ネットエイジア調べ 「旅行でパートナーに惚れ直したことがある」5割半
モバイルリサーチ(http://www.mobile-research.jp/)を展開するネットエイジア株式会社(http://www.netasia.co.jp/)(本社:東京都中央区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)は、2016年6月24日~6月27日の4日間、「ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査2016」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、全国の30歳~59歳のビジネスパーソン2,000名の回答を集計いたしました。今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。
《旅行計画編:この夏の旅行計画 予算は?》
◆「今年の夏は旅行に行く予定・行きたい」65%、ビジネスウーマンの旅行意向は回復の兆し
◆今年の夏旅 行き先ランキング 1位「関東」2位「北海道」3位「近畿」、5位には「東北」がランクイン
全国の30歳~59歳のビジネスパーソン2,000名(全回答者)に対し、今年の夏、旅行に行く予定があるか聞いたところ、「旅行に行く予定がある」は 26.2%、「予定はないが、行きたいと思っている」は39.0%で、旅行に行く予定がある・または行きたいと思っているビジネスパーソンの割合(以下、 「旅行意向率」と表記)は65.2%となった。
昨年までの調査結果(※)と「旅行意向率」を比較すると、今年は昨年比で4.3ポイント低く(2015年69.5%→2016年65.2%)、一昨年比で は7.1ポイント低く(2014年72.3%→2016年65.2%)なっている。今年は新しい国民の祝日として山の日(8月11日)が導入された年では あるが、一般的にお盆休暇として扱われることの多い8月13日、14日が土曜日、日曜日と重なるひならびとなっており、大型連休を取得しづらいビジネス パーソンが多いためか、過去2年に比べて旅行意向率が低くなっているようだ。しかし、全体でみた旅行意向率は減退傾向の中、女性の旅行意向率は増加に転じ ている(2015年68.0%→2016年69.9%)。ビジネスウーマンに限ってみると、旅行意向は回復基調にあるようだ。
※2014年7月発表 ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査
http://www.mobile-research.jp/investigation/research_date_140722.html
2015年7月発表 ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査2015
http://www.mobile-research.jp/investigation/research_date_150729.html
次に、旅行に行く予定がある・または行きたいビジネスパーソン1,303名に対し、行く予定・または行きたい旅行先を聞いたところ、最も多かったのは「関 東」(27.8%)、次いで、「北海道」(26.7%)、「近畿」(19.9%)、「九州」(14.6%)、「東北」(14.1%)が続いた。
昨年までの調査結果と順位を比較すると、「東北」が年々順位を上げ、今年は5位にランクインした(2014年7位→2015年6位→2016年5位)。大震災以降の風評被害などによる観光客数の落ち込みが一服し、旅行先として再評価され始めているのではないだろうか。
◆今年の夏旅予算は約7万円、昨年比で3千円以上上昇
◆30代の“節約旅行”志向に変化あり? 2年前より夏旅予算が1万円以上増加
さらに、旅行に行く予定がある・または行きたいビジネスパーソン1,303名に、今年の夏の旅行は、一人あたりいくらくらいの予算を考えているか聞いたと ころ、「2万円~3万円未満」との回答が最も多く17.3%、次いで、「4万円~5万円未満」が13.7%で続いた。また、「9万円~10万円未満」 (9.8%)、「10万円~20万円未満」(10.1%)といった金額帯は1割前後で、一人あたりの予算の平均額は70,272円だった。
昨年までの調査結果と平均額を比較すると、今年は昨年比で3,000円以上の上昇(2015年66,652円→2016年70,272円)がみられ、一昨 年(2014年69,246円)と同程度の水準まで回復した。特に、30代のビジネスパーソンの平均予算の上昇幅が大きく、昨年比で7,000円近く、一 昨年比で1万円以上の上昇(2014年58,024円→2015年61,924円→2016年68,758円)となり、40代や50代との予算差を縮める 結果となった。これまで節約旅行の志向が強かった若いビジネスパーソンも、夏休みなどの休暇で旅行に行く際には、財布の紐を緩めて楽しむようになってきた のではないだろうか。
