日本ムスリムフレンドリー協会によるハラール対応レストラン情報サイト「Halal-Guide Japan」が7月1日オープン

今後さらなる増加が期待される、ムスリムのインバウンド観光客を誘致する新サービス「Halal-Guide Japan」が本格運用をスタート。日本全国にある「ハラール対応」メニューを用意した飲食店や、ハラールに関する何らかの取組みを行っている飲食店をデータベース化することで、イスラム教で忌避されている飲食を避け、安心して日本の滞在を楽しんでいただく環境づくりを推進しています。

正しい文化的背景の理解でイスラム圏と日本を結ぶ、一般社団法人日本ムスリムフレンドリー協会(所在地:大阪市中央区、代表理事:飯塚 諭)が、ハラールに配慮した日本国内の飲食店情報を海外へ発信するレストラン情報サイト「Halal-Guide Japan」の本格運用を 2016年7月1日(金)より開始いたしました。

 

▼Halal-Guide Japan:http://www.halal-guide.jp

 

 

■ ムスリムが安心して食べられるメニューを、世界に向けて積極的にアピール

 

「Halal-Guide Japan(ハラール・ガイド・ジャパン)」は、ムスリムのインバウンド観光客を誘致する新しいサービスです。日本全国の飲食店が、自ら実践する「ハラールに対する取組み」を提示し、各店の「ハラール対応」を明確にすることで、ムスリムの方々に安心してお食事を楽しんでいただけます。

 

日本では、クリスマスをお祝いした後に、神社へ初詣に行く。といったような、独特の宗教観がありますが、イスラム教を信仰するムスリムの方々は、生きていく上で神に許された「ハラール」と、豚肉食をはじめとした禁止行為としての「ハラーム」が厳格に定義されています。

 

人にとって良い物である「ハラール」で定められた調理方法は、ムスリムの方々にとって合法であるだけでなく、高い衛生管理を必要とするなど、イスラム教とは縁遠い人にとっても、健康的な生活をおくる上で適切なメニューと言えるでしょう。

 

「Halal-Guide Japan」は、訪日外国人のためにインターネット上で広く使われる英語を使っていますが、日本語の原稿をいただければ、当協会で英訳してから掲載するため、手軽に海外へ情報発信ができます。

 

また、当サービスの情報はパソコン版とスマホ版の同時掲載であるため、これから日本を訪れるユーザーにとっては、出発前にご自宅でチェックできるのはもちろん、旅先でもスマートフォンを使って手軽にお店を検索することができます。

 

 

■ 今後拡大が予想される地域からのインバウンド需要を先取りするためには?

 

今年も訪日外国人によるインバウンド需要が堅調です。日本政府観光局の統計でも、2016年5月は前年同月比 15%を超え、過去最高の人数になりました。英国のEU離脱が影響し6月には円高に振れましたが、基調としては円安で、さまざまな国から旅行者が訪れています。

 

また、これまでは「爆買い」に代表される中国からの観光客が主でしたが、今後は東南アジア地域の所得水準上昇による、インドネシア、マレーシアといった各国からの来訪者と消費が期待されています。

 

特に、一時期の経済成長率は鈍化しつつあるものの、日本と比較すれば着実に毎年民間消費を伸ばしているインドネシアは、イスラム教徒の割合が 88%と最大のイスラム人口国です。

 

今後の日本の観光産業において、さらなる増加の期待が高まるムスリムのインバウンド観光客の皆様が、安心して日本での滞在を楽しむために、重要な「食」に関するハラール情報を世界に向けて発信するのが当サービスの役割です。

 

 

■ 飲食部門だけでなく、トータルでムスリムフレンドリーな環境を実現

 

「Halal-Guide Japan」では、ハラールに配慮した飲食店の掲載に加えて、未だ取り組みを行ってはいないが、ムスリムのインバウンド観光客誘致に興味がある飲食店に対しては、ハラールに関するコンサルティングを行っています。

 

一定のルールをご理解いただいた上で、ハラール対応メニューを用意したお店には、当協会が「ムスリムフレンドリー認定店」の証明書を発行します。また、今後は飲食店だけでなく、美容(ヘアサロン、エステ、ネイル)や、ホテルなど宿泊施設の情報も掲載していく予定です。

 

私たちの協会名でもある「ムスリムフレンドリー」は、ムスリムに対して友好的であり、ムスリムを受け入れている。という意思を伝える言葉です。当協会では、ハラールに関するセミナーやASEANへの視察ツアーを通じて、今後とも日本にこの考え方が広まっていくような活動を継続してまいります。

 

 

【一般社団法人日本ムスリムフレンドリー協会 について】

所在地:〒541-0053 大阪市中央区本町4-4-6 カネセ第2ビル4F

代表者:代表理事 飯塚 諭

設立日:平成27年9月8日

電話:06-6121-6993

FAX:06-6251-6932

メールアドレス:mail@jm-fa.or.jp

URL:http://www.jm-fa.or.jp

事業内容:インバウンドツーリスト獲得のためのコンサルティング

     東南アジア、イスラム圏への商品輸出、出店等のサポート

     ムスリムフレンドリー管理者証の発行及び、ムスリムフレンドリー認定店の承認

     試食会やテスト販売等、国内のハラールショップでのマーケティング

     セミナー・イベント等の開催

     東南アジア、イスラム圏に関する情報提供

     ハラール認証取得のサポート

     インバウンドツーリスト誘致による地域活性化のお手伝い

     Halal-Guide Japanの運営

 

 

 

【一般の方向けのお問い合わせ先】

企業名:一般社団法人日本ムスリムフレンドリー協会

担当者名:近藤祐生

TEL:06-6121-6993

Email: mail@jm-fa.or.jp



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企業情報

企業名 一般社団法人日本ムスリムフレンドリー協会
代表者名 飯塚諭
業種 その他サービス

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