ショッパーに関する。”WE KNOW MODERN SHOPPERS（今日のショッパーとは? ）”と題した5か国比較のグローバル調査レポート発表

2016年7月6日

米系コミュニケーションエージェンシーのモメンタムワールドワイド(ニューヨーク州)とその関連会社である戦略デザイン会社チェースデザイン(ニューヨーク州)は、ショッパーに関するグローバル調査レポートを発表しました。”WE KNOW MODERN SHOPPERS（今日のショッパーとは? ）”と題するこの調査は、これからのショッピングに影響を与えるであろう、現在そして未来のテクノロジーについて英国、スペイン、日本、ブラジル、米国の5カ国、18歳以上の総計3074名を対象として実施しました。

今回の調査は、ショッピング体験を変える新しいテクノロジーについての、認知、利用実態をはじめに、ショッパーがそれらに期待することや将来的なニーズを探ったものです。全体として回答者の60%近くが、テクノロジーがショッピング体験の質を高める可能性に期待しています。しかしながら日本はこの点に関し5か国中一番低く42% と過半数を下回っています。意外にも新しい技術や技術革新に対する日本人のやや消極的な傾向が見られました。

スマートフォンの利用率が高く、回答者の92%がそれらは買物を心地良くし、買いやすさを高めると考えています。< >75%の人がショッピングテクノロジーを使うブランドや小売業に好感を持っている。同様にインタラクティブディスプレイのようなテクノロジーの使用はショッピングをより良いものにする目玉と受け取っている。しかしながら小売業の技術の採用のスピードが遅いためか、実際の利用率は低い。< >食品雑貨を買うにしろコンピューターを買うにしろ　ショッピングではバリューフォーマネーを第一番のプライオリティに置く。一般的に英国のショッパーは買い物体験を完全なものにするためにテクノロジーを使うとき高い満足を示す。< > どの層でもテクノロジーは有用でメリットに溢れたものとみなされている。94%もの人がこれら技術を使うことが心地よいと答える。またテクノロジーに関する認知は37%と5ヶ国中一番高い< >生活者は新しいショッパーテクノロジーに関する認知が低い。認知は23%そしてテクノロジーが体験をより良いものにすると思う人は42%にとどまる。

MOMENTUM WORLDWIDE

モメンタムワールドワイドはInterpublic　Group（インターパブリックグループ）に属し”Total Brand Experience（総合的なブランド体験）”を提供するコミュニケーションエージェンシーです。スポーツ、音楽などエンタテイメントイベントから店頭コミュニケーションまでワンストップで新しいブランドコミュニケーションのあり方を提供しています。世界４０ヶ国でサービスを提供。

ChaseDesign

株式会社 チェースデザインは、米国・ニューヨーク州スカニエイトラス(Skaneateles)に本社をおく戦略デザイン会社です。

ショッパーの買物行動の分析から生みだす”Shopper Based Design”というアプローチは多くのクライアントから支持されています。日本では2014年5月からサービスを開始しています。