図研ネットウエイブ、QNAP Systems Inc. と代理店契約締結。～中小規模エンタープライズ向けストレージソリューションを拡販～

2016 年3 月14 日 – 図研ネットウエイブ株式会社（本社：神奈川県横浜市、代表取締役社長：中村 郁生、以下図研ネットウエイブ）は、QNAP Systems Inc.（本社：台湾台北、代表：Teddy Kuo、以下QNAP 社）との代理店契約を締結いたしました。 図研ネットウエイブは長年培ってきた大規模エンタープライズへのストレージソリューションの実績を基に、QNAP社製のストレージソリューションを中小規模エンタープライズに向けて提供いたします。

昨今、企業で取り扱われるデータ量が急速に増加していくにつれ、ストレージの重要性、利用方法も変化してきました。

それに伴い今後のストレージ市場は全体的に成長していくことが予想されます。 中でもネットワーク上に直接接続する共有ストレージ（NAS）の市場は、ネットワーク自体の高速化によるボトルネックの解消もあり、ビッグデータ、仮想化、バックアップ等様々な用途に利用できる上、構築、管理が簡単に行え、かつ比較的低価格に導入可能というメリットから今後も大きく伸びる傾向にあります。

この度図研ネットウエイブが販売を開始するQNAP Turbo NAS は台湾を本社とするQNAP 社製のNAS であり、コンシューマ、SOHO 向けのデスクトップタイプからエンタープライズ向けのラックマウントタイプまで幅広いラインナップがあります。 日本国内ではすでにコンシューマ、SOHO 向けのNAS としての実績も多く、その性能の高さからエンタープライズ向けのNAS としても実績を伸ばしています。 図研ネットウエイブは長年培ってきたストレージソリューションの販売、保守サポートの実績を活かし、高いサポートレベルが求められるエンタープライズ向けに、導入、管理が簡単かつ低価格なQNAP Turbo NAS をベースとしたストレージソリューションをお客様に提供いたします。

QNAP Turbo NAS の製品特長

1. ストレージ性能の高さ

QNAP Turbo NAS 最大の特長は自社開発のOS、ハードウェアに加え、高性能プロセッサと潤沢なメモリによるパフォーマンスの高さが特長です。 エンタープライズモデルでは、Intel Quad-Core Xeon CPU を採用し、MAX32GB のメモリを搭載可能で、マルチプロトコル対応（SMB/CIFS, NFS, AFP, FTP, WebDAV, Openstack など）です。 また、SSD が搭載可能なモデルもあり、それらをキャッシュやデータを保管する階層化プールとして利用することでさらなる高速化と効率化を実現します。 仮想ボリュームによるシンプロビジョニングにも対応し、ストレージプールによるオンラインでの柔軟な容量拡張にも対応します。

2. 直観的でシンプルなGUI を持つQTS

直観的なユーザーインターフェイスを備えたQNAP Turbo NAS のOS であるQTS は、ボリューム、ストレージプール、ディスクの管理を容易に一元化します。 必要な機能をすばやく検索、重要なシステム情報をリアルタイムで監視、複数のアプリケーションウィンドウを開いて複数のタスクを同時に実行が可能となっており、管理効率が大幅に向上します。

3. 充実のラインナップ

QNAP Turbo NAS には様々なラインナップがあります。 エンタープライズ向けモデルでは4 ベイ～24 ベイまで選択可能で、搭載するHDD の種類もSAS、SATA、SSD を用途により選択可能、かつ様々な容量のHDD を選択可能です。 さらに拡張エンクロージャーで容量の動的な増設に対応します。

4. 高い可用性

QNAP Turbo NAS は可用性の面でも高い性能を持っています。 搭載するHDD が故障した際のホットスワップに対応するRAID 機能 (0/1/5/6/10) はもちろんのこと、筐体が故障した際もHDD を新しい筐体に載せかえるだけでそのまま利用することが可能です。

5. バックアップ機能

QNAP Turbo NAS 自体のバックアップとして、遠隔地にあるQNAP Turbo NAS 同士でデータを同期するRTRR（リアルタイム・リモート・レプリケーション）、rsync やMicrosoft Azure, Google, Amazon やOpenstack ベースのクラウドサービスと連携します。 その他Windows PC のバックアップとして NetBak Replicator、 Mac のバックアップとしてApple Time Machine に対応します。

