昆虫を和食メニューに!ジビエ居酒屋「米とサーカス」が、2月8日より「昆虫食フェア」を開催
株式会社宮下企画の運営する「米とサーカス」で、2/8(月)~3/6(日)「昆虫食フェア」を開催。栄養価の面から21世紀を救う食材として注目されている昆虫を食べやすく調理し、気軽に試してもらう狙い。昆虫の素材そのものの味を生かした〈6種の昆虫食べ比べセット〉と、茶碗蒸しや出し巻き卵など和食にアレンジしたメニュー。
【世界が大注目!昆虫食】
■21世紀を救う食材
世界人口は2030年には90億人に達するという見込みがあると言われており、食糧難が深刻な問題となっています。
2013年5月、国連のFAO(食糧農業機関)はあるレポートを発表しました。
“食用昆虫-食糧と飼料の安全保障にむけた将来の展望”
今後予想される人口増加と地球温暖化に伴う、食糧問題の解決手段としての「昆虫食」の推奨です。
昆虫の多くは肉と同様のタンパク質やミネラルを含み、かつ脂肪分は肉よりも良質のものだとされています。
いま仮に世界中の人々が一斉に昆虫食へシフトしたとしても、なお余りある量を確保することができるとも言われているそうです。
また、牛や豚などの家畜動物より小規模の土地で育てられるため、環境への負荷が低い利点もあります。
■世界中で食べられてきた昆虫!
アジア、アフリカ、南米などで1900種以上の昆虫が食用として扱われ、少なくとも20億人の食生活の一部になっていると言われています。
東南アジア諸国をはじめ、タンパク源を肉や魚介類に求めることが難しい地域では、昆虫食の習慣が強くあるようです。
中国ではカイコのサナギやコオロギを食べ、ベトナムからラオスでは羽根をむしった蝶をスープに入れることがあると言います。
オーストラリアでは蜜を含んだ蟻の胴体を「珍味」として味わいますし、タイではタガメやゲンゴロウの揚げ物が屋台で売られているそうです。
ネイティブ・アメリカンの人々やアフリカでも、虫の幼虫や蟻などを食しているという記録があります。
■日本の代表的な昆虫食
日本の昆虫食として有名なのは「イナゴの佃煮」でしょう。
実は昆虫の種類が多く、各地方でイナゴや蜂の子、蚕さなぎ、セミなどが伝統食として食べられてきました。
1919年の調査では、国内で55種類の昆虫が食べられていたそうです。
現在でも長野県などでは蜂の子やザザムシが郷土の名産品となっています。
■すすむ昆虫の商品化
「世界のベストレストラン50」で、1位を4回獲得した「ノーマ Noma」(デンマーク)。この美食レストランは〈コオロギスープ〉を提供し話題になりました。
欧米では、昆虫食にビジネスとしての成長性を見いだし、コオロギ養殖などに参入する業者が増え始めているようです。
ベルギーの保健当局は市場に流通させてよい10種類の昆虫のリストを作成。昆虫入りのスナック菓子や野菜ペーストなどが商品化されています。
フランスでも昆虫食の輸出専門会社が続々と誕生し、日本の百貨店も取り扱われています。
■6種の虫 それぞれの特徴
【ゲンゴロウ(源五郎)】
豊富なタンパク質とカルシウムを含み、ベトナムや日本の一部地域で食べられてきました。
かなりしっかりした歯ごたえ。
【イナゴ(螽)】
日本の昆虫食の代表。高タンパク低脂肪でビタミンE・ビタミンB2・鉄、亜鉛など豊富な栄養素。
味は小エビに似た香ばしい風味です。
【バンブーワーム(竹虫)】
若竹にしか生息しない虫です。中は空洞で、揚げるとサクサクとしたフライドポテトのような食感。
香ばしいナッツの風味がします。
【コガネムシ(黄金虫)】
美しい光沢にしっかりとした形。栄養価がとても高く、食べごたえがあります。
木の実のような味わいです。
【カイコ(蚕)】
長野県や群馬県では昔から貴重なタンパク源として佃煮にされてきました。
宇宙ステーションでの食料としての利用も研究されているそうです。
【サソリ(蠍)】
中国では、4000年前から王族が健康維持のため食べていました。
「蠍の神経毒は口から入ると薬になる」と言われる、効果の高い薬膳食材。
【これからの食を考える】
「米とサーカス」では、昆虫のほか、鹿・熊・猪など人や農作物に危害を加えるとされる
「害獣」を食材として提案してきました。
飽食の時代とされる現代で、自然と共存できる食文化をより気軽に、
多くの人に届けることが「米とサーカス」のテーマです。
あまり親しみがなく無駄にされてきた食材も、工夫次第でこんなに美味しく・楽しく食べられる!
そんな提案として、「昆虫食フェア」を開催します。
■昆虫食フェア メニュー
6種の昆虫食べ比べセット 1200円
ゲンゴロウ/イナゴ/バンブーワーム/コガネムシ/カイコ/サソリ
イナゴの佃煮 470円
カイコの茶碗蒸し 480円
スズメ蜂の子の甘露煮 500円
サソリネギマ 1本500円
アリ卵の出し巻き卵 700円
アリチャーハン 900円
開催期間:2/8~3/6
【店舗情報】
米とサーカス
東京都新宿区高田馬場2-19-8
(山手線・東西線・西武新宿線の高田馬場駅「早稲田口」徒歩1分/高田馬場駅から203m)
03-5155-9317
【メニュー例】
紅葉味噌鍋 1,380円
熊味噌鍋 時価
鹿ハンバーグ 820円
猪ロースの塩焼き 1,250円
ワニの天ぷら 870円
ダチョウのタタキ 820円
ビール 580円~
日本酒 420円~
【運営会社】
株式会社 宮下企画
平成22年設立。新宿を中心にジビエ居酒屋「米とサーカス」や、熟成肉×ジビエの肉レストラン「パンとサーカス」、自家製シャルキュトリーの肉バル「肉屋カーニバル」、ゴールデン街のバーなど、特色ある飲食店の企画・運営を行う。
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企業情報
企業名 | 亜細亜TokyoWorld株式会社 |
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代表者名 | 宮下正徳 |
業種 | 外食・フードサービス |
コラム
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