みやざきブランド 完熟きんかん“たまたま”出荷解禁!
今シーズンの完熟きんかん“たまたま”の出荷が平成29年1月16日より始まります。
宮崎県産の完熟きんかん“たまたま”の今シーズンの出荷が、平成29年1月16日より始まります。
今年は、天候にも恵まれ作柄は上々。これから2月に出荷ピークを迎え、3月までに約1,100tの出荷量を 見込んでいます。
関東や関西を中心に全国の果実専門店やスーパーで販売されるほか、スイーツ店や飲食店などで利用されま す。
□完熟きんかん“たまたま”とは
樹上で開花から210日以上完熟させ、大きさ(直径2.8㎝以上)、糖度(16度以上)、外観の美しさなどの厳しい基準をクリアしたもの。
甘露煮にする露地金柑と異なり、生のまま皮ごと丸かじりできる極甘のきんかんです。
さらに大玉(直径3.2㎝以上)で糖度18度以上の厳選品は、「たまたまエクセレント」として出荷されます。
□“たまたま”の誕生
“たまたま”と露地金柑は、日本で広く植栽されている「寧波(ねいは)」と呼ばれる同じ品種。両者はつくり方が異なります。
宮崎県は古くから金柑の生産量日本一の産地ですが、約30年前(昭和56年)に記録的な大寒波により、露地金柑は霜による大損害を被りました。
気象災害のリスク軽減のため、先駆的な生産者らがビニールハウスにチャレンジ。保温したことで着果・肥大とも促されました。
しかし、早く出荷しても、価格の安い露地金柑と競合するため、試しに一部を樹上で着果させたままにしました。
すると、誰も想像していなかった甘さとなり、玉太り・色艶とも格段に良くなりました。これが市場や量販店からも好評だったことから、ブランド化を図るため、宮崎市内の小学生に試食してもらいネーミングを募りました。
「ゴールデンボール」や「金の玉」などユニークなアイデアが多数寄せられ、その中から「たまたま」が選ばれ、平成元年より出荷が始まりました。
□宮崎県の生産量(平成27年度)
きんかん全体 栽培面積:124.2ha 生産量:2,673t
うち完熟きんかん“たまたま” 栽培面積: 53.0ha 生産量:1,062t
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企業情報
企業名 | みやざきブランド推進本部 |
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代表者名 | 新森 雄吾 |
業種 | 農林水産 |