住宅医フォーラム2017「災害とレジリエンス~木造住宅の耐震性とは」 2017年1月12日、東京大学弥生講堂 一条ホールにて開催
循環型社会への取り組みの一環として、既存住宅の調査から維持管理に携わる人材を育成する一般社団法人住宅医協会では、2016年熊本地震の経験を踏まえ、木造住宅の耐震性と今後を考えるフォーラムを主催。研究者および建築の専門家が、災害からの復旧について共有すべき課題を討議します。住宅建築に関心のある方なら、どなたでも参加できる無料のフォーラムとして、年明けの1月12日、東京大学弥生講堂にて開催します。
住まいのドクター「住宅医」の育成と技術開発を推進する、一般社団法人住宅医協会(所在地:大阪府大阪市、代表理事:中島正夫)では、東京大学弥生講堂 一条ホールにて、住宅医フォーラム2017「災害とレジリエンス~木造住宅の耐震性とは」を 2017年1月12日(木)に開催いたします。
▼住宅医フォーラム2017「災害とレジリエンス~木造住宅の耐震性とは」
:http://sapj.or.jp/forum20170112tokyo/
■「耐震について学びたい」なら、誰でも無料で参加できる特別講座
当フォーラムでは、2016年4月14日に起きた熊本地震の経験を踏まえ、木造住宅の耐震性と今後の道筋を考えます。現地で調査を行う学術研究者のほか、今なお被災地の復旧に尽力する企業の代表者・専門家が壇上に上がり、災害に耐えうる建築に関して共有すべき課題を話し合います。
住宅医協会では、木造住宅に住んでいる人から施工側として住宅に関わる人まで、「耐震について学びたい」と考える方々に広く周知するため、誰でも無料で参加できる集まりにしました。各界で活躍する技術者が集まるため、特に建築設計の実務者にとっては貴重な機会となります。
メインのパネルディスカッションでは、住宅技術評論家の南雄三氏をコーディネーターとして産学それぞれの識者が集まり、フォーラムの主題である「災害とレジリエンス~木造住宅の耐震性」について討議します。
■被災地だけでなく、日本全国から建築のプロが集まりネットワークを構築
2016年7月に開催された「住宅医スクール熊本」では、震災の余波もあり開催が危ぶまれましたが、このような時にこそ学びたい、と希望する熊本の木造建築人の皆様から声をいただき、構造専門家を中心とした特別講義を行いました。
年を改めて開催する「住宅医フォーラム2017」では、全国の住宅医とその課題を共有し、熊本地震によって学んだ事柄を無駄にしないように、今後に向けての道筋を探っていきたいと思います。
また、壇上からの講義だけでなく、大規模な交流会も開催するのが当フォーラムの特徴です。住宅医協会ではこのたびの集まりを一年の総会イベントとして位置づけ、日本全国から集まった、建築に携わるプロフェッショナルのネットワークを構築します。
■今後の展開
年明けに開催するフォーラムのほかにも、住宅医協会では一年を通じて「住宅医スクール」を開校し、関東・関西・中国・九州地方のそれぞれにて、かかりつけの医師のように住宅および施主をサポートする「住宅医」を育成しています。
各地の「住宅医」は、国の住宅性能表示制度のほかに、既存住居でリサーチすべき「劣化対策・耐震性能・温熱性能・省エネルギー・バリアフリー・火災時の安全性」といったポイントを明確にし、『住まいの診断レポート』を発行しています。
住宅医協会では、日本が大量消費型から循環型社会への転換を図る中で、一戸ごとの住宅を良質に維持すべきストックと捉え、今後とも既存住宅の状態を的確に把握し、適切な改修が行える技術・人材を支援してまいります。
【フォーラムの概要】
名称:住宅医フォーラム2017「災害とレジリエンス〜木造住宅の耐震性とは」
日時:2017年1月12日(木) 13:30 〜 17:20(受付13:00~)
会場:東京大学弥生講堂 一条ホール
(東京都文京区弥生1丁目1−1 東京大学農学部内)
対象者 :住宅建築に関心のある方はどなたでも
募集定員:300名
参加費 :無料(要申込)
申込締切:2017年1月5日(木)
URL:http://sapj.or.jp/forum20170112tokyo/
※当日 18時より交流会を行います(参加費 5,000円、事前申込が必要です)
※フォーラム開催中は、ホワイエにて賛助会員によるパネル展示有り(開会前や休憩時間にご覧いただけます)
<プログラム>
13:00 〜 開場・受付
13:30 〜 住宅医フォーラム 開会 主催者挨拶
13:35 〜 「熊本地震後の被災地の様子 4月16日から現在まで」
エコワークス株式会社代表取締役 小山貴史
13:50 〜 「住宅医スクール熊本の実施と特別講義ダイジェスト」
住宅医協会理事 滝口泰弘
14:00 〜 「特別講義/熊本地震の木造住宅構造的被害と今後のあり方(1)[A1] 」
京都大学生存圏研究所教授 五十田博
14:45 〜 「特別講義/熊本地震の木造住宅構造的被害と今後のあり方(2)」
有限会社山辺構造設計事務所代表 山辺豊彦
<休憩30分>
16:00 〜 パネルディスカッション「災害とレジリエンス 〜木造住宅の耐震性とは」
・コーディネーター:南雄三
・パネリスト:山辺豊彦、五十田博、古川保(すまい塾古川設計室有限会社代表取締役)、池田浩和(岡庭建設株式会社専務取締役)、小山貴史
17:10 〜 まとめ・閉会の挨拶
18:00 〜 交流会
【一般社団法人住宅医協会について】
所在地:〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島2丁目9-16
代表理事:中島 正夫
設立:2013年11月20日
目的:既存住宅の調査診断、改修、維持管理に関する技術開発と人材育成に関する活動を行い、住宅医の普及をもって持続可能な社会の構築に寄与することを目的とする。
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:一般社団法人住宅医協会
担当者名:藤村、岸本
TEL:06-6454-3465
Email: info@sapj.or.jp
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企業情報
企業名 | 一般社団法人住宅医協会 |
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代表者名 | 山辺豊彦 |
業種 | 教育 |