《旅行テクニック編:同行者の評価が高いテクニック・平日に旅行を楽しむテクニックは?》
◆“やってみたい”旅テク 1位は3年連続「ネット割」、「マイルを特典航空券と交換」は年々順位が上昇
◆「特典航空券の取りやすさ」は3年連続JALに軍配、評価の差は「希望の日時の予約しやすさ」と「お得なキャンペーン」に対する満足度の差か
全回答者2,000名に、≪“やってみたい”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位は「切符・航空券でネット割を利用」(38.3%)で、3年連続で 1位となり、以下、2位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(20.4%)、3位「宿のワケありプランを利用」(17.4%)、4位は同率で「マイルを 貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」と「チケットは金券ショップで購入」(いずれも15.1%)が続いた。
昨年までの調査結果と比較すると、「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」は年々順位が上昇(2014年7位→2015年6位→2016年4位)していることが確認できる。貯まったマイルを特典航空券と交換して利用するテクニックへの関心が高まっているようだ。
それでは、特典航空券が取りやすいのはどの航空会社なのだろうか。それぞれの航空会社で特典航空券に交換したことがあるビジネスパーソンの評価をみると、 ≪特典航空券(無料航空券)が取りやすい(予約しやすい)と思う≫は「JAL」が66.9%、「ANA」が63.5%となり、僅差ながら、3年連続で JALがANAを上回る結果となった。
特典航空券の取りやすさは3年連続でJALがANAを上回る結果となったが、どういった点で両者の評価が分かれているのだろうか。特典航空券の取りやすさ 関連の満足度について、(1)「予約可能枠の多さ」、(2)「希望の日時の取りやすさ」、(3)「交換可能路線の充実具合」、(4)「キャンペーンのお得 さ」の4点に分けて質問した結果をみていくことで、その理由を探った。
それぞれの航空会社で特典航空券に交換したことがあるビジネスパーソンの評価をみると、(3)「交換可能路線の充実具合」の満足度では、 JAL(62.4%)とANA(61.7%)でほとんど差はみられなかったが、(2)「希望の日時の取りやすさ」の満足度(JAL59.2%、 ANA49.7%)と(4)「キャンペーンのお得さ」の満足度(JAL63.1%、ANA53.3%)では、JALがANAを10ポイント近く上回る形と なった。特典航空券が希望の日時で予約しやすい点や、キャンペーンを利用してお得に特典航空券と交換できる点で利用者の満足度を高めていることが、特典航 空券が取りやすいと評価される結果に繋がっているのではないだろうか。
◆“使わないと損だ”と思う旅テク 「金券ショップでチケット購入」はもはや常套手段に?
◆“今後流行しそうな旅テク”で「民泊利用」が大幅に上昇、注目度6位にランクイン
次に、全回答者2,000名に、≪“使わないと損だ”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位は「切符・航空券でネット割を利用」(37.2%)、2位 「航空会社のバーゲン・セールを利用」(20.6%)、3位「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(18.0%)となった。
昨年までの調査結果と比較すると、「チケットは金券ショップで購入」は年々順位が上昇(2014年6位→2015年5位→2016年4位)している。レ ジャー施設などのチケットを金券ショップで購入するテクニックは、利用しないと損した気分になるテクニックとして、年々存在感を増しているようだ。
さらに、≪“今後流行しそうだ”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位は「切符・航空券でネット割を利用」(20.5%)、2位「ふるさと旅行券を利 用」(13.2%)、3位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(12.8%)となった。対応路線が拡大してきている“機内Wi-Fi”の利用(「機内 Wi-Fiを利用して搭乗時間を有意義に過ごす」12.5%)は4位にランクインした。また、外国人観光客数の増加に伴い、話題となることが多くなった “民泊”などの利用(「個人宅に宿泊する(カウチサーフィンやAirbnbなど)」11.1%)は昨年11位から大幅に順位を上げ、今年は6位にランクイ ンした。これらはビジネスパーソンが流行の兆しを感じ、動向に注目している旅のテクニックと言えそうだ。
◆“頼れる同行者”になりたいなら?「株主優待利用」や「空港ラウンジ利用」がオススメの旅テク!
