ペットの里親募集サイト「ペットのおうち」、里親を見つけたペットが累計5万頭(匹)を超える。
WEBプロデュース会社の株式会社 Easy Communications(東京都港区)は2016年1月21日、同社の運営する里親募集サイト『ペットのおうち』で里親を見つけたペットが累計5万頭(匹)を超えた事を発表した。『ペットのおうち』は犬・猫の殺処分ゼロを目指し、2011年7月1日より一般公開されている(会員26万人、月間2,000万PV)。
里親が決まったペットの内訳は、犬:16,028|猫:29,105|小動物:3,688|魚:390|鳥:1,399|爬虫類他:593(全51,203件)。里親募集は会員登録をすれば誰でも行うことができ、個人でも飼えなくなってしまったペット、保護したペット等を掲載できる。保健所で殺処分を控えて里親募集されているペットの情報のコーナーもあり、神戸市役所など自治体が利用する例もある。ペットは犬・猫だけでなく、は虫類や小動物も募集可能。譲渡には、販売・転売目的の譲受の禁止、犬や猫の引き渡しの際は、誓約書に署名・捺印し、譲渡人・譲受人がそれぞれ1通ずつ保管するなどの厳しい譲渡ルールを設けている。
ペットのおうち
公開当初は投稿される里親募集情報に対し里親が見つかる確率は5割弱だったが、昨今では「里親になる」というペットの入手方法やサイトの存在が徐々に広まり、7割程度にまで増加している。
「ペット愛好家にとって生涯飼育は当たり前の事だと思いますが、経済的な理由・健康問題などは誰にでも起こり得る為、「飼えなくなる」という事態をゼロにする事は不可能と言えます。また、安易な飼育による飼育放棄も現実的にはゼロにはならないでしょう。日本全体で2,000万頭近くの犬猫が飼育されている事を考えると、毎年一定のペットに里親を見つける必要があり、ペットにやさしい社会を実現するには、里親の受け皿が十分に存在する社会にする必要があります。殺処分をゼロにし、それを維持する為には、里親文化を拡大・定着させなければならないと考えています。」と同社社長。
多数のボランティアによる活動や自治体の啓蒙により、『ペットのおうち』公開当時年間20万頭を超えた犬・猫の殺処分は10万頭まで減少している(環境省-統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」より)。しかし、まだ「里親になる」というペットの入手方法は一般的とは言えず、ボランティアや行政の負担も非常に大きい。同社は「里親文化を普及させ、日本をペット文化の先進国にして世界に広げたい」としている。
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企業情報
企業名 | 株式会社 Easy Communications |
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代表者名 | 内海友貴 |
業種 | ネットサービス |
コラム
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