クロアチア発!「別れの博物館」Museum of Broken Relationshipsが日本初上陸 !
株式会社カネコ・アンド・アソシエイツ・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:金子信義)は、クロアチアに実在する「別れ」がテーマの博物館、Museum of Broken Relationships「別れの博物館」あなたとわたしのお別れ展を、2018年3月31日(土)〜 4月14日(土)にアーツ千代田3331にて開催いたします。日本では初の開催となります。
「別れの博物館」あなたとわたしのお別れ展
Museum of Broken Relationships
愛する人との何らかの関係が終わりを迎えた時、その時間を思い出すようなアイテムとそれにまつわるお話を一般の方から募り展示する、博物館です。この博物館の創設者は4年間恋愛関係にあった元カップル。共に過ごした大事な時間を心の奥底に仕舞い込まず、「思い出の品物とお話」を展示してみてはどうだろう、と考え、2006年小さなコンテナからスタートしました。 “別れの経験を共有する”というコンセプトに、世界中から共感の輪が広がり、これまでに世界29ヶ国、45都市を巡回しています。
世界29カ国、45都市を巡回中
コンテナからスタートした「別れの博物館」は11年間で世界中を巡る博物館へと成長し続けています。これまでに29カ国、45都市を巡回し、来場客数は30万人を越えています。アジアでは2009年にフィリピン、シンガポール、2016年は韓国と台湾で開催。台湾は2015年、2016年と連続で開催されました。2018年は、日本(3/31-4/14)とノルウェー(3/1~8/31)での開催が決定しています。
「失恋博物館」から「別れの博物館」へ
2006年からスタートしたMuseum of Broken Relationshipsはこれまで、「失恋博物館」と訳されていました。創設者同士の“失恋”がきっかけだったのと、実際、恋愛にまつわる“恋の遺品”が多く集まったからです。しかし、年月を重ねていくうちに恋愛以外の“別れ”の品物も多く寄贈されるようになりました。クロアチアは1991年から1995年、旧ユーゴスラビアからの独立に伴い内戦地でした。そうした背景から、世界中から戦争で離れ離れになった人たちからも多く届くなりました。文化や地域、そして社会と離れてしまった人たち、友人・家族と別れてしまった人たちなどからも品物が届くようになったのです。日本開催にあたり、この博物館は「失恋」はもちろん、より多くの別れを受け入れる博物館であるという事から、「別れの博物館」として開催することとなりました。
日本のみなさまへ
Museum of Broken Relationships「別れの博物館」の日本開催が実現の運びとなり、日本のみなさまにお届けできる機会を得たことを非常に嬉しく思っています。日本のみなさまをはじめ、世界中から集められた「思い出の品物とお話」、そして、その背景にある人生の喜びや悲しみと様々な別れの物語を、この4月に、日本で奏でることに大きな意義を感じています。別れの経験を共有することで、人は慰められ、癒され、また人間同士の真の交友を得ることができると私たちは信じてやみません。
Museum of Broken Relationships
Olinka Vištica オリンカ・ヴラシュティツァ
Drazen Grubišic ドラジェン・グルビシッチ
すべての展示品は一般の方からの寄付された「品物とお話」
ここに展示されているものは、有名なアート作品でもなければ、歴史的価値のある絵画でもありません。
毎日の生活の中で何気なく使っていたもの、記念日に贈られたもの、愛する人が残していったものなど、人が生きてきた時間の痕跡、そのものです。そしてその人生の中に確かに存在した「別れ」を展示します。
そしてそれは、すべて一般の方々から募り、元カップルであった創設者2名が選定をし、展示されます。
(展示の一例)
二つの小さな置物(ダブリン、アイルランド)
