赤ちゃんのプロフェッショナルである助産師260人が考えた家 完成披露記者会見開催のご案内・2016 年1 月24 日（日）

一般社団法人福岡県助産師会（代表理事：平田喜代美）は、株式会社福岡工務店（代表取締役：阿久津岳生）と共同で、福岡市中央区平尾１丁目３－４１（西鉄薬院駅 徒歩1 分半）に“世界一綺麗な空気が流れる家”を目指した「マクロビオティック住宅」を完成いたしました。この完成を記念して、２０１６年１月２４日（日）に完成披露記者発表会を開催いたします。

日本の住宅では昔から、シックハウスや結露によるカビなど問題を抱えた住宅が数多くあり、さらに最近では、西日本を中心にPM２ .５による大気汚染が深刻になっています。特に福岡県は中国大陸に近いため汚染物質が流れ込みやすく、1月5日には国の環境基準を超え、呼吸器疾患がある人へ注意が呼びかけられました。こうした状況は、乳幼児や成長過程の子ども、妊娠中の方など免疫力が低い方へも悪影響与えるため、以前から何らかの対策が急務と考えていました。

そこで、福岡県助産師会では福岡工務店と共同で「母子やその家族など住む人が健康になれる家」の完成を目指し、2年前から開発をスタート。開発にあたっては、福岡県助産師会に所属する助産師２６０人をはじめ、福岡工務店で家を建てたオーナー、大工や協力企業など総勢375 名の協力を得ながら、様々な視点から議論を尽くしてきました。そして、福岡工務店の高気密・高断熱の高性能住宅をベースに、家に取りこむ空気から汚染物質を可能な限り除去し、さらにその空気を常に見える化することによって、２４時間快適に安心できる環境を実現しました。

このマクロビオティック住宅は、3 つの利用目的を有しています。①福岡県助産師会の会員（助産師）が妊娠中の方や母子を対象とした診療やセミナー等で利用 ②福岡工務店の専属モデルハウス ③宿泊体験施設施設として利用

▼（一社）福岡県助産師会会長・平田喜代美より

約５０年以上、助産師として多くの赤ちゃんを見てきました。その間、食事を改善することで色々なアレルギーの症状が軽減する事を「おっぱい１１０番」などの母乳育児を通して指導してまいりました。多くの効果もありましたが、ごく一部に食事だけでは、あと一歩というところが改善できない子どもたちが年々増加してまいりました。そこで、室内外の環境汚染の悪化も関係あるのではないかということに気づきました。

今回、福岡県助産師会の新たな施設を自然素材の家にしたのは、皆さまに少しでも、環境が与える影響を知って理解していただきたいと考えたからです。この施設が、次世代の子どもたちを健やかに育てるための参考になることを切に願っております。

■１９８１年１０月平田母乳育児コンサルタント開業■受賞：厚生労働大臣賞、国際ソロプチミストよりＷＨＷ

賞、福岡県知事賞、第２８回福岡県医療功労賞、福岡市民教育賞 ■著書等：おっぱい１１０番「母乳育児は地球を救う」、育児ソングＣＤ「おいしいお乳になったかな」、母乳と和食で家中病気知らず・共著、おっぱいはえらい！

■ 完成披露記者発表会■

日 時 ２０１６年1 月２４日（日） １０時～１２時まで

①10 時：テープカット ②10 時15 分：記者発表会 ③11 時：立食パーティー ④12 時：終了

会 場 福岡市中央区平尾１丁目３－２（福岡県助産婦会館すぐ横）

アクセス 西鉄大牟田線「薬院」駅 徒歩1 分半（約１００m）

※当日は完全予約制となっております。参加ご希望の報道関係者の方は

お電話よりご予約ください。 ※一般の方のご参加も受付けております。

▼報道関係者の皆様へ

取組に関する取材は随時受け付けております。可能な限り取材ご要望にご対応させていただきます。