ハッカソン発の複合チーム「耳のないマウス」、長野・山ノ内町立志賀高原ロマン美術館で開催される企画展「Touch with Skin 内在する触感」に参加

ハッカソンイベント「3331α Art Hack Day」（2015年8月実施）をきっかけに、アーティスト、エンジニア、プランナー、デザイナーによる複合チームとして結成された「耳のないマウス」は、長野・下高井郡の山ノ内町立志賀高原ロマン美術館で7月24日から10月10日まで開催される、2016年度夏季企画展「Touch with Skin 内在する触感」に参加。全5組のアーティストのうちの1組として、アートとテクノロジーの融合による独自の世界観を表現した作品を出展します。

▼　山ノ内町立志賀高原ロマン美術館ウェブサイト：　http://www.s-roman.sakura.ne.jp/

■ハッカソン発の複合チームがアートとテクノロジーの融合による作品を出展

アーティスト、エンジニア、プランナー、デザイナーによる「耳のないマウス」は、3331alpha*主催のハッカソン「3331α Art Hack Day 2015」（2015年8月実施）をきっかけに結成された複合チームです。

2016年5月に東京・千代田区のアートセンター「3331 Arts Chiyoda」で個展「箱のなかに入っているのはどちらか？」を開催したことに続き、全５組のアーティストのうちの1組として、アートとテクノロジーの融合による独自の世界観を表現した作品を出展します。

長野・下高井郡の山ノ内町立志賀高原ロマン美術館の2016年度夏季企画展「Touch with Skin 内在する触感」では、皮膚の体験を敏感に作品におとしこむ5組のアーティストが作品を出展します。

「Touch with Skin 内在する触感」では、皮膚感覚にゆだねる森の姿、昆虫の皮膚をめぐる陶素材の作為、手と記号化された触感、触感を土に託す無作為、指先から生まれるマチエール（絵画面の質感）など、触感をめぐる豊かなアートの世界が展開されます。（同企画展案内より）

*3331alpha　アーティストと他分野との共創を促進させるアートアクセラレーター

■山ノ内町立志賀高原ロマン美術館2016年度夏季企画展「Touch with Skin 内在する触感」開催概要

企画展名称：Touch with Skin 内在する触感

開催期間：7月24日（日）～10月10日（月・祝）

開館時間：午前9時～午後5時（入館は午後4時30分まで）

休館日：毎週木曜日（8月11日および9月22日は開館）

入館料：一般500円、小中学生300円

会場：山ノ内町立志賀高原ロマン美術館／〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1465（上林温泉）

電話番号：0269-33-8855（代表）

出展作家：小橋順明、田淵三菜、疋田義明、西澤伊智朗、耳のないマウス（松田朕佳、石射和明、石倉一誠、雨宮澪）

【アーティスト複合チーム「耳のないマウス」について】

松田朕佳（まつだ・ちか）

1983年生まれ。2006年にニュージーランドNelson Marlborough Institute of TechnologyでB.A、2010年に米アリゾナ大学でMFAを修得。その後、アメリカ・ヨーロッパ各国でのアーティスト・イン・レジデンスなどを経験。既製品、日用品、日常の動作や行為をインスタレーション、ビデオ、パフォーマンスに用いた作品を制作している。

石射和明（いしい・かずあき）

1979年生まれ。テクニカルディレクター、エンジニア、プログラマー。株式会社フォーク所属。広告分野を中心にコンセプトデザイン、プランニング、エンジニアリングをベースにテクノロジーを基点としたクリエイティブ活動を行っている。

石倉一誠（いしくら・いっせい）

1990年生まれ。大学在学中よりUI／UXデザイナーとして米サンフランシスコのクリエイティブエージェンシーや東京のクリエイティブエージェンシーにて活動。フィンランド アールト大学大学院芸術デザイン学部への留学時にアート制作を始め、現在は広告会社に務めるかたわら、作品制作を行う。

雨宮 澪（あめみや・みを）

1981年生まれ。一般社団法人Make It Creative共同設立者・理事・事務局長。プロジェクトベースでウェブディレクターやデザイナー、クリエイティブワークショップのデザインやファシリテーターなど、多岐に渡る活動を行うフリーランサー。TED×Tokyo元コアメンバーとしての経験を活かしたグローバルなイベントの企画実施も行っている。