開幕前特集！ヨーロッパサッカー15/16シーズン日本人の観戦動向トレンド日本人に人気だったリーグ・チームとは？

プレミアリーグ人気は不動、チャンピオンズリーグは日本人の旅行スタイルが影響

昨年のトレンドレポート同様、プレミアリーグが不動の地位をキープしています。観光地としても人気の首都ロンドンにビッグクラブが集結しているため、いつ訪れても観戦の機会がある点が他国リーグとの大きな違いと言えそうです。例えば、ドイツ・ミュンヘンにはバイエルンしか人気クラブがないため、ホーム開催試合がない週に旅行に行く場合は観戦できません。ロンドンでは、アーセナル、チェルシー、トッテナムと観戦のチャンスがより豊富です。

また、チャンピオンズリーグは一年中開催されていないにも関わらず、多くの人気を集めました。グループリーグでは、トーナメントと比べ各国の人気チームの試合を確実に観戦することが可能となります。また、火曜・水曜開催であるため、日本人旅行者にとっては、サッカー観戦と旅行のプランを立てやすいとも言えます。例えば、5日間の有給取得による土日発で予定を組む旅行者や他国も周遊したい日本人旅行者は、移動日などを気にせず、積極的に観戦を検討できます。

日本人のレスター旋風はアウェーでより顕著

各チーム取引数が前年と比べ増加傾向にありました。日本人の海外旅行者数は増加していないことから、チケット売買を通じて、個人で観戦を手配する方法が定着しつつあると考えられます。

一方、ドイツのシャルケ、イタリアのACミラン、インテルは順位だけでなく、取引数も大きく数字を落としました。要因は日本人選手の不在（シャルケ）、日本人選手の不調（ミラン）、チャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグに出場できなかったことによる試合数の減少が挙げられます。対戦相手として人気のあったチームで特筆すべきはレスター・シティ。わざわざ、レスターまで行くファンの数は、ビッグクラブに及ばなかったものの、優勝決定のかかったマンU戦など、多くのアウェーの舞台で日本人からの人気が顕著でした。

Ticketbisについて

チケットビスは2010年にスペインで誕生したチケット売買仲介サイトで、南ヨーロッパと中南米を中心に現在まで50カ国以上でチケット販売プラットフォームを展開し、世界中のユーザーに利用されています。2014年の売上高は約5400万ユーロにのぼり、今年3月には約300万ユーロを資金調達しました。設立から4年間で累計1400万ユーロ以上を調達し急成長を遂げています。 2014年に設立された日本法人も2015年の間に売上を50%伸ばし、日本を中心にアジア圏での事業拡大を図っています。2016年5月にeBayのグループ企業であり米国における最大手のStubhubの傘下に入ったことを発表し、チケット売買市場のグローバル展開・流通額などにおいて世界規模で最大手となりました。登録ユーザーが自身で参加できなくなったイベントや余ったチケットを売買できるC2Cという形をとり、販売を終了したイベントのチケットもお求めいただけます。チケットの売買においては充実したサポート体制と保証制度を設けており、世界中で行われるイべントのチケットを販売・購入することができます。

会社概要

会社名：チケットエクスペリエンス株式会社

設立：2014年1月

所在地：東京都中央区八丁堀4-1-3宝町TATSUMIビル 6F #A

事業内容：チケット仲介取引サービス「Ticketbis」の運営

URL：http://www.ticketbis.com/jp/