目すべき点は「拡張期血圧」が下がったということがあげられます。
「拡張期血圧」は心臓が収縮していない時の血圧のため、この血圧が高い場合は血管が硬くなっていることを示しています。そのため「拡張期血圧」が下がるということは、血管が柔らかくなったということが考えられ、心臓の負担をかなり減少させているということが言えます。結果として、血管が硬くなる動脈硬化のリスクの軽減をはじめ、心臓の様々なトラブルを減らす効果が期待できることになります。
また、血液通過時間が短縮する「血液さらさら効果」の傾向が認められました。血行を良くして、血管の詰まりを防ぐ働きも血圧低下作用と同様に心臓への負担を和らげていると言えるでしょう。
以上の結果から、血圧の乱高下で心臓に負担がかかり心筋梗塞などを招くヒートショックの対策として、ミネラル入りむぎ茶はおすすめの飲料と言えます。特に高齢者は加齢に伴い動脈硬化が進み高血圧になる方が多いため効果的だと思います。
■冬も積極的にミネラル補給を!口内免疫力向上で「ウイルス対策」
夏は熱中症対策としてミネラル補給の重要性をお話しましたが、実は冬もしっかりとミネラル補給をする必要があります。冬は気温が下がり、湿度が低下するため喉の粘膜が乾燥して炎症が起こりやすくなります。そのためウイルスを防御する力が弱まり、風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなります。
対策の1つとして、ミネラルを補給することで口内の免疫力を向上させることにあります。人の唾液は、喉の粘膜を覆うことで、口や鼻から侵入するウイルスを防ぐ「抗体S-IgA(分泌型免疫グロブリンA)」という免疫物質を分泌しています。ミネラルには唾液の中にある抗体S-IgAを増加させることが、赤穂化成と日本大学の研究でわかっています。(「第49回唾液腺学会」研究発表。塩化マグネシウムが唾液中のS-IgAに及ぼす影響)
冬は水分とミネラルをしっかり摂ることが健康維持のポイントとなります。その観点からミネラルを含むミネラル入りむぎ茶は、水分補給はもちろんカフェイン、カロリーもないので、小さなお子様からお年寄りまで手軽に毎日飲める健康飲料と言えるでしょう。
■冬の脱水症状に注意。
気温の低い冬は体感温度が低いことから喉の渇きを感じにくくなるため、水分が足りないことに気づかずに、水分とミネラル不足になってしまう落とし穴がいっぱいです。寒さのためにトイレの回数が増えたり、厚着による発汗、特に暖房の効いた部屋では空気が乾燥するため、知らず知らずのうちに発汗しています。
入浴においても、冬場は夏に比べて浴室やお湯の温度を上げた状態にする傾向があるので、気づかないうちに多くの汗をかいています。その時には水分だけでなくミネラル(ナトリウムやカリウム)も失われるので補給が必要になります。対策としては、入浴の前と後にこまめに水分とミネラルを補う必要があります。(量はコップ1杯~500ccを目安に)
また、就寝中にも汗で水分とミネラルは失われるので、就寝前、目覚めに補給することが望ましいです。カロリーゼロで、カフェインゼロのミネラル入りむぎ茶は、小さなお子様からお年寄りまで安心して飲むことができるので、冬場の水分とミネラル補給におすすめできる飲み物です。
「第60回日本栄養・食糧学会大会」研究発表内容の概要
「海洋深層水ミネラルを含む麦茶飲料の継続飲用がヒト循環器指標に及ぼす影響」
※株式会社伊藤園、赤穂化成株式会社及びノザキクリニックの共同研究
成人男女32名を被験者として、年齢、および収縮期血圧の平均がほぼ等しくなるよう、2つのグループに分けてミネラル入りとミネラル無しの麦茶各500mlを6ヶ月間(初夏~初冬)継続飲用させた。結果、ミネラル入り麦茶グループのみにおいて、血流改善、収縮期血圧、拡張期血圧のいずれも低下が認められたため、ミネラル入り麦茶の継続飲用により定常的な末梢血流状態が改善する可能性(飲用1時間後等の短期改善効果については既に確認、報告済み)、および血圧が低下する可能性が示唆された。ミネラル入り麦茶は主に飲まれる夏期のみでなく、循環器疾患の予防の観点から夏期以外も日常的に継続飲用することが好ましい可能性が示唆されたことになる。
■研究結果
ミネラル入り麦茶の継続飲用で次の効果が認められ、ミネラルを加えていない麦茶では認められなかった。
・血圧:収縮期血圧、および拡張期血圧ともに下がる傾向が認められた。 (複数時点で有意差あり、p<0.05)
・血流:有意な改善傾向が認められた(p<0.05)。
「第49回唾液腺学会」研究発表内容の概要
「塩化マグネシウムが唾液中のS-IgA※に及ぼす影響」
(赤穂化成株式会社、日本大学歯学部)
健康な男性10名を被験者として、洗口用サンプルに5w/w%MgCl2・6H2O水溶液を使用しました。唾液サンプルの採取は次の手順で実施した。海洋深層水のミネラルの主成分である塩化マグネシウム(以下、MgCl2)水溶液で口腔内を1分間洗口することにより刺激を加えた後にサンプルを吐出、直ちに口腔内に残留するサンプルを洗浄する目的で蒸留水を用いて1分間口腔内を洗口した。5分後、1時間後、3時間後、5時間後に口腔内に自然に分泌された唾液(数種の唾液腺より分泌された唾液)を採取し、S-IgAの測定を行った。結果、MgCl2水溶液による洗口によって、唾液中のS-IgA濃度に有意な上昇が確認された。これにより、MgCl2水溶液による洗口は、口腔内の免疫力を上昇させ、生体防御に有益である可能性が示唆された。今回の研究によって、MgCl2を主成分とする海洋深層水のミネラルによっても、同様の効果が得られる可能性があると考えられる。このことから、海洋深層水のミネラルを使用した水溶液で口腔内を洗浄することによって、風邪など呼吸器系感染症を抑制できる可能性が示唆された。
■研究結果
MgCl2水溶液による洗口前と比較して、洗口後では唾液中のS-IgA濃度が上昇する傾向が確認された。
以上のことから、MgCl2で口腔内を洗口することは唾液中のS-IgA濃度を上昇させる効果があり、口腔の免疫力を上昇させ、生体防御に有益である可能性が示唆されました。
※S-IgA・・・分泌型IgA (Secretory IgA)。微生物の粘膜・硬組織への付着防止、ウィルス・細菌・毒素を凝集・中和する働きがある。
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企業情報
企業名 | 赤穂化成株式会社 |
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代表者名 | 池上 良成 |
業種 | 食品関連 |
コラム
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