オメガジャパン、漆喰(しっくい)の弱点を克服した一般住宅向け外壁専用漆喰『White wall』の全国販売を開始。自然素材の純白漆喰の建築美を住宅外壁に。
『White wall』は、栃木県産の石灰岩を主成分とする高品質の日本国内産原料を採用。風雨に耐え、大切な家を守るために、割れ、はがれに強く、自浄作用や抗菌作用、さらには遮熱性能をも兼ね備えた国産漆喰です。強い付着力、高い撥水性能により吸水しないことから、これまで漆喰の弱点とされてきた、ひび、割れ、変色が起こらず、凍害にも強いなどの高い耐久性が大きな特徴となっています。
断熱塗り壁システムの販売・施工を行うオメガジャパン株式会社(所在地:静岡県菊川市、代表取締役:斎藤 元志)は、2016年2月1日(月)より、「割れ」「ひび」「変色」など従来の漆喰(しっくい)の弱点を克服した外壁専用漆喰『White wall』(ホワイトウォール:当社商品名)の全国販売を、当社インターネットホームページで開始しました。
『White wall』公式Webサイト: http://www.white-wall.jp/
■従来の漆喰の弱点をすべて克服し、自浄・抗菌作用、遮熱性能を兼ね備えた国産漆喰
『White wall』は、栃木県産の石灰岩を主成分とする高品質の国内産原料を採用。風雨に耐え、大切な家を守るために、割れ、はがれに強く、自浄作用や抗菌作用、さらには遮熱性能をも兼ね備えた国産漆喰です。
強い付着力、高い撥水性能により吸水しないことから、これまで漆喰の弱点とされてきた、ひび、割れ、変色が起こらず、凍害にも強いなどの高い耐久性が大きな特徴となっています。自然素材特有の定期的なメンテナンスも不要です。
オメガジャパンが開発・推奨する専用下地ボードと合わせて使用することで、強固な付着を実現するとともに、微細なクラックを抑え、雨水が毛細管現象により裏側に侵入することを防止します。外断熱、塗壁も実現可能です。
『White wall』は、すでに練った状態で納品する製品のため、現場を汚すこともなく、施工しやすく、工期短縮も可能です。価格は、1缶19,000円(消費税別)。内容量は22キログラムで、標準塗布面積は、塗厚3ミリメートルの場合7~8平方メートルです。
■漆喰の弱点を技術で解消し、自然素材の白漆喰を超えた建築美を現代に
先ごろ、国宝であり平成5年12月に日本で初めて世界文化遺産に登録された姫路城の改修工事が終了し、白漆喰総塗籠造りの美しい城壁が蘇り大きな注目を集めています。
白漆喰は、その美しさから住宅にも採用したいとの問い合わせが多いものの、これまでは、“割れやすい”“ひびが入る”“水分を吸収してしまう”“付着力が弱い”“すさ(※)により変色する”“メンテナンスが必要”といった課題から、要望には応えることができませんでした。
※すさ:漆喰を補強するために壁土(かべつち)に混ぜる藁(わら)や糸くずのこと
オメガジャパンでは、2011年 から、こうした白漆喰の弱点を解決し、一般住宅でも施工できる外壁塗り専用漆喰の開発に着手しました。日本全国から漆喰の素材を取り寄せ、実証試験を行うなどの試行錯誤の結果、ある種の添加物を加えることで漆喰の弱点を克服することができることを突き止めました。
その結果、従来の漆喰の欠点をすべて解決する外壁専用漆喰『White wall』を完成しました。さらに、割れやひびの原因を解消しながら断熱効果や通気効果を兼ね備えた「専用下地ボード」、「内装専用漆喰」と合わせて2013年から地元静岡を中心に、延べ5,000缶を販売してきました。
オメガジャパンでは、その後も施工会社や施主の意見・要望をもとに開発を続け、このたびの全国販売の運びとなりました。
■「ゼロエネルギー住宅」対応製品の開発に注力
経済産業省では、一定の断熱性能、「開口部通風利用システム」「床下冷熱利用システム」などの自然エネルギー等を取り入れた設計手法を採用するなど、消費エネルギーと作りだすエネルギーの差し引きがゼロになるいわゆる「ゼロエネルギー住宅」に対する補助金制度を設けているほか、2020年までにすべての新築住宅・建築物を対象に、省エネルギー基準への適合を義務付ける方針を打ち出しています。
オメガジャパンでは、「ゼロエネルギー住宅」に対応できる製品提供に向けて、今後も開発に注力していきます。その一方で、『White wall』の普及・拡販に注力し、2016年末までには50社の新規取引を目指し、1億円の売上増を見込んでいます。
企業情報
企業名 | オメガジャパン株式会社 |
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代表者名 | 斎藤元志 |
業種 | 建築 |