伝統木彫刻の新しい展覧会 「日本木彫刻展」の開催及びクラウドファンディング開始について

東京 上野の森美術館にて開催する展覧会「日本木彫刻展」のクラウドファンディング開始のお知らせ。日本の伝統木彫刻の普及を目的とした展覧会で今年が第二回目となります。

仏像、置物、欄間など日本の伝統木彫刻の普及を目指す、一般社団法人 日本木彫刻協会(所在地:東京都目黒区、代表理事 会長:関 侊雲)は、2016年7月22日よりクラウドファンディング・プラットフォーム「MotionGallery」にて、「第二回日本木彫刻展」のプロジェクトを開始しました。

 

「第二回 日本木彫刻展」クラウドファンディングページ

https://motion-gallery.net/projects/mokuchou2

第一回日本木彫刻展出展作品 「山中鹿之助像」名誉会員 斉藤侊琳 作 

 

【プロジェクトについて】

日本木彫刻展とは

 

日本木彫刻展は、仏像彫刻や欄間などの社寺彫刻、置物などに代表される、日本の伝統木彫刻の普及を目的とした新しい展覧会です。

 日本の伝統彫刻は仏像や欄間をはじめ、人物、草花、動物などその分野は多岐にわたりますが、既存の多くの公募展では審査対象外として扱われることが多く、 この為多くの作家の活動は極めて限定されています。そこで伝統木彫刻作家が活躍・評価される場所として当展覧会を企画致しました。

欄間「双龍」 木彫刻師 吉川浩市 作

 

 また若い彫刻家、職人が長い年月を掛けて技術を習得しても仕事や収入を得られず生計を立てるのが難しくなっており、このため文化や技術の継承が困難になってい ます。作家個人では実現しにくい、中央での作品発表の機会を作り出すことで、プロあるいはプロを目指して活動する作家のPRを支援し、技術の継承、文化の 維持・発展に繋げてゆきたいと考えております。

 会期中には寺社仏閣、工務店、美術商等の木彫刻を取り扱う業界の方々を招待し、作家とのマッチングを図ります。業界の規模が縮小傾向にある現在では、寺社や工務店などでも作家を探すのが難しくなっています。多数の作家の作品を直接目にする大々的な機会を設けることで、需要側と供給側を引き合わせ、仕事の創出を目指します。

「薬師如来坐像」 仏師 米澤侊力 作

 

 展覧会により当団体を周知し、当団体と伝統木彫刻の社会的な理解を広めるために入場料を無料としています。また、少しでも多くの皆様に見てもらえるよう、展示作品の撮影は自由にしており、かつSNS等への投稿を 許可しております。

 

第一回展覧会にて 出展作品を撮影する来場者

 

パネル「昇龍」 木彫刻師 菊池藍 作

<プロジェクト概要>

内容:1300年以上続く伝統技術の展覧会!! 第二回日本木彫刻展

URL:https://motion-gallery.net/projects/mokuchou2

目標金額:500,000円

募集期日:2016年9月21日(水)23時59分まで

 

展覧会詳細

会場:上野の森美術館 別館ギャラリー

会期:2016年 9月23日(金)~9月29日(木)

   10時~17時(最終日のみ14:00まで)

   入場無料

 

出展予定者

 

斎藤 侊琳【さいとう こうりん】(仏師 名誉会員)

HP:http://www.saitokourin.com/

 

略歴

昭和12年富山県福野町野尻(現在 南砺市)に生まれる。

昭和28年~49年 日展作家 武部 豊氏  京都の大仏師 松久朋琳、宗琳両氏に仏像彫刻・仏画を師事

昭和51年 宗教芸術院北陸及び支部長及び仏像教室講師として指名される。

同年、仏像彫刻所を開設するとともに、仏像彫刻富山教室開設

昭和59年 内閣総理大臣 中曽根康弘氏へ聖観音像を納入する

平成2年 高徳院(桶狭間古戦場)へ仁王像1丈(3メートル)を納入

平成9年5月 宗教芸術院北陸支部展、斎藤侊琳仏像彫刻所仏像彫刻教室展を開催

同年10月 井波町ベテラン彫刻家で作る「匠韻」に出品

平成16年4月 北日本新聞「富山県祈りの顔」に、県内の10仏選定とその解説者として活躍

平成19年 天皇陛下より紺綬褒章を賜る。

 

