サクソフォンを使った公開の防音テストを2月7日に実施。室内で楽器を思い切り楽しみたい人向けに、自社開発の「特許防音工法」の防音を確認
防音壁内に吸音板を入れて、効率の良い防音を実現しました。アパートの室内に防音室を設置することで、楽器を演奏したい方が心ゆくまで楽しめるようにしました。このことで音楽家を志望する方を支援します。また、この優れた工法を広めるための代理店を募っています。
便利で清潔な賃貸アパートを提供することで社会に貢献する杉原土地有限会社(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:杉原正治)は2月7日(水)、自社開発の特許工法を用いた防音室でサクソフォンを使った公開の防音テストを兵庫県尼崎市で行います。通常、防音壁の防音性は低音側(共鳴透過)と高音側(コインシデンス効果)双方で効果の落ち込みを生じますが、弊社の特許防音工法では防音壁内に吸音板を入れることで、その落ち込みが少ないのが特長。室内で大きな音で演奏できるため思い切り楽器を練習したい人に向いており、それを実際に公開の場で確かめてもらうためのテストです。
▼ 防音室の施工方法および防音材構成ユニット|杉原土地有限会社:http://cwaweb.bai.ne.jp/~asukaru/bouon-room-sounlent.html
■防音テストは尼崎市で14時開始、見学・取材は事前に連絡を
弊社が開発した特許防音工法(特願2017-125927号)を用いた防音室での公開テストは、兵庫県尼崎市東園田町9丁目45番地の2コーポ藻川C67で14時開始です。見学、取材を希望される方は事前に弊社まで、ご連絡ください。
▼フリーダイヤル:0120-621079
▼メール:sugihara-toti@hcc6.bai.ne.jp
高い防音効果をもたらすためには、重い防音壁を何層も重ねるのが基本です。しかし、部屋のスペースを考えると実現は困難です。そこで、最小の厚みで最大の効果を得るためにさまざまな工夫をしました。
1.既存の部屋の中に防音室を設置
2.防音室は大壁造りで内外二枚張りとする
3.内側の骨組みは千鳥間柱でつくる
4.千鳥間柱の下地に、外側のみ防音材を張ったユニットをつくる
5.ユニットを並べて壁・天井を構成
6.大壁の中に吸音板を入れる
7.内側にも防音材を張る
8.窓・ドアも同様に大壁の内・外を別々に処理
二重壁間の距離はできるだけ多く取ると効果が増しますが、部屋の面積との兼ね合いも考慮しなければなりません。そこで、低音側の透過現象である共鳴透過の理論的な共鳴透過周波数を調べました。両面に石こうボード12mm1枚を張った壁の場合、壁の距離を離すほど共鳴透過周波数は低くなりますが、10cmを超えるとあまり変化がなくなります。そのため、二重壁間距離は10.5cmとしました。
このように特許防音工法でつくった部屋では、大きな音で演奏をすることが可能です。楽器を練習したい人が心ゆくまで楽しむことができます。
■アコースティックギターが開発のきっかけ、チューバでさらに勉強
防音室をつくるきっかけとなったのは、賃貸したアパートにアコースティックギターを弾く住人の方がいたことです。夜中にギターを練習するため、簡単な防音ブースをつくり部屋に設置したところ、大変、喜ばれました。
その後、チューバ奏者が入居。チューバは低音で大きな音が出るのが特徴です。そのことで防音について深く勉強することになり、以下のことを知りました。
1.人間の聞く能力は、ヴェーバー-フェヒナーの法則に従い、対数に比例
2.防音には吸音と遮音がある
3.遮音性能は質量則があり、遮音性は質量と周波数に比例する
4.質量則に従わない遮音性を悪くする要素として低音域に共鳴透過がある
5.同様に高音域にはコインシデンス効果がある
1.の理由から二重壁が必要であることがわかりました。二重にしないと、質量則ではある程度重くなっても防音性がそれほど大きくなりません。
壁を二重にする場合、効率を良くするために千鳥間柱工法で大壁をつくります。大壁内に吸音板を入れることで、4.5.を解消することができました。これらを実際に作成して特許を申請したのです。
今後については、防音性能をさらに正確に確認するため、日本建築総合試験所で性能試験を行います。
これからもさらなる防音効果を実現し、思いきり使える防音室完備の部屋を増やして貸すことで音楽家志望の方を応援していきます。また、この優れた工法を広めるための代理店も募っています。なお、弊社は貸室・貸家を提供するもので、施工はいたしません。
【杉原土地有限会社について】
本社:〒661-0971 兵庫県尼崎市瓦宮2-18-15
代表者:代表取締役 杉原正治
設立:1987年2月
電話番号:06-6491-6339
URL:http://cwaweb.bai.ne.jp/~asukaru/
事業内容:不動産賃貸
【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:杉原土地有限会社
担当者名:杉原正治
TEL:06-6491-6339
Email:sugihara-toti@hcc6.bai.ne.jp
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企業情報
企業名 | 杉原土地有限会社 |
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代表者名 | 杉原 正治 |
業種 | 不動産 |