オーティコン補聴器、障害者総合支援法対応補聴器に、先進チップ“イニウムセンス”搭載の高性能ラインアップ「C100SP」登場
世界をリードする補聴器メーカー、オーティコンは、障害者総合支援法対応補聴器のラインナップとして、同社の先進チップ“イニウムセンス”を搭載した重度難聴用耳かけ型補聴器「C100SP」を、2016年3月10日(木)より発売いたします。これにより、障害者総合支援法の対象となる方々に高性能かつ高機能な「イニウムセンス」搭載補聴器の提供が可能になりました。
プレスリリース
2016年2月26日
オーティコン補聴器 http://www.oticon.co.jp/
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オーティコン補聴器、障害者総合支援法対応補聴器に、
先進チップ“イニウムセンス”搭載の高性能ラインアップ「C100SP」登場
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110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(本社:神奈川県川崎市、プレジデント:木下 聡、以下オーティコン)は、障害者総合支援法対応補聴器のラインナップとして、同社の先進チップ“イニウムセンス”を搭載した重度難聴用耳かけ型補聴器「C100SP」を、2016年3月10日(木)より発売いたします。これにより、障害者総合支援法の対象となる方々に高性能かつ高機能な「イニウムセンス」搭載補聴器の提供が可能になりました。
オーティコンは、高度難聴用として“イニウム”チップを搭載した障害者総合支援法対応補聴器「C100」を2014年に投入し、高い性能に裏打ちされた高音質な聞こえとして既に多くの方々にご使用いただいています。その一方で、重度難聴用の補聴器の登場を熱望する多方面からの意見も寄せられていました。
「より優れた聞こえを、できるだけ多くのユーザーに届けたい」というオーティコンの想いに揺るぎはなく、このたび満を持して重度難聴用としては「P80SP」の後継器となる、先進チップ“イニウムセンス”を搭載した重度難聴用耳かけ型「C100SP」を、支援法の対象者へ提供することが実現しました。
「C100SP」は、オーティコンの最新のチップ“イニウムセンス”を搭載した初の支援法対象補聴器であり、その性能と機能において従来の支援法対象補聴器とは一線を画す革新的な進化を遂げています。また「C100SP」はさらなる省電力化により、13電池を使用することで本体のスリム化、およびパワーユーザーが求める“力強い聞こえ”という2つのニーズに応えることに成功しました。
オーティコンは、聞こえに悩む人々が日々直面する問題に対して真摯に耳を傾け、その聞こえをサポートする機能を開発しています。当社の小児用補聴器を中心に根強い支持を得ている「LEDライト表示」機能は「C100SP」にも採用されており、補聴器の稼働状況を家族や周囲の人が確認できる機能として、成人から小児まで幅広いニーズに対応しています。
補聴器の内部機構はナノコーティング加工が施され、防塵・防水の国際保護等級「IP58※1」を取得。素材には「C100」や小児用補聴器と同じく低アレルギー性素材を使用しており、ユーザーの使いやすさと、日常の使用における堅牢性を徹底的に配慮したデザインになっています。12色という豊富なカラーバリエーションも魅力を増す要素の一つです。
オーティコンは企業理念である「ピープル・ファースト」のもと、聞こえに悩む全ての人々が自由に伝え合い、いきいきと活動的な生活をお送りいただけるよう、一人ひとりの要望やニーズに応える製品開発に取り組んでいます。この度「C100SP」が障害者総合支援法対応補聴器の製品ラインアップに加わることで、さらに多くのユーザーにオーティコンの先進技術を結集した高性能かつ高機能な補聴器を提供することが可能になりました。オーティコンは今後もさらに聞こえに悩む人々に「より良い聞こえ」を届け、力づけるサポートを行ってまいります。
【障害者総合支援法対応 重度難聴用補聴器「C100SP」の主な特長】
• 高性能、高機能、省電力を実現する先進チップ「イニウムセンス(INIUMSENSE)」搭載。クアッドコアプロセッサを搭載したオーティコン第三世代“イニウム”から、さらに処理能力を30%高めたオーティコン最新チップの搭載によって、これまでにない高速処理と省電力が実現しました。
• 小型でパワフルな補聴器(143dB SPL / 82dB)で、 低音域を含めた高出力を実現しています。
• 「イニウムセンスハウリングシールドSP」搭載。スーパーパワーの出力に応じた、高度なハウリング(不快なピーピー音)制御システムによって、高い音質はそのままにハウリングの発生を抑制します。
