全ての”創る”人たちに捧げる、ファッションを楽しむ「作業着」
何かモノを創り出す際に必要となる作業着。作業着として一般的である「ツナギ」を、ファッションとして最大限お洒落に作りました。お洒落と言っても、ごちゃごちゃさせたわけではなく、すっきりとシンプルに。それでいてシルエットに無駄がないツナギになりました。さらに、製品の向上を目指し品質改善を行いました。CUTでも人気の商品を是非一度ご覧ください。
ファッションではないファッション
私の実家は、看板業を営んでいます。365日のほとんどを作業着で過ごす父を子どもの頃から見て育ちました。
自分自身も工業高等学校出身のため、学校生活のほとんどを作業着で過ごしました。
最初はノリがついてぴしっとしている作業着も、3年間も着込むと、それぞれの身体の形に馴染んでいきます。
汚れて縮んで破れる事で、最高にかっこいいファッションに変わります。
その服に袖を通さずとも、誰が着ているのかわかります。
その人自身になっていく服が、作業着の魅力なのだと感じていました。
作業着を着て、美しいものを作り上げるたびに汚れて行く服って素敵だなと感じていました。
華やかなものの裏側には必ず、それを支える人たちがいます。
汚れてもいい服を来て、創り上げるために走り回る人たちがいます。
そんな人達のためのファッションを打ち出せたらいいなという想いを抱き、
今回ご紹介するツナギを作りました。
「作業着」というファッションを自由に楽しんでいただくために、
なるべく余分なものを無くし、プレーンでシンプルな仕上がりにしました。
生地にはコーマ糸を用いた光沢感のある目の詰まったコットンの「コーマバーバリー」を使用し、
カジュアルながらも高級感のある仕上がりにしました。
更に、製品の向上を目指し、下記の品質改善を行いました。
1.袖をまくりやすくするために、袖口にボタンを追加しました。
2.ポケットのデザインの変更とサイズ感を整えました。
3.全体のラインをシャープにする事でスタイリッシュなシルエットに整えました。
4.アクセサリーなどでアレンジできるようにベルト通しを追加しました。
5.着込む程に独特のアタリが出るように、縫製を改善しました。
3.胸元が綺麗に開くように、襟元のデザイン変更しました。
全ての「創る」人達に着ていただける作業着を目指しています。
私たちの服にルールはありません。
たくさん着て、たくさん汚して楽しんでいただければと思います。
CUT デザイナー フルヤマモトミ
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | CUT |
---|---|
代表者名 | 古山 元美 |
業種 | ファッション・ビューティー |