「浪江高校 × ユニクロ　移動販売」高校生が企画したユニクロ商品の試着交流会が仮設住宅で実現へ　

（特活）ADRA Japanが支援を行なう福島県立浪江高等学校の２年生は、株式会社ユニクロと協力し、２月10日（水）に浪江町の仮設住宅（二本松市内）にてユニクロ商品の試着・交流会を開催します。

特定非営利活動法人 ADRA Japanは、福島県の若者が夢や希望を持って生きていくことが地域の復興になると考え、2012年から県内の若者を対象に人材育成事業を行なっています。その一環で、株式会社ユニクロと協力し、同社のサービスと人材を生かした活動に取り組んでいます。

この活動に参加する浪江高校の生徒（当時1年生）は、2014年にユニクロ店舗で接客やサービスを学び、地元から避難している人々に喜んでいただくために何ができるかを考えてきました。これまでに聞き取り調査や、実際に仮設住宅の方々のお買い物をお手伝いした経験から、仮設住宅での移動販売というアイデアに辿り着きました。生徒達はこのアイデアをユニクロ東京本部で発表し、同社の協力を得てアイデアが実現することになりました。

当日は、生徒たちがユニクロの洋服のコーディネートのお手伝いや、住民の方々との交流をしながら、楽しんでお買い物をしていただくための高校生らしい心のこもったサービスを提供します。

高齢者が多く住む仮設住宅で、住民の方々がより楽しくお買い物ができるように、生徒自身がアイデアを出し準備を重ねてきました。生徒たち自身が未来を切り開く力をつけ、成長をしてきた姿を見に、ぜひ「仮設住宅さこらんしょ（仮設住宅にお越しください）」。

【日時】2016年２月10日（水）11時30分から14時00分

【会場】福島県浪江町旧平石小学校仮設住宅（福島県二本松市赤井沢472）

■ 福島県立浪江高等学校について

2011年３月の東日本大震災とそれに伴う原発事故の影響で学校ごと避難し、現在も避難したまま、まもなく６年目の春を迎えます。在校生は27人。現在の２年生が卒業する2017年３月をもって休校となる予定です。

■ 浪江高校とユニクロの取り組みについて

詳細URL http://www.uniqlo.com/jp/csr/aid/NGO/ADRA/index.html

■ 特定非営利活動法人 ADRA Japan（アドラ・ジャパン）について

人種・宗教・政治の区別なく「人間としての尊厳の回復と維持」を実現するために国際協力活動を行なっている国際NGOです。東日本大震災の翌日から福島県と宮城県で活動を行なっています。

ホームページ：http://www.adrajpn.org

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