品質、セキュリティ、および、継続性の観点から業務の弱点を分析し、これをもとに業務改善をするための支援ツールである「BIQ汎用業務分析ツール」を開発

株式会社ヒルベット・ソリューション（千葉県千葉市中央区、代表取締役社長：小山隆）はこのほど、品質、セキュリティ、および、継続性の観点から業務の弱点を分析し、これをもとに業務改善をするための支援ツールである「BIQ汎用業務分析ツール」を開発しました。

参照URL：http//www.hillvet.co.jp/prod1.pdf

ツールが必要とされる背景

（１）品質管理やセキュリティ管理に対する全体最適化の要求

上流工程から下流工程までにわたる全工程のリスクを俯瞰することができるので、これに基づ いた全体を最適化した管理が容易になり、対策費用の配分も最適化され、結果としてコストの 削減や対策に対する実効性の向上が期待できるようになります。

（２）品質事故やセキュリティ事故に対する早期解決の要求

不具合の発見場所から、上流工程の関連する要因をリスクの高い順に抽出できるので、各工 程、および、各拠点にわたる原因の絞り込みの際の作業負荷の軽減や時間の短縮化が期待 でき、結果としてコストの削減が可能となります。

（３）業務を継続もしくは早期復旧させるためのBCP（事業継続計画）に対する実効性の要求

－経営資源相互の各種依存関係を考慮したシミュレーション機能により、具体的な被災状況を 可視化することができるため、より実効性のある事業復旧計画を策定することが可能となりま す。

－ 全社で同一の被災・復旧状況を共有することができるため、これをもとに各拠点で作成した BCPは、結果として全体最適化されたものになり、実効性が確保できるようになります

機能

（１）業務と業務で使用している経営資源、および、相互の依存関係を可視化します。

　　　－物品の流通経路やデーターの通信経路の可視化に威力を発揮します。

（２） 品質リスクを体系的に評価します。

　　　－リスク評価の枠組みは、ISO9001に準拠しています。

　　　－リスク評価方法は、要因特性分析に重みづけをした方法を採用しています。

（３） 品質事故に対する原因の絞り込みが、体系的、かつ、効率的に実施できます。

　　　－複数拠点に跨る原因の絞り込みに威力を発揮します。

（４） 情報セキュリティリスクを体系的に評価します。

　　　－リスク評価の枠組みは、ISO27001に準拠しています。

　　　－リ スク 評価手法は、某中央官公庁や大手企業でも採用されている実績のある評価手法 です。

（５） 情報セキュリティ事故に対する原因の絞り込みが、体系的、かつ、効率的に実施できます。

　　　－複数拠点に跨る原因の絞り込みに威力を発揮します。

（６） 稼働停止事故に対する影響範囲の特定が、体系的、かつ、効率的に実施できます。

　　　－システム障害時の複数拠点に跨る影響範囲の特定に威力を発揮します。

（７） 事業中断リスクを体系的に評価します。

　　　－リスク評価の枠組みは、ISO22301に準拠しています。

（８） 広域災害に対する経営資源や業務の復旧計画の策定を体系的に支援します。

　　　－複数拠点に跨るBCP（事業継続計画）の策定に威力を発揮します。

（９）複数拠点に分散している在庫量の変動状況をシミュレートします。

　　　－各拠点の適正在庫量の分析に威力を発揮します。