「世界でここにしかない音楽」。クラシック音楽愛好家から注目を集める「シンフォニエッタ静岡」が9月9日東京公演を目前にサイトリニューアル!Pay Palにも対応。
静岡県を拠点に活動するプロオーケストラ「シンフォニエッタ静岡」は、2016年9月9日(金)にサントリーホールで開催する第2回東京定期公演を前に、顧客の利便性をさらに高め、かつ同団の活動をより幅広い層に伝えるため、ウェブサイトのリニューアルを行った。http://www1.odn.ne.jp/ssj/今回のリニューアルでは、見た目のデザインはもちろんのこと、スマートフォンにも対応し、またPay Palを利用して直接チケット購入を出来るようにするなどの改善が加えられている。今後は新しいサイトを通じて、より便利にチケット購入が可能になるほか、スマートフォンでも最新の情報を確認しやすくなり、SNSを使った情報の展開も強化していく。次回の公演である第2回東京定期公演についても、出演者、ご来場のお客様に静岡のお土産を配布、東京公演の定期化などが決定している。
第2回東京定期公演では、1883年に作曲され、演奏機会も希少なふたつの室内オーケストラのための作品を取り上げ、室内オーケストラの魅力、作品の新たな魅力を紹介する。
■シンフォニエッタ 静岡 第2回東京定期公演 (第45回定期公演)~蘇る ウィーンの『私的演奏協会』~
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【日 時】2016年9月9日(金)開演19:00 開場18:30
【会 場】サントリーホール・ブルーローズ(東京都港区赤坂)
【指 揮】中原朋哉(シンフォニエッタ 静岡 芸術監督・指揮者)
【バリトン】須山智文
【曲 目】 マーラー:さすらう若人の歌(シェーンベルク編曲 室内オーケストラ版)
ブルックナー:交響曲第7番(シュタイン、アイスラー、ランクル編曲 室内オーケストラ版)
【入場料】普通料金¥5,500 早割料金¥5,000(8/26お申込分まで) 学生¥2,000
【チケット取扱】
・シンフォニエッタ 静岡(早割・学生の取扱あり)
電話 054-204-7778 FAX 054-204-7773
・チケットぴあ Pコード289073(普通料金のみ)
・サントリーホールチケットセンター
※焼津市・ふるさと納税お礼品として本公演チケットをお選びいただけます。8/20お申込分まで。お申込は「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」ホームページから。
【出演者・スタッフ】
フルート 竹下麻美
クラリネット エマニュエル・ヌヴー
ホルン 月原義行
ヴァイオリンI 越川歩
ヴァイオリンII 中村響子
ヴィオラ 扇慎也
チェロ 田口裕
コントラバス 石川智崇
ティンパニ 加藤恭子
ピアノ 落合絢子、鈴木真梨
ハルモニウム 齋藤尚子
ステージマネージャー 九谷敏裕
【公演の企画意図】
本公演では1883年にドイツで作られた2つの作品を紹介します。
マーラー「さすらう若人の歌」は1883年に作曲を開始し2年後、マーラーが25歳の時に完成した作品。これを後にシェーンベルクが私的音楽協会で演奏するために室内オーケストラ用に編曲したものを紹介します。
ブルックナー:交響曲第7番は1883年に完成しました。この荘厳な響きを持つ巨大なオーケストラのための作品をシェーンベルクの私的音楽協会と同時期に、わずか10名で演奏するように編曲された版でお届けします。大きな教会のオルガンで聴いていた音楽をヨーロッパの小さな村の教会にある小さなオルガンで聴くような響き。この作品の新たな魅力を発見出来ることでしょう。
1918年にシェーンベルクらがウィーンで結成した「私的音楽協会」は、「芸術家や音楽愛好家に現代の音楽についての真の、そして正確な知識を伝える」ことを目指し、交響曲や大規模管弦楽曲の室内楽用編曲が、少人数の奏者によって少人数の聴衆のために演奏されていました。本公演で取り上げる作品はいずれも私的音楽教会で演奏されており、それを今回サントリーホール・ブルーローズにおいて再現します。
【シンフォニエッタ静岡 プロフィール】
音楽により人々が明るく豊かな生活を送ることが出来るために事業を行い、静岡県を発信の拠点とし、国内の芸術文化振興とまちづくりに寄与することを目的としている。
2005年創立。日本音楽コンクール優勝者、国際コンクール入賞者をはじめ、国内外で活動する楽団員によって構成し、静岡県内全域を主な活動地域としている。芸術監督・指揮者は焼津市出身でヨーロッパ経験も長い中原朋哉。フランスの地方オーケストラのような音色を持ち、プロオーケストラとしては国内で唯一バソン(フランス式ファゴット)の定席がある。