6. 仮想化対応

VMware® Ready™、Citrix® Ready™、Microsoft® Hyper-V, VDDI, ODX のサポートに加え、Virtualization Station, Container Station といったQTS 内のアプリケーションで独自に仮想環境を提供します。

この度のQNAP 社との代理店契約締結にあたり、QNAP Systems Inc. 代表 Teddy Kuo 氏は次のように述べています。

「この度、図研ネットウエイブ様との契約が締結され、販売を開始していただくことを大変うれしく思っております。QNAP Turbo NAS は今までコンシューマ、SOHO 向けの小型NAS として実績を作ってまいりましたが、この製品の実力はエンタープライズNAS としても大いに力を発揮できる製品です。 そこに図研ネットウエイブ様の技術力、サポート力が加わることでなお一層お客様に安心してQNAP Turbo NAS を利用いただけるものと確信しております。 今後も図研ネットウエイブ様と共に成長できることを期待しております。」

この度のQNAP ジャパン社との代理店契約締結にあたり、図研ネットウエイブ株式会社 代表取締役社長 中村郁生は次のように述べています。

「この度、弊社のストレージソリューションにQNAP Turbo NAS という新たな製品が加わったことを大変うれしく思っております。当社は今まで長年に渡りエンタープライズ向けの大規模ストレージソリューションの販売、保守サポートを数多くしてまいりましたが、エンタープライズでの中小規模ストレージ利用においても弊社の技術力、サポート力はお客様に最適なソリューションを提供するポイントとなると確信しております。 今後も弊社はこのQNAP Turbo NAS と共にお客様に安心できるストレージソリューションを提供してまいります。」

図研ネットウエイブでのQNAP Turbo NAS の取り扱い開始は2016 年4 月1 日からを予定しており、中小規模エンタープライズ向けに販売いたします。 保守サービスに関しましてもお客様に必要なメニューを取り揃えておりますので詳細は図研ネットウエイブ ホームページ（http://www.znw.co.jp）でご確認ください。

製品、サービスに関するご質問は下記お問い合わせ先までご連絡ください。

※記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

【QNAP について】

QNAP (Quality Network Appliance Provider) Systems, Inc.は、このブランド名が約束するとおり、最先端の包括的な提案であるネットワークアタッチトストレージ (NAS) とネットワークビデオレコーダー (NVR)を、使いやすさ、堅強な動作、大容量ストレージ、そして信頼性と共にお届けする事を目指しています。 QNAP は、テクノロジーと設計を統合することで、ビジネス環境でファイル共有、仮想化アプリケーション、ストレージ管理、そして監視の業務効率を効果的に向上させる高品質な製品を創出するとともに、楽しいマルチメディアセンターの体験をご提供することで、家庭向けユーザーのエンターテイメント生活も充実させます。 台北に本社を置くQNAP は、ノンストップのイノベーションと情熱をもってソリューションをグローバル市場に提供しています。

【図研ネットウエイブについて】

図研ネットウエイブは 2001 年、急速な発展とともに多様な課題を抱えるインターネット市場に独自のソリューションを展開するため、株式会社図研の出資により設立されました。2002 年よりフォーティネットのディストリビュータとして販売を開始し、累積で 40,000 台以上の機器販売実績があります。過去 6 回に渡って No.1 ディストリビュータ賞に輝いており、フォーティネット製品に精通した SE が導入から運用・サポートまで包括的な技術支援を提供しています。また、2007 年よりEMC 社（旧社名 アイシロン・システムズ）と代理店契約を締結し、同社のストレージソリューションの販売も開始しました。 大規模エンタープライズを中心に多くの実績を作り、2015 年にはPartner of the Year、ビッグデータ賞を受賞するなど、ストレージ分野においても高い技術力、サポート力でソリューションを提供しています。 今後もあらゆる企業ニーズに応えるべく「もっと速く、もっと安全に」をコーポレートメッセージとしてお客様に高いバリューの製品とプロフェッショナルサービスを提供します。

詳細は http://www.znw.co.jp をご参照ください。