CSR、マルチメディアBluetooth製品に迷惑通話の対処機能「HushAlert!」を統合

CSR plc （英国ケンブリッジ、ロンドン証券取引所 略号：CSR.L、以下、「CSR」）は、Q Talk社の「HushAlert!」が、CSRの最新のBlueCore5-Multimediaプラットフォーム上で提供可能になったことを発表。HushAlert!は、携帯電話ユーザー自身の音声レベル調整が可能で、パブリックスペースにおける迷惑通話の問題に対応するソリューション。


Q TalkのHushAlert!は、あらかじめ設定されたしきい値に従って、携帯電話ユーザーの音声レベルを継続的に監視。ユーザーの音声が設定されたしきい値を超えた場合、システムはユーザーに視覚、音声、または触覚によるフィードバックで通知し、話し声が大きすぎることを知らる。このしきい値は、自由にカスタマイズが可能なため、各ユーザーの目的に応じて調節することが可能。

CSRのBlueCore5-Multimediaは、DSPとメモリの両方を内蔵した唯一のBluetoothシリコン。HushAlert!は、低消費電力を実現しバッテリ駆動の携帯デバイスに最適で、BlueCore5-Multimediaを搭載している標準のBluetoothオーディオ デバイスに搭載することが可能。

BlueCore5-Multimediaの内蔵ステレオコーデックのS/N比は、同等製品の中で最高レベルの-95 dBを達成し、ヘッドセット製品に優れた音質を提供。また、BlueCore5-Multimediaは、業界最高レベルの「低消費電力」と優れた「RF性能」を実現。本製品の送信電力は+6.5 dBm、受信感度は-90 dBmで、ミュージック再生時や通話時に発生する他の無線との干渉を排除する事ができる。BlueCore5-Multimediaを採用したステレオヘッドセット製品は、バッテリ駆動で業界最高レベルの24時間以上の音楽再生が可能。



CSR社、ワイヤレス オーディオ ストラテジック ビジネス ユニット シニア ＶＰ、Anthony Murrayは、「CSRは、業界最先端のテクノロジを顧客に提供するため注力しています。eXtensionパートナー プログラムは、既存の製品に簡単に統合可能な最新のテクノロジを顧客へ提供することを目的としています。携帯電話ユーザーは、Q Talkの革新的なテクノロジを製品に搭載することで、通話時の周囲の人々への配慮や、通話内容の秘匿性などを保ちつつ、快適な通話ができます」とコメント。


Q Talk社、社長、Anand Katragaddaは、「現在、携帯デバイスの利用が爆発的に増大しています。しかし、携帯デバイスの急激な普及によって、オフィス、電車、他のパブリックスペースにおける迷惑通話などの社会的問題が発生しています。最終製品開発メーカは、HushAlert!が統合されたCSRのBlueCoreを採用することで、エンド ユーザーが携帯デバイスで周囲に迷惑をかけず、秘匿性の高い通話をおこなう製品の開発が可能です」と語った。





本件に関する問い合せ先
シーエスアール株式会社
深田　学
E−mail：prjp@csr.com


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