「新型エア・キーパー大間迅（だいまじん）」を新発売

高速開閉と高気密設計で省エネ効果を発揮

「エア・キーパー大間迅」は、スチール製電動シャッターの１０倍以上の高速開閉と、本体シートとガイドレールの結合部にジッパー及びビード機構を採用した高気密設計が特長の高速シートシャッターで、外気の流出入を最小限に抑える省エネ効果の高い商品として、１９９９年の発売開始以来、各種工場や倉庫の開口部に数多くご採用いただいています。

商品体系の刷新と機種の統合

新たに採用した開閉機構の共通化により、機種を従来の８機種から５機種に統合し、屋内設置専用の新型「ビードタイプ」と屋内外設置兼用の新型「マジックタイプ」に商品体系を刷新したことで、お客様によりわかりやすい商品ラインアップとしています。

コンパクトな納まりで開口部を最大限に活用

①駆動ドラム内蔵の新型開閉機の採用、②新型電装ユニットの採用、③シート巻き取り用バネ(※1)の採用、により、当社従来品と比べて上部ボックス部の袖寸法を左右あわせて４９１ｍｍ、ガイドレール部のレール寸法を同様に６８ｍｍコンパクト化し、開口部を最大限に活用できる納まり性の向上を実現しています。

※1)シート巻き取り用バネはマジックタイプのみ採用。

安全性に配慮

①本体シートが“パイプレス構造”

②シートを強制駆動で降下させるためシート下端部のおもりが不要(※2)、

③停電等の非常時に脱出できるようシートをレールから外すための“取っ手”を標準装備(※3)

これにより安全性をより向上させています。

※2)マジックタイプのみ。

※3)マジックタイプは間口３，５００ｍｍまで取っ手を標準装備。

施工時間を約２時間短縮

①手元操作パネルをガイドレール部に設置して各種設定と調整を簡略化、②制御盤をボックスに内蔵したことで配管配線が不要、③海外など多様な電源環境に対応、により従来と比べて施工時間を約２時間短縮しています。

メンテナンス性が向上

①シート下端部（ボトムシート）をマジックテープ式にしてお客様ご自身での交換を可能、②点検口をビードタイプはケース正面の左右、マジックタイプはケース下面の左右に設置、③シートの破損を防いで補修費の削減につなげる“セルフリペアリング機能”を装備、によりメンテナンス性を向上させています。

独自の高気密設計

ビードタイプは、①シート両端部が丸くビード状に加工されたビード部材の採用でレール部から空気の漏れを防ぐ独自構造、②全閉時にシートが上部ケースに密着する“エアピタ”構造、による高気密設計により、省エネ効果を発揮します。

シートバリエーションを拡充

「不透明シート」は光を遮断して防虫効果があり、汚れが目立ちにくい２色を追加した計５種類、「半透明シート」は半透明クリアを刷新した計２種類、「メッシュ」は空気を出し入れしたいというご要望に対応した１種類、「不燃シート」は燃えにくい素材を採用した計２種類の、合計４タイプ１０種類のシートバリエーションに拡充しています。

このたび発売する「新型エア・キーパー大間迅」を、当社独自の機能と特長である安全性の高い“パイプレス構造”と、メンテナス性に配慮した“セルフリペアリング機能”を基本スペックに、新型開閉機の採用でコンパクトな納まりを実現した高機能タイプの商品として、今後も当社はお客様が要望される使途や用途にきめ細かく対応した提案営業を積極的に推し進めてまいります。

＜商品体系＞

■屋内専用

機種（特徴）：ビードタイプ（新型汎用タイプ）、ピコモ※（カスタム対応）、M2フリーザータイプ※（冷蔵・冷凍施設向け）

■屋外兼用

機種（特徴）：マジックタイプ（新型汎用タイプ）、マジックタイプ【M３】オールウェザー※（大開口対応）

※「ピコモ」「Ｍ２フリーザータイプ」「マジックタイプ［Ｍ３］オールウェザー」の仕様は変更なし。