NPO法人アレルギーっこパパの会がクラウドファンディング「READYFOR」で、食物アレルギー配慮食品の普及と障がい者の工賃アップを目指してプロジェクトを開始
NPO法人アレルギーっこパパの会は、プロが考えたアレルギー配慮お菓子レシピを無料で全国の障がい者施設へ提供するプロジェクトの資金調達のために、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて45万円を目指しプロジェクトをスタートしました。本プロジェクトでは、食物アレルギーに配慮されたお菓子の普及と障害者の工賃アップを目指し、卵・乳製品・小麦を使用しないで作れるプロが考えたお菓子レシピを全国の障がい者施設に無料で提供するための資金調達を行っています。 なお、本プロジェクトの募集締め切りは1月30日。一口3,000円から支援でき、卵・乳製品・小麦を使用しないパウンドケーキや本プロジェクトで制作するレシピ集・解説動画などのリターンを手に入れることができます。
NPO法人アレルギーっこパパの会(本社:東京都中央区、理事長:今村 慎太郎、以下、アレパパ)は、2015年12月21日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて食物アレルギーに配慮されたお菓子の普及と、障害者の工賃アップを目指し、全国の障がい者施設にインターネットを通じて卵・乳製品・小麦を使用しないで作れる、プロが考えた美味しいお菓子レシピを無料で提供するための資金調達を開始いたしました。
「味にこだわったアレルギーっ子のためのお菓子レシピを全国へ!」
https://readyfor.jp/projects/arepapa
「学校生活における健康管理に関する調査」(2013年 文部科学省)によると、食物アレルギーをもつ小中高生は、6年前に比べ1.4倍の約45万人に増加しています。また、「アレルギー疾患に関する3歳児全都調査」(2014年 東京都福祉保健局)によると、15年前の調査開始時から一貫して食物アレルギーが増加傾向で、2014年の調査においては、アレルギー疾患において食物アレルギーが最多の疾患となりました。このような背景から、近年、社会全体で解決に向けた議論がなされ、2015年12月25日からアレルギー疾患対策基本法が施行されるなど、食物アレルギーの子どもを取り巻く社会環境が少しずつ変化の兆しを見せています。しかしながら、この課題には、アレルギー配慮食品が質・量共に十分でないことや、アレルギー配慮食品の価格が障壁になっているなどの課題が残されています。
アレルギー配慮食品を製造するためには、原材料の管理、アレルゲン混入リスク低減の観点から、専用工場の建設が望ましいとされています。しかし、専用工場の投資や、全人口の1~2%と言われる少ない食物アレルギー人口のから、アレルギー配慮食品に取り組んでいる企業は少ない状況です。
そこで、アレパパでは、これまでの外食企業へのアレルギー対応アドバイスの経験や、これまで開発してきたアレルギー対応料理のレシピを活かし、地域の必要とする人たちに、必要な数だけアレルギー対応お菓子の普及を目指す、障がい者施設でのアレルギー配慮お菓子製造プロジェクトを進めています。現在、このプロジェクトは青森県三沢市の障がい者就労支援施設、杉並区との協働事業などで進められており、アレルギー配慮食品の付加価値を活用して、障がい者の工賃アップにも取り組んでいます
一口3,000円から支援を受け付けており、卵・乳製品・小麦を使用しないパウンドケーキや本プロジェクトで制作するレシピ集・解説動画などのリターンを手に入れることができます。本プロジェクトは1月30日23時〆切であり、目標金額の45万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。
■クラウドファンディングとは
インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。
■会社概要
商号 : NPO法人アレルギーっこパパの会
代表者 : 代表取締役 今村 慎太郎
所在地 : 〒104-0053 東京都中央区晴海5-1-17-302
設立 : 2013年11月
事業内容 : 外食企業へのアレルギー対応支援
URL : http://www. arepapa.jp/
企業情報
企業名 | NPO法人アレルギーっこパパの会 |
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代表者名 | 今村慎太郎 |
業種 | 食品関連 |