• 独自の周波数配合技術「スピーチレスキュー」搭載。重度難聴者にとって聞き取りにくいとされる「サ」や「ザ」といった高周波数帯にある音を確実に届けることで、言葉の理解を助けます。
• 補聴器とテレビや電話をワイヤレス接続することで、音を補聴器から直接聞くことができる「コネクトラインシステム」に対応。オプションの専用リモコン「ストリーマー・プロ」を使うことで、補聴器とテレビや電話、音楽プレーヤーの音をワイヤレスで直接補聴器に届けることができます。
• 高性能な適応型FM機能を搭載。ユーザー周囲の騒音レベルに応じて、FM利得を自動的に調整します。また、FM互換フィルターにより他社のFMシステムでも利用することができます。
• 全12色の豊富なカラーバリエーション。
【障害者総合支援法対応補聴器「C100SP」製品概要】
製品名:C100SP (防塵・防水の国際保護等級「IP58※1」を取得)
適合範囲:重度難聴 (110 dBHLまで対応) 障害程度等級2級まで
スタイル:耳かけ型
チャンネル数:8チャンネル
使用電池(空気電池):13電池
カラー:全12色。ベージュ、テラコッタ・ブラウン、コッパー・ブラウン、シルバー、ダイヤモンド・ブラック、アクアマリン、パワーピンク、パープル、レッド、ブルー、エメラルドグリーン、ピュアホワイト
本体価格(片耳) ※2:67,300円 ※3
発売日:2016年3月10日(木)
【障害者総合支援法について】
障害者総合支援法は、障害者の日常生活・社会生活を総合的に支援するために厚生労働省令で定められた法律です。障害者総合支援法による制度の利用では、原則一律1割の自己負担で補聴器の費用が支給されます。この制度を受けるためには、身体障害者程度等級表のいずれかの等級に該当することが条件となり、住居地の自治体の福祉課にて申請手続きが必要となります。詳細は各自治体へご確認ください。
■「C100SP」をはじめとするオーティコンの障害者総合支援法対応補聴器は、全国のオーティコン補聴器取り扱い専門店、眼鏡店、百貨店にて購入可能です。
▼オーティコン補聴器取扱店について
http://standard.navitime.biz/oticon/Index.act
▼本プレスリリースサイト
http://www.oticon.co.jp/info/2016/02/20160226
▼オーティコン製品に関する資料請求・お問い合わせ
フリーダイヤル:0120-113321 営業時間9:30~17:30(土、日、祝日を除く)
◆その他、詳細は当社ホームページ (http://www.oticon.co.jp) をご覧ください。
※1 オーティコンデンマーク本社において、第三者検査機関による国際保護等級IP58をRITEおよび耳かけ型タイプにおいて取得。※2 補聴器本体は非課税です。※3 平成18年9月29日厚生労働省告示第528号、改正 平成25年1月18日厚生労働省告示 第6号より抜粋。
■オーティコンについて
補聴器におけるパイオニアであるオーティコン社(Oticon A/S)は、ハンス・デマントにより1904 年にデンマークに創設されました。オーティコンは世界で唯一の慈善財団が所有する補聴器会社であり、ウィリアム・デマント・ホールディング社の傘下にあります。その日本法人としてオーティコン補聴器は1973年より日本市場における製品の製造・販売を行っています(http://www.oticon.co.jp)。オーティコンの企業理念「ピープル・ファースト」とは、「聞こえに悩む人々を第一に考え、彼らが自由に伝えあい、自然にふるまい、そして活動的に生活できるように力づける」という信念に基づきます。オーティコンは先進のノンリニア補聴器、フルデジタル補聴器および人工知能補聴器を開発し、業界のパイオニアとして革新的な技術を難聴者とともに開拓してきました。1977年には先進技術とオージオロジー(聴覚学)を研究するエリクスホルム研究所を設立、世界中から参集した様々な分野の科学者と1,000人以上のテストユーザーと共に将来の補聴器開発に取り組んでいます。オーティコンは世界各国で補聴器をはじめ、聴覚関連機器、医療機器の製造・販売を行っています。
※文中に記載の名称は、各社の商標または登録商標です。
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企業情報
企業名 | オーティコン補聴器 |
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代表者名 | 齋藤 徹 |
業種 | その他製造業 |
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