LINE、Twitter で「孤育て」(孤独な子育て)予防の試みを開始
コンテンツ(原稿)による「孤育て」予防」、乳幼児虐待予防を展開しているNPO法人きずなメール・プロジェクト(東京都杉並区)は5月11日より、メールに加えて、LINE、Twitterで「きずなメール」の配信を開始する。
コンテンツ(原稿)による「孤育て」予防」を展開しているNPO法人きずなメール・プロジェクト(東京都杉並区)は5月11日より、メールに加えて、LINE、Twitterで「きずなメール」の配信を開始する。
「きずなメール」は、妊産婦が出産予定日や赤ちゃんの誕生日を登録すると、妊娠週数や生後日数に応じて、胎児の成長の様子や育児アドバイスが300字前後のテキストメールで毎日~月2回程度の頻度で届くサービス。団体はこれを「孤育て(孤独な子育て)」の予防に役立てるため、自治体の子育て応援メール事業として発信する仕組みを開発。2013年に東京都文京区で導入されたのを皮切りに、現在は兵庫県神戸市、長野県長野市など30を超える自治体と連携し、約2万8000人の利用者がいる。コンテンツ(原稿)で母親の不安を解消することが目的であるため、自治体の要望に応じて、子育てアプリ等からコンテンツを発信している地域もある。
これまではメールと、自治体の要望に応じて子育てアプリからの発信だけだったが、子育て中の母親がスマホで利用頻度の高いLINEやTwitterでも読める仕組みを独自に開発。今回、パイロット版を限定的にインターネットで公開し、その後は自治体事業として展開していく。自治体で配信する際は、複数の医師と共同制作した専用コンテンツを使用する。
団体では、自治体や医療機関と連携しながらきずなメールを「日本中、だれでも無料で気軽に読める」形で展開していくほか、コンテンツ(原稿)による社会課題へのアプローチとして、乳幼児虐待予防の一時予防で活用する可能性を研究している。
※「孤育て」とは?
夫や家族からの育児の協力が得られず、近くに助けてもらえる人もいない中で子育てをしている状態のこと。核家族化や男性の長時間労働などが背景にある。産後の女性の8-10人に1人がかかる可能性がある産後うつや、0歳児に最も多い虐待死の背景にもあるといわれている。
http://www.kizunamail.com/zenkoku
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企業情報
企業名 | 特定非営利活動法人きずなメール・プロジェクト |
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代表者名 | 大島由起雄 |
業種 | 医療・健康 |
コラム
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