プレスリリース

2016年6月7日 13時

SHOW–COMPANYオリジナルミュージカル『天使の休日』

エンタテインメント・音楽関連

このたび、8月13日（土）14日（日）、近鉄アート館（あべのハルカス近鉄本店ウィング館8階）にて、ファミリーコメディミュージカル『天使の休日』全4回公演をすることになりました。本作品をたくさんの皆様にご覧頂きたく、お力添えをお願いしたくてご案内を送らせて頂きました。

拝啓

紫陽花の美しい季節がやってまいりました。皆々様にはいつもたいへんお世話になり、ありがとうございます。ミュージカル劇団SHOW-COMPANY代表阪上めいこでございます。

さて、このたび、8月13日（土）14日（日）、近鉄アート館（あべのハルカス近鉄本店ウィング館8階）にて、ファミリーコメディミュージカル『天使の休日』全4回公演をすることになりました。本作品をたくさんの皆様にご覧頂きたく、お力添えをお願いしたくてご案内を送らせて頂きました。

『天使の休日』は、1997年大阪府の小学校10校の合同鑑賞会の依頼を受けて創作したSHOW-COMPANYオリジナルミュージカルです。その前年は神戸で14歳の少年による児童殺傷事件が起きた年でした。大阪ガス主催で〈ともしび劇場〉という、児童養護施設のお子さんたちを招待するミュージカル公演を20年間やらせていただいていたSHOW-COMPANYは、心の底から、《子どもたちのために、夢のある作品を作りたい》と願いました。そして、『星の王子さま』や『アルケミスト』のように、かつて子どもであったすべての人に捧げたい、と考えたのです。

『天使の休日』は、呆れるほどハッピーで、ラッキーな物語です。みんなの夢を叶えようと、たくさんの小さな天使が出てきていたずらな行動をするので笑ってしまいます。でも、気がつくとお客様は溢れかえる優しさに泣いているのです。

もし、この世界の暗闇を知っていて、本当に悲しいことや辛いことに出会ったことがある人なら、そんな苦しい時にも、人はとびきり優しく美しい本性を現したりするものだとご存知でしょう。

人は、光と闇を両方抱えているもの。闇に向けている目を、ちょっと光の方向に向けることで、何かが変わるのではないか。許し合えたり分かり合えたり、すれ違っていた人々も愛しあえたりするのではないか。規則や常識にとらわれなくても、人は心の底にもっと大きな愛を持っているものなのではないでしょうか？

もし、客席の隅に、死んでしまおうと思っている人がいても、帰る時には歌を口ずさみ、目をきらきら輝かせて、明日も頑張ろうと思って頂けるように。誰も自分を理解してくれないと思っている人が、ここに自分の仲間がいたと思えるように。そう願って、この作品を再演し続けて参りました。ぜひぜひ、たくさんの方に観ていただきたいのです。どうか、お力を貸してください。

今回の『天使の休日』には、ジャズ、ミュージカル評論家で雑誌「ミュージカル」編集長の瀬川昌久さん（ジャズ分野の評論活動で文化庁長官賞を受賞）から以下の推薦文を寄せていただいております。

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夢を与える『天使の休日』

大阪を拠点にしてファミリーコメディミュージカルを長年上演し、東京にも進出して多くのファンを

有する阪上めいこSHOW・COMPANYが、嘗て好評を博した『天使の休日』の新版を上演する。

東京ではいつもの通り東西のキャストの合同の舞台が実現して、夢を追いかける天使たちを演

ずる。20曲以上もあるミュージカルナンバーが一層パワーアップして歌われるのも楽しみだ。欧

米の大型作品ばかりが幅をきかせるミュージカル界の中で、こういう上質良心的なオリジナル作

品をつくる劇団は貴重な存在で益々活動してほしい。

瀬川昌久

一般社団法人（JPMA）日本ポピュラー音楽協会専務理事

雑誌「ミュージカル」誌編集長　　ミュージカル・ジャズ評論家

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◎「天使の休日」は、瀬川先生監修のオペラ&ミュージカルベストアルバム《J. ミュージカルライブス

テージ20》に国内トップクラス8劇団の代表作として20作品選ばれました。

本年5月の東京公演《シアター1010》をご観劇くださったお客様から、ご感想をお寄せいただきました。

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阪上めいこ様

昨日は「天使の休日」にお招きいただき、ありがとうございました。

とてもすばらしいパフォーマンスでした。ミュージカルの魔法を感じました。

歌が飛翔し言葉が囁く。踊りが謳う。

エンゼルたちが夢を育てる。心に沁みる物語です。

子どもにも大人にもみてもらいたい。

歌が美しく、踊りが爽やかで、テンポがよく、ユーモアもあり、舞台装置が見事で豪華で驚きました。

感激しました。ありがとうございました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　岡田芳郎

岡田芳郎

1956年電通入社。コーポレート・アイデンティティ室長を経て、電通総研常任監査役。９８年退職。

著書「日本の企画者たち」「メディアの河を渡るあたなへ～小谷正一物語」「観劇のバイブル」など。

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SHOW-COMPANY

のミュージカルが多くの人にご覧頂けますよう、どうぞお力を貸していただきたく、伏してお願い申し上げます。

◯公演詳細

・スタッフ

脚本・音楽／えーぱん、プロデュース・演出／阪上めいこ、振付／上野築・井ノ上あずさ

・出演

阪上めいこ、山崎真実、杉森歩、鈴木琴葉、石川由希野、中原愛、脇田琴未、土田ひらり、辻陽菜乃、中井楓茄、北川茉由、土田あかり、前川瑠那、鈴木稚子、宮田絢子、阪野登、他

・あらすじ

劇作家のジョージアは町一番のお人よし。ある日、見知らぬ人から卵を預けられました。翌朝、その卵から生まれたのは、なんと、たくさんの天使たち。天使たちはあらゆる人を巻き込んでジョージアの夢を叶えようと大活躍。ある夜、ジョージアの家に泥棒が入って…。信じる事、夢を叶える事の素晴らしさを描いた、涙と笑いがいっぱいの感動的なミュージカルです。

・公演日時

8月13日（土）14:30／18:30 開演

8月14日（日）11:00／15:00 開演

・会場

近鉄アート館

（あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階）

・チケット

一般前売り 4500円／当日 5000円

小学生以下 2000円

中学生 3000円

SHOW-COMPANY

代表阪上めいこ