2012年には作曲後86年間演奏されずにいたフランスの作曲家ポール・ラドミローの「交響曲」の世界初演や、2010年プーランクのオペラ「声」における美術とのコラボレーションはいずれも高い評価を得た。2015年からはオンド・マルトノ奏者 原田節とのプロジェクトも開始した。
シンフォニエッタ 静岡の公演は、これまでのオーケストラの常識を打ち破るものとして注目を集めている。これらさまざまなアイデアは静岡県内外の文化施設や他の音楽団体にも大きな影響を与えている。また、プロの演奏家だからこそ出来る教育活動にも重点を置き、楽団員だけでなく、定期公演のソリストと共に、山間部にある小規模校での公演やワークショップ事業を行う。特に「0歳からのファミリーコンサート」は高い人気を得ている。
2014年5月より一般社団法人へ改組し、更に公益性の高い団体として活動の場を広げて行くことが期待されている。
2015年1月、創立10周年を機に、サントリーホール ブルーローズにおいて東京定期公演を開始した。
これまでに滅多に聴く機会の少ない優れた作品も積極的に紹介しており、日本初演作品も多く、静岡県内だけでなく全国のクラシック音楽愛好家から注目を集めている。
【芸術監督・指揮者 中原朋哉 プロフィール】
1973年愛知県小牧市生まれ、静岡県焼津市に育つ。
作曲を長谷川勉、伊藤康英、後藤洋の各氏に学んだ後、フランス・ディジョン音楽院指揮科にてジャン=セバスチャン・ベロー氏に師事。1993年からはフランスおよび日本においてパスカル・ヴェロ氏のアシスタントを務める。
1996年23歳という若さで名門フランス国立リヨン管弦楽団定期演奏会、グルノーブル音楽祭に同管弦楽団史上最年少指揮者としてデビュー。その演奏は、全国紙フィガロの 「柔軟で完璧な演奏をする、奇跡とも思えるほど驚くべき才能を持った指揮者である。」との評をはじめ、高い評価を得た。
後にフランス国立ペイ・ドゥ・ラ・ロワール管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団(モーツァルトの未亡人が創設したオーケストラ)においてユベール・スーダン音楽監督のアシスタントを務めた。
フランスの近・現代作品の紹介に力をいれており、中でも2005年7月、グランシップ大ホールにおいて、20世紀を代表する作曲界の巨匠、アンリ・デュティユーのヴァイオリンと管弦楽のための夜想曲”Sur le meme accord”の日本初演をフランスの名ヴァイオリニスト、オリヴィエ・シャルリエと行い、その演奏は作曲者からも高く評価された。また、知られざるフランスの作曲家ポール・ラドミローの遺族とも親交があり、多くの作品を紹介している。
更に、ウィーン古典派(ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン)の演奏、特にモーツァルトにおいては、「日本人とは思えないほど、モーツァルトの血を受け継いでいる。」「日本人だということを忘れさせる程、私たちの音楽を深く理解している。」と、現地の音楽家からも厚い信頼を得ている。
2002年に帰国。静岡県内を中心に、ヨーロッパのアーティストの招聘事業をはじめ、2005年には、国内外のトップアーティストを中心に構成されるプロの室内オーケストラ「シンフォニエッタ 静岡」を創設。創設時より芸術監督・指揮者を務めている。群を抜いた企画力、選曲・プログラミングには定評がある。
演奏活動のほかに、5年間に渡りラジオのクラシック音楽番組のパーソナリティを務めたほか、オペラ・音楽劇の演出、学校・公民館・企業での講演、市民大学講座の講師など、あらゆる世代に向けた、クラシック音楽の啓蒙活動も行っている。更に、第24回国民文化祭しずおか2009 静岡県企画委員、公共文化施設の設計にも携わるなど、多彩な活動を展開している。
2015年4月より静岡文化芸術大学大学院文化政策研究科において、芸術団体がより良い環境で活動を展開することが出来るよう研究を行っている。日本公共政策学会、音楽芸術マネジメント学会会員。
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企業情報
企業名 | 一般社団法人シンフォニエッタ静岡 |
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代表者名 | 中原明美 |
業種 | エンタテインメント・音楽関連 |
コラム
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