クラウド・テン、「PhotoMusic 1.0」を10月4日よりリリース 〜写真から音楽を自動生成してスライドショーを作るパソコンソフト〜
PhotoMusicは、写真の画像を読み込ませるだけでその写真の特徴に合った音楽を自動生成して、芸術性の高い音楽付きのスライドショーを作るソフトウェアです。独自の音楽生成技術(特許出願中)により、写真の色彩的特徴を反映した音楽が生成されます。これまでと違って、スライドショーに選べる音楽の種類が無限に広がり、また音楽の著作権者の許諾を得る手間は必要ありません。生成された音楽の音源や設定を変えて楽曲を調整したり、画像エフェクトや図形楽譜を写真に組み合わせたりして、多様な芸術表現を持った写真スライドショーを制作することができます。出来上がったスライドショーは、各種のSNSや動画共有サイトから世界中に発信できます。PhotoMusicは著名な写真家、音楽家などのアーティストのコミュニティとのコラボレーションで開発され、すでに「あいちトリエンナーレ2016」などで作品制作に使用されています。
ソフトウェア開発ベンチャーのクラウド・テン株式会社(所在地:京都府精華町、代表取締役:南方郁夫、以下クラウド・テン)は、特許出願中の独自技術を用いて、写真などの画像から自動的に音楽を生成してBGM付きのスライドショーを作るパソコン向けソフトウェア「PhotoMusic(フォトミュージック)1.0」のリリースを2016年10月4日より開始しました。
音楽自動生成スライドショーシステム「PhotoMusic 1.0」
ソフトの紹介URL:http://photomusic.jp/
ダウンロードURL:http://photomusic.jp/dl/
【背景】
デジタルカメラやスマートフォンの普及に伴い、大量の写真デジタルデータを個人が所有するようになりました。それらの写真の利用方法として、何枚かの写真をまとめて1つのスライドショーにすることがよくありますが、スライドショーが無音だと味気無いので、適切な音楽(BGM)を付けることが求められます。これまでにも、決まった楽曲集の範囲の中から曲を選んでスライドショーに音楽を付けるパソコンソフトなどのサービスはありました。
しかし、プロやセミプロの写真家が作品を発表する場合、膨大な楽曲数の中から適切な音楽を選ぶ手間や、音楽の著作権者から別途許諾をとらないと自分の作品として発表できないことや、選んだ音楽を自分の気に入ったように勝手に調整出来ない、などの問題がありました。
本ソフトウェアは写真からその特徴に合致した音楽を自動生成することにより、これらの問題を解決します。これまでこのような取り組みは全世界で研究レベルでは行われてきましたが、プロの写真家に使われるレベルの作品性を持ったスライドショーを作り出すような製品はありませんでした。
【製品・サービスの概要】
専用サイトから本ソフトウェアをダウンロードして、パソコン(WindowsまたはMac)にインストールして使用します。写真を読み込むと、自動的にその写真の特徴に合った音楽が生成されます。写真に豊富なエフェクト(画面効果)を組み合わせて、表現力の高いスライドショーを作成することができます。完成したスライドショーは動画サイトやSNSに投稿して世界中に発表できます。
本ソフトウェアは著名なアーティストたちとのコラボレーションで開発されました。主にプロ・セミプロの写真家や、画家、イラストレーターなどのビジュアルアーティストをターゲットとしていますが、一般消費者でも撮りためた写真を簡単にBGM付きのスライドショー作品にして仲間や家族と楽しむことができます。
■作品例
港千尋 | Chihiro MINATO 《フランスの色景|Colorscape de France》 より
オペレーション:三木学
■価格:8,000円/ライセンス(税抜)
※機能に制限のついた「BASIC版(無償)」もあります
■対応OS
Windows 10/8/7 (64ビット対応)
Mac OS X 10.11(El Capitan)/10.10(Yosemite)
<PhotoMusicの特長>
1:画像から音楽を自動生成
写真(画像)の色彩特徴を解析して、音楽を自動生成します。独自技術(特許出願中)により、作り出された音楽は写真の色彩的特徴を反映したものになります。複数の色彩と楽器に対応させて、オーケストラ、ブラスバンド、環境音楽などのフレーバーを持った音楽にすることが出来ます。さらに、楽器やビート、テンポ、各種の音楽変換パラメーターを変更して、より多様で自分の感覚に合った音楽に調整することもできます。
2:音楽の著作権利用許諾が不要
