三星ダイヤモンド工業、過熱蒸気処理装置による環境ビジネス事業へ参入。
三星ダイヤモンド工業は、過熱蒸気処理装置による環境ビジネス事業への参入をおこないます。2014年度に取り組んだカメラ事業に続く多角化として、トクデン株式会社製UPSS® を搭載した過熱蒸気処理装置の開発、製造、販売で、過熱蒸気技術を活用した環境ビジネスに取り組みます。
幅広い電子部品製造装置などの開発・製造・販売を手がける三星ダイヤモンド工業株式会社(本社:大阪府摂津市、代表取締役社長:谷端義哲)は、カメラ事業に続く事業多角化として、過熱蒸気技術を活用した環境ビジネス事業に取り組みます。
トクデン株式会社製UPSS® を搭載した過熱蒸気処理装置の開発、製造、販売を行います。この度販売開始するMera-AQUA®(メラ- アクア)は「一般環境で手軽に処理実験」をコンセプトに、実験データの蓄積、実験再評価などの機能を組み込んでいます。
さまざまな市場・分野に環境を悪化させず、新たな価値創造も可能な過熱蒸気処理を普及させて参ります。
■過熱蒸気とは
水を沸騰させた100℃の蒸気(飽和蒸気)をさらに加熱した高温の蒸気。過熱蒸気特性を活かし、温度帯に応じて、加熱、焼成、焙煎、洗浄、除菌、乾燥、減容、炭化などの多彩な利用用途があります。
■ MDI の過熱蒸気処理装置の特長
水と電気だけで過熱蒸気処理が可能・・・環境に優しく、設置が簡単
中周波誘導加熱方式を採用 ・・・電波法の制約を受けず、設置場所を選ばない
実験データの蓄積が可能 ・・・簡単に再評価が出来るなど、過熱蒸気処理実験に適している
クラウドシステムとの通信が可能 ・・・遠隔地からでもログデータの取得やデータ分析が可能
■販売開始装置
過熱蒸気小型リアクター Mera-AQUA2.5G(3.5HG)
・ 環境に配慮し、水と電気だけで過熱蒸気処理が可能
・ 特別な使用申請不要の中周波誘導加熱方式過熱蒸気発生装置、UPSSⓇを搭載 (※1)
・ 医療用廃棄物をはじめ、滅菌・減容・炭化・乾燥・焼成・洗浄など多種の処理が可能
・ UPSS-W3.5H 搭載時、最高800℃の高温過熱蒸気熱処理実験が可能
・ 処理時の温度プロファイル設定、試験データの蓄積、試験再評価が可能
・ 装置排気温度を低くできることで、室内環境への影響を抑えることが可能
・ 粉塵・木酢・Oil ミスト等への対応機器も提供可能
・ クラウドシステムとの通信オプションで、どこからでもログデータ取得、その分析が可能(※2)
※1)UPSSⓇ(Utility Power Super Steamer) は、トクデン株式会社の登録商標です
※2)クラウドシステムは、日本ソフト開発株式会社の製品です
【三星ダイヤモンド工業株式会社について】
創立:1935年10月
代表者:代表取締役社長 谷端義哲
資本金:4,150万円
本社:大阪府摂津市香露園32-12
URL:http://www.mitsuboshidiamond.com/
事業内容:電子部品(*)の分断工程・パターニング工程向け装置・加工工具(刃先等)・レーザー光源・光学系の開発、製造、販売。
2014 年にFull HD カメラ市場に参入し、MDI ブランドのセキュリティカメラの開発・製造・販売に取組んでいます。また、Dahua 日本国内正規代理店として、幅広いセキュリティカメラのご要望にお応えしています。
この度、過熱蒸気処理装置の開発・製造・販売に取組み、環境ビジネスに参入しました。
*FPD(フラットパネルディスプレイ)、太陽電池、LED、CMOSイメージセンサーなどのガラス、サファイア、セラミック、半導体基板
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企業情報
企業名 | 三星ダイヤモンド工業株式会社 |
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代表者名 | 谷端 義哲 |
業種 | その他製造業 |