3月3日は世界野生生物の日。絶滅と消費の問題解決に向け若手研究者を条約会議に参加させたい
3月3日は国連が定める「世界野生生物の日」。ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する条約)が採択された日です。このワシントン条約の次回の締約国会議に参加する、若手研究者の渡航費を支援するためにクラウドファンディングを始めました。
3月3日は国連が定める「世界野生生物の日」ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の国際取引に関する条約)が採択された日です。
今年のテーマは「野生生物の未来は私たちの手にある」です。世界各地で記念行事が予定されています。
(参考:世界野生生物の日オフィシャルサイト http://www.wildlifeday.org/ )
認定NPO法人 野生生物保全論研究会(所在地:東京都武蔵野市)は、ワシントン条約のテーマである、野生生物の消費と絶滅の問題について、調査提言、普及啓発を行っている団体です。2016年2月12日よりクラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、絶滅と消費の問題解決に向け、若手研究者を条約会議に参加させる渡航費支援のプロジェクトを開始しました。
「絶滅と消費の問題解決に向け若手研究者を条約会議に参加させたい」
https://readyfor.jp/projects/CITES17
本プロジェクトは、2016年9月24日から南アフリカ共和国で開催されるワシントン条約締約国会議に、私たちの会のインターンとして大学院生など若手研究者を参加させたいというものです。
野生生物の消費と絶滅の問題は、「取引が規制されるとマグロやウナギが食べられなくなるのか」などが話題になります。しかし将来も食べ続けるためには、養殖技術だけでなく、海洋生態系や国と国との漁業のルールも考えなければなりません。消費と絶滅の問題の解決には、自然科学、法律、経済、外交などさまざまな視点からの研究が必要です。しかし日本では研究例が少なく、海外との情報格差が大きい分野です。
会議の参加者は、4月4日から5月5日まで公募します。消費と絶滅の研究を自分の所属する学会で発表するか論文投稿をするのが応募の条件です。それを通じて日本の野生生物保全、とくに絶滅と消費の問題の研究を発展させることがこのプロジェクトの目的です。
一口3000円から支援を受け付けており、ゴリラの保護活動の支援にもなるエコバックやサバンナの写真などのリターンを差し上げています。本プロジェクトは4月12日23時〆切で、目標金額の56万円に達した場合のみ、プロジェクトが成立となります。
【クラウドファンディングとは】
インターネット上で個人や団体、株式会社などがプロジェクトを提案し、不特定多数の方からお金を集める仕組み。2000年代初頭から、欧米を中心に企業・団体・アーティストなどが利用したことで広まり、日本では震災後に活発化。被災地支援や医療問題、製造存続の危機に瀕した製品の継続、海外に渡航し夢を実現したい人に至るまで、あらゆる企画が「共感」によって資金を集め、企画を実現させています。
【今後の展望】
参加する大学院生など若手研究者は4月4日~5月5日に公募し、5月末に決定します。
ワシントン条約第17回締約国会議は9月24日~10月5日 南アフリカ共和国 ヨハネスブルグで開催されます。
会議終了後の11月上旬に、都内で会議参加報告会を開催します。ご支援いただいた方には、ご招待券をペアでを差し上げます。
「絶滅と消費の問題解決に向け若手研究者を条約会議に参加させたい」
https://readyfor.jp/projects/CITES17
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 認定特定非営利活動法人 野生生物保全論研究会(JWCS) |
---|---|
代表者名 | 安藤 元一 |
業種 | その他サービス |