2017年第4四半期ならびに通期の業績報告

4半期連続で増収となり、スマートグラスの売上高は前年比168%増、全体の売上も前年比160%増収となりました。

エンタープライズとコンシューマー向けにスマートグラス、AR(拡張現実感)、VR(バーチャルリアリティ)技術のリーディングサプライヤーであるVuzix Corporation (ビュージックス コーポレーション、Nasdaq: VUZI、東京支店長:藤井 慶一郎)は、 2017年12月31日締めの第4四半期及び通期の業績を発表しました。

 

■2017年、近況のハイライト

•2017年は4半期連続で増収を達成し、2016年第2四半期より7期連続で増収となっています。

•スマートグラスの売上高は2016年度と比較して168%増加しており、顧客による本格運用や350を超える検証が行われています。

•Amazon Alexa対応のVuzix Bladeは、CESとMWCにて数千もの業界ならびにメディアに向けてデモンストレーションされました。これらのイベントではCNET、TechRadar、Rolling Stone、Tom’s Guide などのメディアからBest of Awards”を受賞するなど、数多くの主要メディアから非常にいい評価を受けました。

•ウェーブガイド コンポーネントの売上は既存3つのティア1 OEMプロジェクト開発契約の活動の増加による結果、前年比220%増収となりました。 

•CES 2018より弊社はウェーブガイド光学とその関連技術の評価に関連した10の新たな契約を締結いたしました。これには多くの主要なティア1家電製品OEMが含まれています。

•東芝クライアントソリューション株式会社の関連会社(以下、TCS)との3年間の契約に基づいて弊社が開発したWindowsベースのスマートグラスについて、2018年第1四半期に110万ドルの初回注文を受けました。この供給契約では、この特定の商品をTCSが独占販売する条件として最初の12ヶ月間に最低500万ドルの保証を規定しています。  

•顧客によるM300スマートグラスの検証数は2017年第4四半期から40%増加し、約500件になりました。 

•2017年には2つの普通株式発行により財務基盤を強固にし、新たな自己資本で合計1950万ドル増加させました。さらに弊社は2017年12月31日現在、全ての長期借入金は清算済であり、未払いの債務証券は残っていない状態です。

•さらに2018年1月29日に締め切った普通株式の発行により約2,800万ドルの資本増強で弊社の運転資金基盤は強固になりました。我々の想定手元資金は2017年12月31日時点で約4,300万ドルでした。

事業の見通し

2018年には、弊社の新しいAR関連商品の紹介だけでなく、M300スマートグラスの大規模なテンタープライズ展開などで、2018年に大幅な売上髙拡大を見込むためいくつかの案件にフォーカスしています。 

 

■2018年の春にはいくつかの新しい商品の出荷を開始する予定です。まず最初はTCS向けのWindowsベースのスマートグラスです。弊社は2017年2月に東芝クライアントソリューション株式会社と開発契約を締結し、M300スマートグラスの派生品であるTCS向けにカスタマイズしたWindowsベースのUSBタイプCのスマートグラスを開発いたしました。弊社は最近、弊社がTCSと締結した3年間の供給契約に基づいて、デバイスの量産を開始しました。

 

2つめの新商品はウェーブガイドベースのスマートグラス商品であるVuzix Bladeです。Vuzix BladeはスタイリッシュなメガネのフォームファクターでAlexaを搭載した特徴をもつ、私たちの最初のARスマートグラスです。一般消費者市場ならびに法人市場の両方において、極めて高いポジティブな関心を持たれています。M3000スマートグラスは次世代のウェーブガイドベースのスマートグラスであり、M300スマートグラスの設計とエレクトロニクスを大いに活用し、その結果、2018年秋以降に量産する計画があります。弊社は内部のニーズと外部のOEM顧客のニーズを満たすために、ウェーブガイドの開発を継続し、2018年に量産開始への取り組みを強化しています。 

 

弊社はまた、ウェーブガイドならびにディスプレイエンジン側での新しい戦略的パートナーシップの形成にも注力しています。一般消費者向けについては、弊社が多く抱える契約の中からいくつかの一般消費者向けエレクトロニクスOEMパートナーを選択し、私たちの株主への価値を最大化する戦略的関係を構築することに焦点を当て、ウェーブガイド光学ならびに関連技術のロードマップを最大限に補完することを計画しています。

 

■2017年第4四半期業績結果

•2017年12月31日締めの第4四半期の総収入は前年同時期が60万ドルに対して、160万ドルでした。第4四半期の売上高は、スマートグラスの4半期売上高が前年同期比168%増の120万ドルになり、また同様に進行中のOEMプロジェクト開発契約に関連した活動が増加したことで、4半期毎のウェーブガイドコンポーネントの売上が増加しました。   

