世界が評価するデザインオフィス「nendo」がデザインした海洋堂フィギュアが登場。 手に取れば、nendo・佐藤オオキになれる！？「アイデアの素.」リリース

■nendo佐藤オオキプロデュース「アイデアの素.」

2018年1月19日、銀座にグランドオープンした資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」などを手掛けた佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendo。年間400を超えるプロジェクト全ての質を高く仕上げられる理由の1つは「アイデア」の質の高さ。代表の佐藤オオキ氏は著書の中でもアイデアの発想法について多く触れています。今回、仕事の質をあげるnendo佐藤オオキ氏が実践するアイデア発想のコツをカプセルフィギュア「アイデアの素.」として海洋堂がリリースします。

 

 

私たちの日常に見え隠れするたくさんの小さな「!」。それらをそっとすくい上げ、わかりやすいカタチにすることで、日常をもっと豊かに、楽しくするのがnendoの仕事です。プロダクト、企業のブランディングから公共建築物など、nendoの仕事は多岐に渡り、そのプロジェクト数は年間400件を超えています。1プロジェクトあたり平均して5つの案を考えるとすると、毎年2000以上のアイデアを発想しているのです。そんな「たくさんのアイデアの出し方」のコツを形にしたのが、このフィギュア。アイデアは絞り出すものではなく、課題を目の当たりにしたその瞬間に、自然と「みつかる」もの。そのコツは、普段から頭を「アイデアをみつけやすいモード」にしておくこと。このモードさえ身に付けておけば、誰でも簡単にアイデアが見付けられます。その「モード」に入る手助けをしてくれるキーワードを、カプセルトイという形にしました。目に付く場所に飾っておくことで、より多くの人たちにとって「ひらめきやすい」状態が維持されるのでは?と考えて作ったのが、この「アイデアの素.」。日々の発想力を手助けしてくれるサプリのようなものです。

 

デザインオフィスnendo代表/チーフデザイナー

佐藤オオキ

 

 

 

佐藤オオキ氏によって表現された発想を導くスケッチをモチーフにnendoが３DCGを作成。このデータを元に海洋堂でフィギュア化にあわせて形状を調整し、原型として仕上げました。

 

 

 

 

 

フィギュアを手にとっていろんな方向から眺めると、フィギュアとそのタイトルにこめられたアイデアの素を気づかせてくれます。

 

 

 

■ジャパンカルチャーを造形作品にし続ける海洋堂がコラボ

アニメやサブカルチャー、芸術領域の作品をはじめ森羅万象を造形作品（フィギュア）にする「海洋堂」がnendoとフィギュアデザインをコラボしようと思ったのは、そのアイデア発想法や仕事の姿勢に共感したからです。海洋堂の造形技術を生かし、気軽に買えて自宅やオフィスに気軽に置けるカプセルフィギュアにしました。

http://kaiyodo.co.jp/

 

 

 

■フィギュアの祭典·ワンフェスで披露、そしてミラノへ

nendoがデザインしたカプセルフィギュア「アイデアの素.」は2月に開催されるフィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル」で初披露。また、2018年4月にイタリアで開催される「ミラノサローネ」（http://www.milanosalone.jp）のnendo個展会場にて現地のみで先行販売します。

 

イベント名/開催場所

「ワンダーフェスティバル2018[冬]」／幕張メッセ1~8ホール

開催日時

2018年2月18日(日) 10時-17時

URL　http://wf.kaiyodo.net/