kintoneなどのクラウドサービスと基幹システムの連携をシームレスに実現~Thunderbus最新バージョンのv1.2にてHTTP Agentをリリース~
株式会社アプレッソ(本社:東京都文京区 代表取締役社長:小野 和俊 以下 アプレッソ)は、同社が開発/販売するクラウド・オンプレミス連携ソフトウェア「Thunderbus」の最新バージョン「Thunderbus 1.2」を、本日付でリリース発表します。最新バージョンのThunderbus 1.2の主な追加機能である「HTTP Agent」は、クラウドサービスなどの社外ネットワークから、オンプレミスにある社内システムのWebサービスに対するセキュアなアクセスを実現します。これにより、従来からのファイル連携に加え、Webサービスの呼び出しによるクラウドサービスや社外ネットワークからのリアルタイムなシステム間連携が実現可能となります。
【Thunderbusの製品概要】
近年多くの企業でクラウドサービスの導入が進み、クラウド上での業務システムの活用が進んでいます。しかしその一方で、オンプレミス環境にあるサーバーやPC上にも多くの重要なシステムやデータが存在しています。ここで課題になるのが、オンプレミスとクラウドとのシステム連携です。データ連携システム構築には多くの投資が必要となることがあり、オンプレミスとクラウドの両方への二重入力による対応では手間がかかるとともに入力ミスの心配もあります。
こうした課題を解決するのがThunderbusです。Thunderbusを使うことにより、オンプレミス環境にあるファイルやシステムに対し、クラウド側からシームレスにかつセキュアにアクセスすることができます。専用線や特別なハードウェアも必要もなく、手軽かつスピーディーにクラウドアプリケーションとオンプレミスのデータやシステムを「つなぐ」ことが可能になります。
今回発売するバージョン1.2では従来からのファイル連携に加え、HTTP(S)によりクラウド側からオンプレミス側にあるWebサービスの呼び出しにも対応します。
【Thunderbus 1.2の新機能 HTTP Agent概要】
解決する課題
従来、クラウドサービスや社外ネットワークから社内のWebシステムにアクセスすることは、セキュリティの観点から考慮すべき点が多く、作業コストもかかるため実現は容易ではありませんでした。Thunderbus 1.2の新機能「HTTP Agent」では VPNなど煩雑なネットワーク構築を行う必要なく、社外ネットワークから社内ネットワークへのセキュアなアクセスを実現します。
機能概要
クラウドサービス上にインストールしたThunderbus Serverとオンプレミス環境にインストールしたHTTP Agentの間でHTTP(S)/WebSocketによる仮想的なトンネルを作ることにより、Thunderbus Serverに対するHTTP(S)アクセスをHTTP Agentへ転送します。
これにより、オンプレミス側から外部に向けてHTTP(S)通信ができるだけで、オンプレミスにあるグローバル IPを持たないWebシステムに対して、クラウドや社外ネットワークからの直接アクセスが可能となります。
利用例:kintoneからオンプレミスの基幹システムへの連携
kintoneのWebhook※1とThunderbus HTTP Agent、オンプレミス側に配置したDataSpider Servista※2のHTTPトリガー※3を組み合わせることにより、クラウド上にあるkintoneからオンプレミス側にあるWebサービスに対する呼び出しが、専用線や特別なハードウェアも必要もなく、GUI上での開発のみで実現可能になります。
これにより例えば、kintoneで追加されたレコード情報をオンプレミスにある基幹システムへリアルタイムに連携する処理などが可能となります。
※1 Webhook:kintoneのレコード追加・変更、ステータス更新をHTTPリクエストで他サービスに通知する機能
※2 DataSpider Servistaは、アプレッソが開発・提供するデータインテグレーションツールです
※3 HTTPトリガー:DataSpider ServistaへのHTTPリクエストを基にデータ連携を実行する機能
適用イメージ
【サイボウズ株式会社様からのエンドースメント】
サイボウズ株式会社は株式会社アプレッソ様の「Thunderbus HTTP Agent」リリースを心より歓迎いたします。
近年多くの企業でクラウドサービスの導入が進み、kintoneにおいても他システムとの連携ニーズは年々高まっております。
本サービスによりkintoneから社内システムへの連携が容易になることで、より多くの企業様に幅広い用途においてkintoneをご活用いただけると確信しております。今後も一層のパートナーシップに勤しみ、お客様の業務改革に貢献してまいります。