•研究開発費は、主にBladeスマートグラスの開発のために、2017年第4四半期は前年より増加しました。

•2017年12月31日締めの第4四半期の販売費及び一般管理費は、前年同時期と比べて増加しました。これは主にCOO、会計、内部IR担当者を雇用したことに関連するものです。

•2017年の第4四半期の純損失は前年同時期が630万ドルに対して、590万ドルでした。

2017年通期業績結果:

•2017年12月31日締めの1年間の総収入は、前年が210万ドルに対して、550万ドルで160%の増加でした。通期の売上高の増加は、2016年に開発中であったM300スマートグラスと2017年に東芝クライアントソリューション株式会社向けにカスタマイズされたスマートグラスに関連した開発作業による609%増のエンジニアリングサービスによるものです。既存のOEM顧客の契約による開発活動の増加により、2017年のウェーブガイドコンポーネントの売上げは220%増加しました。 

•2017年12月31日締めの1年間の売上高からの総損失は前年が120万ドルに対して、70万ドルでした。全体的な改善は、主に、商品構成のマージン増加と売上増加が比較的固定される製造およびその他の費用を吸収した結果です。 

•2017年12月31日締めの1年間の全研究開発費は前年が690万ドルに対して、670万ドルでした。この減少は、主に、東芝クライアントソリューション株式会社向けのエンジニアリングサービスプロジェクトに関連するエンジニアリングサービスの売上原価に対する内部の給与費用の再分類と2016年と比較したM300スマートグラスの開発費の減少となります。 

•2017年12月31日締めの1年間の販売及びマーケティング費用は前年が340万ドルに対して、370万ドルでした。これは主に、M300スマートグラスを本格展開に関連する費用の増加によるものです。

•2017年12月31日締めの1年間の販売費及び一般管理費は前年が510万ドルに対して、610万ドルでした。全体的な増加は、主に、新規人材の採用に関連した人員の増員による給与ならびに関連する報酬費用の増加であり、IR及び株主とのコミュニケーション費用は40万ドル削減しました。 

•2017年12月31日締めの1年間の純損失は未払優先株式配当の引当後、前年が2090万ドル、1株当たり1.23ドルに対して、2103ドル、1株当たり1.02ドルでした。

 

以下の表は、弊社の2017年ならびに2016年12月31日締めの四半期ならびに通期の業績のデータの要約を数千ドル単位表記で比較したものです。

 

 

■カンファレンスコール情報

 

日付: 2018年3月19日月曜日

時間: 午前8:30 (アメリカ東部標準時間)

ダイヤルイン番号(アメリカ・カナダから): 877-709-8150 

ダイヤルイン番号(その他の国から): 201-689-8354

このカンファレンスコールには、Vuzixの最高経営責任者(CEO)兼社長のPaul Traversと最高財務責任者(CFO)のGrant Russellが参加し、事業および財務ハイライトについて話し合う予定です。

カンファレンスコールに参加するには、予定されている時間の5〜10分前に上記の電話番号にかけてください。 もしくは下記のリンクをクリックして、即時アクセスすることも可能です。

このリンクは、会議通話の開始の約15分前に利用可能になります。

https://hd.choruscall.com/InComm/?callme=true&passcode=13668266&h=true&info=company&r=true&B=6

 

リプレイは、2018年3月19日10:30(アメリカ東部標準時間)頃から30日間利用できます。 リプレイにアクセスするには、米国またはカナダからは877-660-6853に、その他の国からは201-612-7415にダイヤルしてください。 会議ID#は13677547です。

 

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Vuzix Corporationについて

 

VUZIXはコンシューマー、コマーシャルおよびエンターテインメント市場における、ビデオアイウェアとスマートグラス製品の大手サプライヤーです。

同社の製品はポータブルで高品質な視覚体験をユーザーに提供するパーソナルディスプレイ機器や仮想現実や拡張現実用のソリューションを提供ウェアラブルコンピューティング機器があります。

防衛産業における次世代のディスプレイ・ソリューションの研究開発から始まったVUZIXは、ビデオアイウェアの分野で66件の特許と43件特許申請中であり、多くの知的財産を所持しています。

同社は、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーの「Innovation Award」を2005年から2018年までさまざまなワイヤレステクノロジ関連のアワードを受賞しています。

1997年創立のVUZIXは、米国NASDAQ市場に上場する企業(Nasdaq: VUZI)であり、ロチェスター(ニューヨーク州)、オックスフォード(英国)および東京(日本)に拠点を置いています。

製品名および会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。

 



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企業情報

企業名 ビュージックスジャパン株式会社
代表者名 藤井 慶一郎
業種 その他製造業

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