スライドショーが無音だとインパクトがありません。現在のスライドショーにはBGMは不可欠です。しかし、既存の楽曲を使用するには、著作権の使用許諾が必要だったり、スライドショーに合った音楽を選択する手間も大変でした。本ソフトウェアで自動生成される音楽は、ユーザーの写真から変換・生成したものなので、ユーザーが自由に使うことできます。
※写真がユーザーの著作物でない場合や、権利保持したものではない場合は除きます。
3:画像、色彩、楽譜、音楽による多彩なスライドショー
本ソフトウェアは、写真を図形楽譜に変換し、図形楽譜から音楽を生成します。メイン画面に表示される色分けされた図形楽譜は、音を視覚的に表現しているため、音楽の特徴の直観的な理解を促します。また、写真の色彩的特徴から生成される様々な画像エフェクトにより画像と音楽が同期して変化しますので、これまでにない画像、色彩、楽譜、音楽を組み合わせた多彩なスライドショーを制作することができます。
4:動画共有サイトやSNSで公開
作成したスライドショーは、動画ファイル(MP4、WMV)に保存することができます。YouTubeやVimeoなどの動画共有サイトやFacebookやTwitterなどのSNSに投稿して、仲間や世界中に発信することができます。
5:各分野の専門家、アーティストとのコラボレーション開発
写真、色彩、音楽、デザインなどの各分野の専門家との共同研究により、新しいスライドショー表現を実現するPhotoMusicが完成しました。写真家・著述家の港千尋 多摩美術大学教授やミュージシャンのDOZAN11(旧名 三木道三)など著名なアーティストも多数参画して、本ソフトウェアを用いて様々なスライドショー作品が制作されています。
例えば、本ソフトのスーパーバイザーである港千尋教授が芸術監督となって現在開催中の日本最大級の芸術祭「あいちトリエンナーレ2016」では、コラムプロジェクト「アーティストの虹-色景」に、本ソフトウェアを用いて世界中の著名なアーティストの写真から、アーティストの選んだ色に徐々に変わっていく特別プログラムのスライドショーが展示されています。
「あいちトリエンナーレ2016」コラムプロジェクト
「アーティストの虹-色景」
http://aichitriennale.jp/artist/column03.html
「アーティストの虹-色景2#1 / A Rainbow of Artists: The Aichi Triennial Colorscape2#1」
【今後の展望】
プロ、セミプロの写真家向けのスライドショーシステムの他にも、今後音楽家向け、映像作家向けのサービス展開を図っていきます。また、スマホアプリなどコンシューマー向けの展開も計画しています。
さらに写真に音楽を組み合わせたソリューションとして、企業広報、観光案内、イベントなどのアピール度向上に貢献できますので、それらの応用に向けたカスタマイズやシステム・インテグレーションにも対応していきます。
関連する技術やソリューションを保有する企業との提携、共同開発なども可能です。ご関心のある方のご連絡をお待ちしています。
■知的財産権
本ソフトには、クラウド・テンと開発パートナーである(株)ビジョナリストの共同出願中の特許技術が使用されています。
特願2016-114123「音楽情報生成装置、音楽情報生成方法、プログラム、および記録媒体」
また、「PhotoMusic」は、両社の共同出願中の商標です。
その他の掲載されている会社名及び商品名は各社の商標または登録商標です。
■SNS
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCq19aXoiAcz4UQio1hrU1PQ
Twitter:https://twitter.com/PhotoMusicTeam
Facebook: https://www.facebook.com/PhotoMusicTeam/
Instagram:https://www.instagram.com/photomusic.team/?hl=ja
【クラウド・テン株式会社について】
本社:〒619-0232 京都府相楽郡精華町桜が丘2-34-3
代表者:代表取締役 南方郁夫
設立:2011年7月14日
資本金:200万円
Tel:0742-31-3884
Fax:0742-31-3884
事業内容:インターネットシステム開発および戦略コンサルティング
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企業情報
企業名 | クラウド・テン株式会社 |
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代表者名 | 南方郁夫 |
業種 | ネットサービス |