株式会社コウェル、国際インターンシップ受け入れ開始～ GTIコンソーシアムに加盟しグローバル人材の育成を支援 ～

GTIは、日本と東南アジアに軸足を置き、産学官の連携強化を目的とした組織です。その活動は、国際プロジェクト実践教育（グローバルPBL）や国際共同研究等による産業現場の課題や各国の環境・防災等を含む社会課題への取り組み、教育の質の向上、人材の育成・供給、イノベーションの創出、産業競争力の強化等、多岐に渡ります。

コウェルは優秀な人材の採用と育成とを目指し、これまでハノイ国家大学や郵政電信工芸学院などベトナム現地の大学に対し、子会社である有限会社コウェル アジア（本社：ベトナム　ハノイ市 社長　Nguyen Cao Cuong／以下コウェル アジア）を通じて奨学金やPHP、JAVAその他の教育プログラム提供を行い、連携を進めてまいりました。急速な技術革新が進む社会において、イノベーションを創出する人材の育成には、教育機関と産業界との密接な連携が不可欠です。今春のGTI入会を契機に、コウェルはより一層グローバル人材の教育に注力してまいります。

その第一弾として、2017年8月1日から8月15日までの期間、芝浦工業大学に所属する日本人の学生2名をコウェル アジアで受け入れる国際インターンシップを実施いたしました。今回取り組んだテーマは、コウェルが社内システムとして運用しているタレントマネジメントシステムへのＡＩ(人工知能)機能実装です。2週間という限られた期間ではありましたが、このグローバルな環境でのビジネス体験をやり遂げた参加者の成長には著しいものがありました。

【GTIコンソーシアム事務局/芝浦工業大学国際部長　杉山修氏　コメント】

「このたびはGTIコンソーシアムの主旨にご賛同いただき、またベトナムでのインターンシップ実施を無事に終えられたこと、誠に嬉しく存じます。今後も貴社のグローバル人材教育に向けた活動に期待しております。」

【コウェル アジア　人材開発部Duong Minh Thinh 氏のコメント】

「今回国際インターンシップの受け入れのベトナム側での担当をさせていただきました。短期間で取り組むには遠大なテーマでしたが、今回参加いただいた学生は、難しい課題に直面したとき、チームで協力しテーマに取り組むなど、大変な努力をしていました。特に、日報、仕様書、成果物発表の資料などは高いクオリティでまとめられており、非常に感心しました。」

コウェルでは「人と世界と、育つ企業」のビジョンに基づき、人材教育を重視しております。今後は、第二弾、第三弾の国際インターンシップの実施や、コウェルが提携するベトナムの大学とGTIとの連携サポートを通じて、グローバル人材教育を推進してまいります。

■インターンシップの様子