【仕事の面白さは何でしょうか。】仕事の面白さを伝えるドラマを菊池建設（西東京市）が製作。就活生が聞きたいこと、それは「仕事の面白さ」なのかもしれない。

企業が就職活動を迎えた学生（就活生）にプレゼンしたいこと、就活生が企業に聞きたいこと。実はこの両者の想いには大きな溝があるのではないか。菊池建設株式会社（東京都西東京市）の菊池俊一社長は、企業側が伝えたいことと、就活生が聞きたいことのギャップが年々深まっているように感じる中で、新しい視点での「就活ドラマ」を製作しました。今までの「若手が活躍できるフィールドの存在」を積極的にアピールしていた採用活動から、「菊池建設の仕事の面白さは何か」という新しい命題をベースにした採用活動へ。大きく舵を切った今回のコンセプトで実施される２０１９年の就職活動の結果は、ひとつの試金石になると菊池社長は期待しています。

【プロジェクトの背景】

「若いうちから活躍できる」

「就活生に響くキーワードだと信じていたが、結果的に一方通行でしかなかったのかもしれない。」菊池建設が、採用活動におけるコンセプトを大きく変えようとしたきっかけは、前年度発表した就活ドラマの中でのワンシーンにあった「他社を辞退するだけの、御社の魅力とはなんでしょうか。」というフレーズに少なからずの学生が、より深く質問してきた経験が元になっているといいます。学生は実のところ、会社の魅力、仕事の魅力、つまりは「面白さ」こそ聞きたいことではないのか。そういった想いは、学生との面談を重ねるごとに強くなっていったようです。つまり、「今のままの採用活動ではお互いに無駄な時間を過ごしかねない。」その想いが本作品の根底に流れています。

【具体的な取り組み】

「菊池建設での仕事の面白さとは何か」

新たなコンセプトドラマを制作するにあたり、企画制作を担当した第２制作（株）（東京都新宿区）は、まず菊池建設社員への取材を開始。７箇所の建築施工現場に及ぶ現場所長並びに次席社員、設計部、施工計画課、人事、事務まで総勢４０名あまりに及ぶインタビューを行いました。その結果、ひとつの「面白さ」を見出すことができました。

【作品の内容】

「未来の笑顔のために、人の想いをカタチ（建物）にできる」

お客様との距離が近いこと。つまりお客様がどんな想いでその建物を建てようとしているのかが身近で分かること。建設業では何のために、誰のために建てるのかが時に霞みがちなこともある。建設業として構造上仕方が無い部分もあるが、菊池建設は常に「想い」に寄り添うことを大切にし、言われた通りのものを作るのではなく、時にぶつかりながらも「想いを超えた感動」をも提案する。社内外のチームに諭され、支えながら人の想いをカタチにしていく。建設会社社員として、社会人として初めて仕事の面白さを理解するまでを描いた青春ストーリー。

動画名称：【未来の笑顔のために】テッペンからの景色Ⅴ ～私の、初プレ。～

【出　　演】和田麻菜　加藤千尋　白石恭平　本藤彰　清水恵美　高岡大悟　菊栄会の皆様

【協　　力】株式会社アーステクニカル/入間空調株式会社/株式会社エクセルコーポレーション

株式会社MIC/オーエス環境株式会社/株式会社城西工業/東輝電設株式会社/株式会社橋本電工

菱中工業株式会社/有限会社福岡工務店/YKK AP株式会社

【技術協力】株式会社テックス/株式会社ショウビズクリエイション/株式会社東京オフラインセンター

有限会社グリフィス/株式会社プログレッソ

【C M協力】株式会社オムニバス・ジャパン

【特別協力】小山町フィルムコミッション/興和製作所/須走道の駅

【主題歌】「Smile of Future」（菊池建設株式会社オリジナルソング）

　　歌：山本メーコ

　　作詞：佐々木淳一

　　作曲：佐々木淳一

【スタッフ】演出・プロデューサー　立石賢司

撮影　戸羽正憲/照明　前田貢伺/録音　吉方淳二/効果・整音　國分玲

ヘアメイク　いたつ/撮影助手　神野誉晃/照明助手　新井淳也白石弘志

ヘアメイク助手　川端皐月横田早紀/制作応援　小林未来/車両　菊地信弘

建築技術監修　中島優介　本田ひかり　宮原武蔵

音楽　佐々木淳一

編集　廣島遥/プロダクションマネージャー　小林佐和子

【企画制作】第２制作株式会社（D２P　Inc.）（東京都新宿区）

【製　　作】菊池建設株式会社（東京都西東京市）

【展　望】

「仕事の面白さとはなにか」

「今、自分自身が携わっている仕事を見つめ直し、この問いかけにすぐに答えを出せた社員は、僕含めて一体何人いただろうか。」本作品を製作した菊池社長は、就職活動を迎えた学生に対する新しいプレゼンテーションの確立という目的だけでなく、社内的にも、社員一人ひとりが各々携わっている仕事を見つめ直すいい契機になったと感じています。さらに「面白さを積極的に見出せるようになったチームは、必然的に人も集まりやすくなるはず。採用難が続いている建設業界がもう一度輝きを取り戻せる契機になれば。」と業界全体へ波及していくことを期待しているようです。（なお、1月15日より、池袋駅スマイル・ステーションビジョンにてデジタルサイネージ動画を公開しています。）