アートディレクターの菊地あかねと東京友禅職人の笠原以津子のコラボブランド「TOKYO COLOR」を松屋銀座5Fで発表。4月12日~17日まで開催。
アートディレクターの菊地あかねが東京友禅の工芸士の笠原以津子とコラボした手描き友禅のブランド「TOKYO COLOR」を松屋銀座5Fで発表。4月12日から17日まで開催。同展示では、土日の14時から17時に手描き友禅の実演イベントも開催する。会期中は限定20本で色柄を選べるオリジナルデザインネクタイも受注販売予定。松屋銀座限定デザインも展開。技術的に織ることが難しい特注の繻子地の西陣織に「現代の東京」をテーマに東京の風景やモダン柄を東京友禅で描いたネクタイ数十点を展示・販売する。同製品を開発した経緯は、和装の需要が減ってきている中、日本人が持つ古き良きアイデンティティや原風景を日本人として気づいてほしいという考えと、高齢化や後継者問題によって和装の伝統技術の継承が困難になってきていることに歯止めをかけ和装に馴染みがない人々に気軽に伝統技術を楽しんでもらいたいという願いが込められている。
東京と京都を拠点に活動するデザイナー・アートディレクターの菊地あかねは、東京手描友禅の工芸士、笠原以津子とコラボし松屋銀座にて東京友禅のブランド「TOKYO COLOR」を発表。ポップアップストアと実演のイベントをプロデュースする。4月12日(木)から17日(水)に開催。
技術的に織ることが難しい特注の繻子地の西陣織に「現代の東京」をテーマに東京の風景やモダン柄を東京友禅で描いたネクタイ数十点を展示・販売する。笠原氏の持ち味でもある「無線友禅」のぼかしの技術や繊細な筆使いを取り入れて表現しているほか、生地や縫製は本場西陣で行い、唯一無二の技術と品質にこだわっている。菊地が「TOKYO COLOR」を開発した経緯は、和装の需要が減ってきている中、日本人が持つ古き良きアイデンティティや原風景を日本人として気づいてほしいという考えと、デザインを手がけている西陣織のブランド「花街」の制作を通じ、高齢化や後継者問題によって和装の伝統技術の継承が困難になってきていることに歯止めをかけ和装に馴染みがない人々にも気軽に日本の伝統技術を楽しんでもらい、デザインの力や新発想で、職人の技がより輝くような新しいマーケットを作りたいという思いで、東京都が開催する伝統工芸開発プロジェクトに臨み東京の新しいギフトとして開発した。
東京友禅は古典を重んじる江戸友禅や京友禅に比べ、自由自在に時代の流れとともに発展してきた東京ならではのモダンな友禅。その存在の持ち味を存分にいかし、新たな友禅として、海外の人や若い世代の人にも気軽に楽しんでもらえるように提案する。今回のネクタイの絵付けに用いられている笠原氏の得意とする「無線友禅は」の技術は素描に近く、濃淡の出し方やグラデーションを多様に用い、細やかな筆のラインは職人技の技術を凝縮させており、ネクタイがキャンバスであるかのように絵付けされる。無線友禅は糸目友禅に比べて作業工程が少ないためスピーディーに生産でき、より安価に消費者に提供できる。これまできっかけのなかった人々に日本の伝統技に慣れ親しんでもらい、世界に向けて発展していきたいという願いが込められている。同展示では、15日(土)と16日(日)の14時から17時に5Fで笠原氏による手描き友禅の実演イベントを開催予定。会期中は限定20本で色柄を選べるオリジナルデザインネクタイも受注販売予定。松屋銀座限定デザインも展開する。
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企業情報
企業名 | 菊地あかねデザイン事務所 |
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代表者名 | 菊地あかね |
業種 | 広告・デザイン |