◆女性が頼れる同行者は“移動費用の節約”や“移動手段のグレードアップ”に繋がる旅テクを知っている人
では、知っていたら同行者から頼りにされるのは、どのような旅テクニックだろうか。
全回答者2,000名に、≪“同行者が使って(知って)いたら、頼りになる”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位は「切符・航空券でネット割を利 用」(30.1%)、2位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(22.9%)、3位「鉄道・航空会社の株主優待券を利用」(18.0%)、4位「マイル を貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(17.4%)、5位「ゴールドカードなどの優待を使ってラウンジを利用」(14.2%)となった。株主優待券 や空港ラウンジの利用など、ステータスを感じる旅テクニックが上位回答となったことが特徴的だ。
男女別にみると、女性は男性よりも軒並み割合が高くなったが、特に、「切符・航空券でネット割を利用」(男性27.3%、女性37.4%)、「航空会社の バーゲン・セールを利用」(男性18.4%、女性35.0%)、「鉄道・航空会社の株主優待券を利用」(男性15.2%、女性25.2%)、「マイルを貯 めて特典航空券(無料航空券)と交換」(男性14.4%、女性25.4%)などで、男性よりも10ポイント以上高くなった。女性は、移動費用の節約や移動 手段のグレードアップなどに繋がる旅テクニックを知っている同行者を頼もしく思う傾向が強いようだ。
◆「旅行でパートナーに惚れ直したことがある」5割半
◆男性がデート旅行で相手に惚れ直すのは「整理整頓上手なことを知ったとき」や「旅行ではしゃぐ姿をみたとき」
全回答者2,000名に、パートナーとの旅行で惚れ直したことがあるか聞いたところ、惚れ直したことがあるビジネスパーソンの割合は55.1%となった。 昨年の調査では、パートナーとの旅行で“ドン引き”したビジネスパーソンが4割強いることが明らかになったが、デート旅行中の行動次第では、パートナーか らドン引きされたり、惚れ直されたりすることがあるようだ。
それでは、デート旅行中の行動でパートナーに惚れ直した方は、どのような一面を発見したことで惚れ直したのだろうか。パートナーとの旅行で惚れ直したこと がある1,102名の回答をみると、「旅行計画をしっかり練っていた」39.1%が最も多く、次いで、「突然のトラブルにも動じなかった」32.7%、 「旅行の手配や段取りが上手で効率的だった」26.0%、「荷物のまとめ方や片付けが上手だった」23.1%が続いた。旅行などの非日常的なイベントで、 “計画性のある一面”や“ピンチに陥っても冷静な一面”、整理整頓上手などの“生活力がある一面”が垣間みえると、パートナーに対する評価は上昇すること があるようだ。
男女別にみると、男性は女性よりも「荷物のまとめ方や片付けが上手だった」(男性25.2%、女性18.4%)や「はしゃぐ姿や感動している姿などをみる ことができて微笑ましかった」(男性21.8%、女性16.9%)で惚れ直したことが多くなった。“生活力のある一面”のほか、“旅行を楽しんでいる姿” に惚れ直すことがあるようだ。
また、女性は男性よりも「突然のトラブルにも動じなかった」(男性27.1%、女性45.4%)、「人見知りや物怖じをせず、行動的だった」 (15.8%、31.5%)、「道案内や荷物持ちなど、さりげないサポートがあった」(6.0%、26.4%)が15ポイント以上高くなった。トラブルに も冷静に対処する、行動的、さりげないサポートができるなど、旅行先で女性をリードするパートナーに惚れ直している女性が多いようだ。
◆ビジネスパーソンの7割強が「平日旅行の経験あり」
◆平日旅行を楽しむための工夫「早めに有給申請」「休み前に仕事を調整」
◆平日旅行に行ったら「職場にお土産」3割半のビジネスパーソンが実施
◆ビジネスウーマン流の旅テク 「平日限定プランでお得に旅行」「人気スポットは平日旅行で堪能」
次に、全回答者2,000名に、働き始めてから平日に休みを取って旅行をしたことがあるか聞いたところ、平日旅行の経験があるビジネスパーソンの割合は71.4%となった。
また、働き始めてから平日に休みを取って旅行したことがある1,428名が職場での振る舞いや旅行の仕方で工夫したことをみると、「早めに休みの予定を伝 えておく」57.0%が最も多く、次いで、「仕事の調整や引き継ぎをしっかりしておく」35.7%、「帰ったら旅行のお土産を持っていく」35.2%が続 いた。仕事に影響が出ないように早めの有給休暇を申請し、休みの前には仕事の調整をしっかりと行い、帰ってきたら旅行のお土産を配る、といった工夫をして 平日旅行をしている方が多いようだ。また、「平日限定プランやチケットを利用する」21.4%や「休日だと混雑するレジャースポットに行く」16.9%と いった、平日の旅行ならではの楽しみ方をしているとの回答も上位となった。
男女別にみると、女性は男性よりも「早めに休みの予定を伝えておく」70.8%や「帰ったら旅行のお土産を持っていく」53.2%などの職場での振る舞い に関連した工夫を行う方が多くなったほか、「平日限定プランやチケットを利用する」29.9%や「休日だと混雑するレジャースポットに行く」22.6%と いった、平日の旅行ならではの楽しみ方に関する工夫も高くなった。職場への配慮をしっかりと行ったうえで、平日限定のお得なプランを利用したり、平日だか らこそ並ばずに楽しめる観光スポットに赴いたりと、オンとオフの両面で平日旅行を楽しむためのテクニックを駆使しているビジネスウーマンが多いようだ。
■調査概要■
調査タイトル:ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査2016
調査対象 :ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする30歳~59歳のビジネスパーソン(アルバイト・パートを除く有職者)
調査期間 :2016年6月24日~6月27日
調査方法 :インターネット調査(モバイルリサーチ)
調査地域 :全国
有効回答数 :2,000名(各年齢が概ね均等になるように抽出)
実施機関 :ネットエイジア株式会社
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企業情報
企業名 | ネットエイジア株式会社 |
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代表者名 | 三清慎一郎 |
業種 | ネットサービス |
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