この二つの小さな置物は私の二人の子供を象徴しています。今では二人とも30代なので、この置物にも住処を与えてあげたいと思いました。 1980年、私はイギリスで傷心の日々を送っていました。夫の激しい感情の起伏に耐えられなくなっていたのです。長女が巻き添えをくらうようになり、私はただ子供たちの安全を考えることに必死でした。私たちは冬の寒い夜、彼には何も知らせず家を飛び出し、アイルランドに向かう船に乗り込みました。着の身着のままで出てきました。皮肉なことに長女はひどく動揺していました。彼女にとって「パパを置いていく」ことは耐え難いことだったのです。何年かして、新しい生活にも慣れた頃、その時の可愛い娘たちの姿を記憶に留めておくためにこの小さな置物を買いました。長女は父親に手紙を書くのが好きで、次女は手編みのものを送りました。土台の裏を見てください。「冬をあたたかく過ごせますように」 「お父さんは私たちのことを忘れない」と書いてあります。彼の気性の荒さは変わっていませんが、娘たちは父親と連絡を取り合っています。 このような機会を与えてくださりありがとうございます。
「別れ」にまつわる品物を募集しています
今回の日本開催にあたり「別れ」にまつわる品物を2月15日(木)まで募集しております。
応募はこちら専用ホームページから可能です。
「別れの博物館」http://brokenships.jp/
*HP内、中段部分に黒いボタン「こちらから応募ください」をクリック
→ Tokyo, Japanを選択(英語と日本語での説明がありますので、必要事項をご記入ください)
ケネス・ハドソン・アワード受賞
「革新的で人々に愛され、社会における美術館としての役割の枠を超え、社会論議を呼んだプロジェクト、または個人」に贈られるドイツの 「ケネス・ハドソン・アワード 2011」を受賞しました。
「優れた美術館の根本的な条件である“地域の活性化”をもたらした。注目すべきは、人間関係のもろさを映し出すだけではなく、各個人の物語を政治的、文化的背景を含む問題意識へと反映させた点である。訪れる人々の背景にある異文化や、社会的な問題、アイデンティティーへの関心を尊重している。そのうえで、個人的であるはずの感情を「別れの博物館」という形で癒すたのである。(受賞の言葉より一部抜粋)
日本開催の会場は廃校となった旧練成中学校「アーツ千代田 3331」
展示会場は千代田区の旧練成中学校の校舎を再利用したアートセンター「アーツ千代田 3331」のメインギ
ャラリー。アートギャラリー、オフィス、カフェなどが入居し、文化的活動の新しい拠点として利用されてい
ます。大切な人との関係が終わりを迎えた際に、残された品物とその背景の物語を共に展示する「別れの博物
館」にぴったりのギャラリーです。
【概要】
■名称:「別れの博物館」あなたとわたしのお別れ展
■会期: 2018 年3 月31 日(土)〜 4 月14 日(土)
■会場: アーツ千代田3331 メインギャラリー(東京都千代田区外神田6 丁目11-14)
■入場料: 一般1,300 円/大学生1,000 円/中高生500 円/小学生以下無料
■主催: 株式会社 カネコ・アンド・アソシエイツ・ジャパン
■協力: クロアチア共和国大使館
■URL: http://www.brokenships.jp(日本開催専用サイト)
■URL: http://www.brokenships.com(クロアチア オリジナルサイト)
■Facebook:https://www.facebook.com/brokenshipsJAPAN
【株式会社 カネコ・アンド・アソシエイツ・ジャパンについて】
■商号: 株式会社 カネコ・アンド・アソシエイツ・ジャパン
■代表者: 金子信義
■所在地: 東京都港区六本木6-15-1 六本木ヒルズけやき坂テラス6F
■事業内容 : エグゼクティブ層 人材戦略コンサルティング
■URL: https://www.kanekoassociates.com
【本リリースに関するお問い合わせ先】
■MoBR Japan 実行委員会(株式会社 カネコ・アンド・アソシエイツ・ジャパン内)
担当:笠井・親盛
E-mail:mobr@kanekoassociates.com
ログインするとメディアの方限定で公開されている
お問い合わせ先や情報がご覧いただけます
添付画像・資料
添付画像をまとめてダウンロード
企業情報
企業名 | 株式会社 カネコ・アンド・アソシエイツ・ジャパン |
---|---|
代表者名 | 金子信義 |
業種 | ビジネス・人事サービス |