SBSロジコムの「就業管理システム」が本稼働

東芝ソリューション販売株式会社（本社：神奈川県川崎市／取締役社長：大和田 昭彦／以下、当社）が構築した、SBSロジコム株式会社（本社：東京都墨田区／代表取締役社長：鎌田 正彦／以下、SBSロジコム）の「就業管理システム」が、本稼働を開始しました。

SBSロジコムは、国内・国際物流から3PL[注1]（サード・パーティ・ロジスティクス）事業まで総合物流事業を展開する企業です。

今回本稼働したSBSロジコムの「就業管理システム」は、管理部門の作業負荷を改善し、適正な人員計画による生産性向上を実現しました。

SBSロジコムのグループ各社は倉庫や配送センターなどの拠点を有し、各拠点でのさまざまな就業パターンに加え、職種毎に正社員・契約社員・パート・アルバイトの区分があり、複雑な勤務体系の管理や勤務実態の把握に大きな工数を要していました。

当社は、製造業、医療機関、文教など、さまざまな勤務形態や就業パターンを持つ各業界での就業管理システム構築の実績があり、SBSロジコムの多様化する勤務実態の可視化と、リアルタイムでの一元管理機能を提供しました。

また、給与システムへのデータ反映、各拠点での採用管理、荷主単位での工数管理など、システム導入により管理部門での作業負荷となっていた課題を解決し、全社での適正な就業管理の実現に繋がりました。

当社は今後、”お客様のあらゆる物流ニーズに対応する総合物流企業”として適正人員による生産性の向上を進めているSBSロジコムの取り組みに、最適なソリューションと各種サービスを提供することで、ワークライフバランスの健全化など更なる労務管理の把握を可能とする、新たなビジネスモデルを提案していきます。

注1：3PL（サード・パーティ・ロジスティクス）とは、90 年代初めに欧米から流入してきた物流・ロジスティクス領域の新サービスで、日本では「荷主に対してロジスティクス改革を提案し、包括的にロジスティクスサービスを受託する業務である」と定義（※総合物流施策大綱、1997 年）されていますが、 SBSロジコムでは、①荷主企業様との直接契約、②中長期計画、③複数業務の一括受託の物流業務を3PL と定義し、お客様が展開するグローバルサプライチェーンを様々な角度から支援しています。

＜就業管理システムの特長＞

1.さまざまな就業パターンや就業規則に対応

倉庫や配送センターの様々な勤務形態・就業パターンや、職種毎の正社員・契約社員・パート・アルバイトの区分管理を可能としました。

2.拠点採用のパートやアルバイトの給与体系や勤務記録を一元管理

拠点採用の人員の給与体系や勤務記録もシステムで一元管理を行うことで、給与システムへのデータ反映を容易としました。

3.荷主別の工数管理に対応

倉庫や物流センターでは、勤怠と荷主別の作業時間を同時入力できることで、整合性のチェックだけではなく、プロジェクトや所属階層単位の作業工数検索を可能としました。

＜SBSロジコム株式会社について＞

SBSグループの物流事業のコア会社として、3PL （サード・パーティ・ロジスティクス）・センター物流・倉庫・流通加工・運輸・通運・国際物流・館内物流・施設移転・オフィス移転など、お客様のあらゆる物流ニーズを一貫したサービス体制でサポートしています。

・SBSロジコム株式会社

http://www.sbs-logicom.co.jp/

・就業管理システム導入事例（東芝ソリューション販売株式会社ホームページ）

http://www.toshiba-tsos.co.jp/ex/sbs/

＜東芝ソリューション販売株式会社について＞

東芝ソリューショングループの関連会社として、クラウドソリューション、パッケージソリューションを主体とした情報システムを、企画からサポートまで一貫したサービス体制でご提供しています。

2014年4月、東芝ソリューション株式会社の中堅市場向けソリューション事業（マーケットクリエーション事業部）と、東芝情報機器株式会社のシステムソリューション事業を統合し、中堅市場向けソリューション事業の対応力を強化・拡大しています。