（株）IDYの新しい小型GPSトラッカーにTelit社の通信モジュールとAppZoneを採用

​「モノのインターネット（IoT）」を促進する世界的リーダー企業、Telit Wireless Solutions 社（テリットワイヤレスソリューションズ、以下 「Telit 社」という）は、ワイヤレス機器の設計を手がける株式会社IDY( http://www.idy-design.com/　以下 「IDY」という )の新しい小型GPSトラッカー、iG340Bに、Telit社のHE910-EUD、SE873モジュール、Telit AppZoneフレームワークおよびツール( http://www.telit.com/jp/dev-zone/iotappzone/ )が採用されたことを発表します。

東京に本社を置くIDYは、ゲートウェイ、ルータ、および3軸加速度計を備えたGPS（GNSS）機器、Bluetooth Low Energy機器などの、3GおよびLTEワイヤレス機器のスペシャリストです。同社は最近、日本で最初のTelit社 コンピタンスセンターとなり、Telit社製品の採用によって海外市場をターゲットにする予定です。

■Telit Wireless Solutions Japan株式会社のカントリーディレクター、佐藤修は次のように述べています。

「Telit社 コンピタンスセンターとしてパートナーシップを確立することは、戦略的に非常に重要です。IDYが当社にとって日本初のコンピタンスセンターになり、これからグローバルパートナーシップの拡大、ローカルプレゼンスの強化、および日本での業務拡張のサポートに貢献してくれることを非常に嬉しく思います」

新しいiG340B GPSトラッカーに加え、IDYはiR700B M2Mゲートウェイを含むその他の製品でも、Telit社のHE910 mPCIe、LN930 AP、LN930、およびSE873の各モジュールを採用します。このゲートウェイは日本ではすでに発売されており、同社はアジア市場向けのプロトタイプを作成済みです。さらに、このゲートウェイは北米市場に向けにFCCおよびIC認定取得済みです。

IDYは、今年後半にiG340B GPSトラッカーの量産を開始する予定です。同社は、IoTをサポートするテクノロジーとサービスの幅広いポートフォリオを評価してTelit社を選択しました。IDYは、日本以外での業務を拡大する中で強力なパートナーになってくれる、真のグローバルプレイヤーを求めていました。Telit社のxE910とLN930など、同じフォームファクタを利用して複数の地域とテクノロジーに対応しているTelit社のモジュールファミリというコンセプトが、IDYがTelit社を選択決定する上で大きく影響しました。

■ＩＤＹの代表取締役社長 兼 CEOである本田和明氏は次のように述べています。

「今回、Telit社とパートナーシップを結べたことにより、今後海外展開へと大きく拡大できることを確信しています。私たちはTelit社と密に協力し、このICT分野におけるM2MやIoTを中心に、運用仕様に合わせた製品の開発と、質の高いサービスを用いて、国内外向けに通信プラットフォームを提供して参ります」

■Telit社について

Telit Wireless Solutions社（AIM市場コード: TCMでは「Telit Communications PLC」として上場）は、「モノのインターネット（IoT）」実現を促進する世界的なリーダー企業です。Telit社は、エンド・ツー・エンドのIoT実現のための統合製品やサービスについて、セルラー通信モジュール、GNSS、長短距離ワイヤレス・モジュール、IoT接続プラン、そしてIoTプラットフォームサービスを含む、すべての技術を業界で最も幅広いポートフォリオを提供しています。IoTポータルを通じて、Telit社は、世界中の様々な業界、企業に、IoTのオンボーディングを容易にし、資産の追跡、遠隔監視および制御、テレマティックス、産業用オートメーションなどのコストや市場投入までの時間、複雑さ、リスク等を削減することができます。