 

関 侊雲【せき こううん】(仏師 会長)

関侊雲仏所 HP: http://www.sekikoun.com/

 

略歴

昭和48年 群馬県前橋市に生まれる。

平成6年 日展作家で仏師の斎藤侊琳氏に弟子入り

平成9年 宗教芸術院北陸支部仏像彫刻教室(金沢北国新聞教室)の講師に指名される

平成18年 木彫展Do it !!実行委員会を設立、会長に就任。以後、展覧会活動仏師・木彫師による社会貢献活動を多数開催

平成19年 侊心会 仏像彫刻・木彫教室を開催、代表に就任

平成22年 関 侊雲 仏像彫刻・木彫刻学院を開校、代表に就任同年 初の著書「彫刻刀で作る仏像彫刻」を出版

平成23年 映画「大鹿村騒動記」の撮影のために東映より依頼を受け、仏像数体を納入。俳優の三國連太郎に彫刻の演技指導を行う同年 2冊目となる著書「彫刻刀で楽しむ仏像」を出版

平成24年 3冊目の著書「思い通りに彫れる仏像彫刻」を出版

平成25年 日本木彫刻協会を設立、会長に就任同年 4冊目の著書「続・彫刻刀で楽しむ仏像作り」を出版

平成27年 5冊目の著書「人気の三種が彫れる仏像彫刻」を出版

平成28年 映画「夏美のホタル」の撮影のため依頼を受け、俳優の小林薫に仏師としての演技指導及び作品の提供等撮影協力を行う

現在、東京・群馬・富山・石川の4都県、計10ヶ所で教室を開催

「達磨大師像」 仏師 関 侊雲 作

そのほかの出展者

秋川雅史(テノール歌手 名誉会員)

紺野侊慶(仏師)

吉川浩市(木彫刻師)

他、プロ及びプロを目指す作家、当協会会員十数名

 

名誉会員

http://nmck.jp/honorary-member/

 

会員一覧

http://nmck.jp/member/

 

昨年度実績

会場:上野の森美術館 別館ギャラリー

会期:2015年 9月30日(水)~10月6日(火) 10時~17時

入場無料

出展者 21名

出展作品 45点

来場者 2036名

 

 

第一回展覧会 会場の様子

展覧会の様子

 

日本木彫刻協会HP :http://nmck.jp/past/

 

作品紹介動画

 

 

リターン例:

・お礼状・手彫りほおずきストラップ  5,000円

・出展作品の簡易作品集(A4サイズ 10~15点予定)・お礼状・手彫りほおずきストラップ 10,000円

・仏画色紙・出展作品の簡易作品集(A4サイズ 10~15点予定)・お礼状・手彫りほおずきストラップ 20,000円

 

【MotionGalleryについて】

MotionGalleryは、みんなの共感を力にクリエイティブなプロジェクトを実現する、国内最大級かつ手数料最安値のクラウドファンディング・プラットフォームです。2011年7月のサービス開始から4年が経ちました。芸術家ヨーゼフ・ボイスの「人間は誰でも芸術家である」という言葉をコンセプトに、アーティスト・クリエイター・表現者の活動を支援しており、累計応援金額の半分以上が「映画製作」という特徴があります。

 

 

【今後の展望】

1~2年に一度定期的に展覧会を開催することで展覧会の周知を進めます。また、全国の寺社や宮大工などの業者を招待して、大々的に仕事を創出し、木彫刻の普及に努められるよう目指します。

 

 

 

 

 

【一般社団法人 日本木彫刻協会について】

住所:〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-8-5 柳元ハイツ302号

代表者:代表理事・会長 関 侊雲

設立:2013年2月1日

法人化:2013年10月1日

Tel:03-3791-4426

URL:http://nmck.jp/

事業内容:日本の伝統木彫刻の普及



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企業情報

企業名 一般社団法人日本木彫刻協会
代表者名 関 勇一郎
業種 その他サービス

コラム

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