サイボウズ株式会社
執行役員 ビジネスマーケティング本部長 林田保
【製品情報】
製品名:Thunderbus 1.2
出荷開始日:2017年3月8日(水)
パッケージ料金:構成により異なります。詳細はアプレッソまたは販売店にお問合せください
旧バージョンからの移行:保守契約中のユーザーは、上位バージョンへの移行が可能
製品Webサイト https://www.appresso.com/thunderbus/
【仕様・価格】
<対応OS>
○Thunderbus Server
Windows Server 2008(x64)/2008 R2(x64)/2012(x64)/2016(x64)
○Thunderbus Agent
Windows Server 2008(x86/x64)/2008 R2(x64)/2012(x64)/2016(x64)
Windows 7(x86/x64)/8.1(x86/x64)
<価格>
パッケージライセンス、または月額ライセンス&サポートの2種類の形態で販売します。
※注: パッケージライセンスの場合、ライセンス費用の20%が年間保守費用として初年度より発生します。
○基本構成
・Thunderbus Server(CPU単位)×1
・Thunderbus File Agent×5
・Thunderbus HTTP Agent×1
・Thunderbusユーザー×5
パッケージライセンス:1,000,000円 / 月額ライセンス&サポート:58,000円
○オプション
・Thunderbus File Agent(追加5)
パッケージライセンス:150,000円 / 月額ライセンス&サポート:8,750円
・Thunderbus HTTP Agent(追加1)
パッケージライセンス:150,000円 / 月額ライセンス&サポート:8,750円
・Thunderbusユーザー(追加5)
パッケージライセンス:50,000円 / 月額ライセンス&サポート:3,000円
・Thunderbusコネクタ(DataSpider Servista用)
無償
【株式会社アプレッソについて】
株式会社アプレッソ
〒112-0014 東京都文京区関口1-20-10 住友不動産江戸川橋駅前ビル2F
代表取締役社長 小野 和俊
設立:2003年12月 資本金:2億6700万円
「つくる」から「つなぐ」をコンセプトに、データ連携ソフトウェア「DataSpider Servista」、ビジネスプロセス連携製品「DataSpider BPM」、スケジュール連携製品「PIMSYNC」、クラウド・オンプレミス間をセキュアにデータ連携する製品「Thunderbus」の開発・販売・サポートを行っています。主力製品のデータ連携ソリューション「DataSpider Servista」は発売以来、国内2,900社以上のお客様にご導入いただいております(2017年1月現在)。アプレッソは、多くの販売パートナーとのサポートやコンサルティング・サービスでの協業により、広範な企業ユーザーの開発効率、生産性、コスト削減に貢献するソリューションを提供しています。
【Thunderbusについて】
Thunderbusは、クラウドや社外システムから、オンプレミスにあるデータやシステムへのセキュアなアクセスを、専用線や特別なハードウェアも必要もなく、手軽かつスピーディーに実現可能にします。近年、企業情報システムのクラウド化が急速に進む一方で、まだ多くのシステムやデータがオンプレミス側にあります。Thundebusは、クラウド時代の企業情報システムのさらなる活用のために、クラウドとオンプレミスを、より簡単に、より自由に「つなぐ」ことをお手伝いいたします。
製品Webサイト https://www.appresso.com/thunderbus/
【商標関連】
・APPRESSO、DataSpider、DataSpider Servista、DataSpider BPM、PIMSYNC、Thunderbus、アプレッソ、データスパイダー、データスパイダー サービスタ、サンダーバス、データスパイダー ビーピーエム、ピムシンクは株式会社アプレッソの商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。
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企業情報
企業名 | 株式会社アプレッソ |
---|---|
代表者名 | 小野和俊 |
業種 | コンピュータ・通信機器 |
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